働きやすい環境構築
【主な担当】 ・NC旋盤機械の点検 ・加工部品の寸法管理(加工精度 0.001mm) ・加工部品の洗浄、検査 ・部品を加工する為の刃具を交換 【課題】 ①測定台や機械周りに、工具台車や検査済み部品が積載されている台車が乱列し、作業を行う際に接触し、怪我をしてしまう恐れがある。 ②検査行き部品の仮置き場が機械数分設置してある為、作業スペースが狭くなっている。 ③機内清掃時、機械を1つずつ解除している為、作業時間が増加し、他作業に影響が出る。 ④勤務時間の異なる班とで、作業方法が違い、業務を引き継ぐ際にトラブルになる。 【目標達成戦略として以下を実施】 <①に対する戦略> 1.台車や測定台の配置変更を含めた工場内全体のレイアウトを見直し提案 <②に対する戦略> 1.検査する際に使用する機械の色分けを実施 2.機械数分のストアを用意するのでは無く、各々色付きのクリップを検査行き部品に取り付け、検査する 際にどの機械であるのかを明示し、検査行きストアの数を減らす。 <③に対する戦略> 1.機内清掃時、解除する機械を3つに増やし、解除する回数を減らし、作業時間短縮を図る。 2.元のルール上では機械解除は1つであったため、機械解除を3つにする新たな取り組みに対して、 品質を担保するために、部品を生産した機械に対して、傷などの有無を確認する仕組みを追加した。 <④に対する戦略> 1.お互いの班が意見を出し合い、ルールを設定し作業方法の統一化を図る。 【功績】 ・作業環境を調整した事により、怪我を負う事無く、快適に作業を行う事が出来た。 ・通常30分の機内清掃作業を15分で行う事が出来た。 ・お互いが設定したルールに準じ作業する事で、意識を高め合い生産性の向上に繋がった。 【学んだ点】 生産性の向上を図る問題解決を実施することで、品質や安全を考慮しながら、作業を円滑進める仕組みを提案することができました。 私の強みでもある「問題解決力」が活かされたので、エンジニアとしても顧客、ユーザーの本質的な問題を定義し、解決していきます。