プロフィール
R.T
2012年3月慶応義塾大学 環境情報学部卒。新卒で大手ネット銀行に入社し、自社の広告企画やブランド戦略に5年間携わったのち、人事部で4年間採用戦略から人事評価制度の企画までを行う。2021年ZUUに入社し、現在はHCカンパニー(人事部門)で新卒・中途採用における企画・運用業務を推進中。
「もっと頑張らなきゃいけない」自分と周りを比べたとき、強い危機感を覚えた
ーR.Tさんのこれまでのキャリアについて教えてください
私は新卒でネット銀行に就職しました。昔から大きな舞台で自分の働きでインパクトを残したいという夢があって、金融機関なら関われる市場も大きいし面白そう、自分の夢も叶えられそうだと思ったんです。入社後は5年間、個人事業部でキャンペーンや広告企画、ブランド戦略のプロジェクトを担当した後に人事部に異動し、社員採用の企画運用、そして社内表彰制度などの人事企画も行いました。特に、人事部に異動するきっかけになった自社のブランディングに関する仕事は、経営視点を持って仕事を進めていったのですごく面白かったです。
ー順調そうにキャリアを歩んでいたように見えますが、なぜ転職を決意したのでしょうか?
前職では様々な経験ができたのですが、自分が求めていた「マーケットへのインパクト」を考えると、思い描いてたものとは違っていて。たしかにネット銀行が行っている業務は人々の生活の利便性を高めるものだと思うのですが、「人の人生を豊かにする」までの力はないのではと疑問を持ち始めたんです。また、その時期にちょうど、もっと経営を理解したうえで業務に臨みたいと思い大学院に通い始めたのですが、そこで意識の高い仲間にたくさん出会い、自分の中で危機感が芽生えはじめました。「私も、もっと頑張らなきゃいけない。自分の夢のために、もっと社会的なインパクトを生み出せる仕事に向き合いたい!」と。「このまま安定した環境で働いていても成長はできない」「もっと任される裁量が大きいところで自分を高めたい」。そう思い次のステージに挑戦することを決め、転職活動を始めました。
「今しかない」そう思って飛び込んだメリハリのある環境
ーそこで、ZUUを選んだ理由は?
まず、ZUUの第一印象で「事業の先見性がある」と思いました。ZUUでは「金融 × IT」という分野で個人と企業の両方に対してアプローチをしていて、その点は、他の企業にないZUUの強みだと思いました。具体的にいうと、個人に対しては月間400万人が利用する国内最大級の金融経済メディア「ZUU online」を通して幅広い層のユーザーに向けて情報発信を行い、企業に対しては創業5年で東証マザーズ市場に上場を果たしたノウハウを活かして、経営・ファイナンスの面でコンサルティングを行っています。こうした事業を知り、会社としてより大きなインパクトを残せると思いZUUに入社することにしました。
また、これまでの経験を活かして、組織が成長するための仕組みづくりに関わりたいと考えていました。設立10年未満で急成長フェーズにあるZUUは、まさにこれから組織が大きくなっていくタイミングで、ここでなら私も主体者となって人事企画に携われるのではないかと思い、ZUUで挑戦することにしました。
ー成長フェーズの企業だと仕事量も多く、プライベートとの両立が難しいという一面もあると思うのですが、そこに対する不安はなかったのでしょうか。
正直ありました。私は結婚をしているので家庭に迷惑をかけないか心配でしたし、大学院にも通っているのできちんと仕事とプライベートを両立させられるか心配でした。しかしそれ以上に、自分の夢を実現したいという想いが強かったんです。飛び込むなら今しかない。そう思って入社を決意しました。
ー実際、入社してみてどうですか。
まず、ZUUの残業を良しとしない企業文化には驚きました。「時間をかけて解決する」という労働集約的な働き方には再現性がなく、課題を本質的に解決していることにはならない。だからこそ、いかに短い時間で成果を上げるか?ということにこだわっているのがZUUの働き方です。おかげで仕事と大学院や家庭の時間を両立するメリハリのある生活ができています。
ーベンチャー企業=長時間残業というイメージを持たれてる方も多いと思いますが、短い時間で成果を上げることにこだわるのはZUUらしいですね。他に前職からZUUに入社されて驚いたことはありますか?
若手社員の視座の高さに驚きました。特に、入社二年目で新卒採用の人事をやっている方が既に経営の目線に立って働いているような発言をしていたのが印象的でした。
私が入社7年目くらいでやっと気づけたことに、鬼速PDCAの考え方が定着している彼らはもう気づいている。年下なのに素直に尊敬の気持ちを持てましたし、少し嫉妬もしちゃいました。(笑)
ーその鬼速PDCAの文化とは具体的にどういうことですか?
鬼速PDCAとは、簡潔に言うと常に目標から逆算して最適なアプローチを模索し続ける考え方です。社員みんなが現場の数字だけでなく、それがいかに会社の経営にインパクトを与えるかというところまでを常に考えているんです。
だからこそ、2年目の社員でも経営者の目線で物事を考えることが習慣化されているんだと思っています。
ー鬼速PDCAの文化が活きていると感じたことはありますか?
この考え方が日々の業務に活きていると感じるタイミングは、他者と関わる会議の時ですね。
前職では週に一回の会議で「これやりました。」と案件進捗を報告して会議が終わっていました。
私の前職に限らず、そういった会議をする会社は多いと思います。
しかし、ZUUでは年次に関係なく社員みんなが、現状から課題を見つけてその解決案としての仮説を持ち、ネクストアクションを考えた上で会議を実行するため、報告だけで終わってしまう会議ではなく有意義なディスカッションの場になるんです。上司も頭がキレる人しかいないので、その仮説に対して、クリティカルなフィードバックをくれます。
ー会議がただの報告の場ではなく、ディスカッションして解決策を生み出す機会となっていることが事業の成長速度に貢献しているのですね。
しかも、ZUUではこういった会議を週に2〜3回の頻度で行うことにより、メンバー同士の気づきや学びが相互にレバレッジを掛け合っていくので、社員がものすごい速度で成長できているのは当たり前ですよね。
ー中途で入社したR.Tさんからみて、新卒でZUUに入社することに対してはどう思いますか?
まず言えるのが、この環境で働くことは決して楽ではないということです。ただ、この環境を社会人のスタート地点として、自分のスタンダードにできることに大きな価値があるんじゃないかなと思います。
このZUUの鬼速PDCAの文化の中で過ごしていると、とても凝縮された時間を過ごしているなと感じます。一人一人が当事者意識を持ち、より良いサービスを提供するためのサイクルをものすごいスピードで回し続けている。とはいえ上場企業で組織・財務基盤もしっかりしているので、その中でこんな挑戦ができるのは非常に恵まれた環境だと思います。社会人のスタート地点から、その時間を視座が高い仲間と共有しながら、会社の大きな歯車としてミッションを達成していくことは、長い人生においてすごくプラスの経験になるのではないでしょうか。
ー最後に一言よろしくお願いします。
インタビューをしていただきありがとうございました。
社会人の先輩として、ファーストキャリアを選ぶ上でのアドバイスをすると、「〜したい」と「できる」が重なっているところが自分が最も輝ける場所だと思います。「〜したい」だけに偏った判断をしてしまうと、道に迷ってしまいます。そのためにも失敗を恐れず、沢山のチャレンジや経験を積んで、自分の価値観とスキルを築いていってください。
私自身としては周りの仲間に刺激を受けながら、刺激を与える側にもなり、ZUUに入社した時に掲げていた目標(「会社として市場に対して大きなインパクトを残す」)のために、今の仕事の常識に囚われず日常に疑問符を打ち新しい発見を見つけることで、さらなる高みを目指し続けます!
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