なにをやっているのか
走出趣株式会社は、本社を北京に置く留学生支援、海外HR紹介事業の2つをメインにしています。
元々は中国語圏から来る留学生のVISAや生活支援事業からスタートしました。
社長の楊は台湾の出身ですが、実は前職は日本で人材紹介の別の会社で働いていました。
その時から感じていたことですが、日本で学びたい、働きたいと思っている外国人は、外国人というだけで大きな制約を受けることがまだあります。
そんな背景から2018年6月に日本で働きたい外国人を専門とするHR紹介事業をスタートさせました。
現在私たちが行っているHR事業は主に3つです。
1、高度人材
高度人材とは専門的な技術・知識を持つ外国人労働者のことで、日本のVISA取得上優遇措置を受けることができます。日本ではなかなか集まらない職種でも人口15憶人近い中国語圏から紹介します。
2、留学生アルバイトの紹介
日本語学校や日本の大学に通う留学生のアルバイトを紹介する事業です。
日本語学校・学部な種類を問わず留学生の役7割がアルバイトをしており、生活支援事業の一環でもあります。
3、日本の大学を卒業した留学生の紹介
国内の各大学と連携し、日本の大学を卒業予定の外国人を紹介する事業です。
日本の大学を卒業する留学生の多くが学部入学前に日本語学校へ通いますが、私たちは語学学校から大学、大学から就職先のどちらの仲介も行っているためより包括的なサービスが提供できます。
なぜやるのか
「就職するって人生における一大イベント。それに寄り添えるなんてなんて楽しい仕事だろう。」
『人生意気に感ず』という言葉を知っていますか?
訳は、「人は相手の気持ちや気概に触れて感激し心が動けば、利害など考えずに動き出す。
」
これは中国唐の学者の言葉ですが、現代に生きる私たちにも当てはまることがあるんじゃないでしょうか。
就職の企業選びはもちろん条件や職種も大事ですが、その会社の社長や社員の人柄、職場の環境などその会社を詳しく知ると意外と「この会社で働きたい!」と思えることもあります。
ただ、そうやって十分に会社のことを知る機会が少ないのが外国人労働者です。
採用担当である私自身、上海の大学にいながら就職活動をしました。
やはり就職活動において国外国内の情報格差は乗り越えがたい部分がありました。
そんな中、人材会社の方の紹介で就職先を決められ、同じような境遇の外国人労働者の方にも支援を提供したい、そんな思いで働いています。
どうやっているのか
人生意気に感ず、という言葉は詩からの抜粋で、実は続きがあります。
『人生意気に感ず、功名誰かまた論ぜん』
―出会った人の意気に感じ入り、手柄を立てて名をあげることなどは眼中にない。
実は名声よりも心意気や気持ちを大事にしろという男のロマン溢れる詩なのです。
『みんなが楽しく働いていれば、倒産しなければそれでいい』
これは私たちの社長、楊の言葉です。
まさか本当に利益が増えてうれしくないはずはありません。
頑張った社員が報われるような報酬体系で、実力主義な一面もあります。
しかしそれでも社長は、売り上げや数字を追うばかりではなく、社員が楽しく働いてくれること、成長していけることを目指しています。