ユアマイスター株式会社に入る前
大学では運動会ラグビー部に所属していました。足は遅かったので、別のところでチームに貢献できるスポーツを探してラグビーに出会いました。
ポジションはプロップ。
スクラムの支柱として、前からも後ろからも押され続けるポジションなので、若干背骨が縮んだ気がします(笑)
未経験で入ったラグビー部で、やめそうになったときも同期に助けられ踏みとどまった過去がありましたが、個人で何かに挑戦するよりも、チームで何かに挑戦することの方が何倍も楽しいと感じれたきっかけになったと思います。
とにかくきつい環境に身を置きたくて、就活では世間で大変と言われる企業をひたすら受験していました。その中の一つ、楽天株式会社に2010年に入社。
プログラミング経験はほとんどなかったものの、ものづくりができるようになりたい、技術を理解して将来社会人としての可能性を広げたいという思いから、開発職で配属を希望しました。結果的に楽天カードのDU(Development Unit:システム部)に配属が決まり、会員用サイトや決済を伴うバックエンドの開発に従事しました。
楽天カードでは、様々な領域のスペシャリストが集まっていて、本当に毎日が勉強の連続でした。今思っても素敵な環境だったなと思います。
開発だけではなく、サービス運用をやったり、データベースの構築・運用をやったり、本当にいろんな経験をさせてもらいました。
楽天での最後の2年は、エンジニア職から事業担当者へコンバートし、新規事業立ち上げ部署に異動しました。そこでは、プロジェクトの管理や、プロダクトマネージメントを主に担当し(とはいえ、人が少ないので、運用も電話もなんでもしました。チラシ配りもw)事業の立ち上げ時期の大変さや、大事な考え方を事業長に考えさせてもらえる機会をもらえたのが今の財産だと思います。
現在
現在は開発の責任者として、今後のプロダクトのあり方から開発計画、人員のアサインメントをさせてもらっています。
企画をするときには、ステップに応じてお客様がどのような感じ方をするか、何を求めているのかを考えながら、フリーハンドでホワイトボードで書いたものを使って議論することが多いです。
特にデザイン領域についてはまだまだ知識が足りないため、デザイナーやWebディレクターの力を借りながら議論を進めて行きます。
もともとエンジニアでの経験が多かったため、あらかじめ実装をするときのことを想定しながら、最短距離を進めるよう要件をコントロールするのが得意です。
ただし、エンジニアの頭だけで考えてしまうと、どうしても技術的に面白そうなもの、挑戦的なものに意識が向いてしまうので、しっかり「なぜその機能が必要なのか」「お客様が求めているものは何か」ということを自分自身で戒めながら、進めていくことを意識しています。
ユアマイスター株式会社について
弊社ではプロジェクトの優先度や納期はかなりドラスティックに変わって行きます。
朝「よしこれやろう!・・・で、何時に出せる?」なんて会話をよくします。
開発をしたことがある人なら、結構あるあるだと思うのですが、大きな組織で開発しようと思ったら数週間〜数ヶ月かかることを、日単位(ひどい時は時間単位)でスケジュールを立てることなんてほとんどないと思いますが、うちではスピード狂のエンジニアが揃ってるおかげで日常茶飯事です。
僕の仕事は、できるだけそのスピードを重視した開発の邪魔なものを取り除くこと、そして、品質を限りなくいい状態に保ってリリースまで伴走することを考えながら仕事をしています。
開発チーム以外のメンバーも、ゴールとなるリリース日から逆引きして、洗い出したタスクでマイルストーンを置いたり、しっかりと最短距離を進む意識が備わってきているので、「またゴールで会おう」という形でそれぞれの仕事に集中することができるように役割分担しています。
もちろんたまにシステムに不具合が発生することもありますが、検知から修正リリースまでのリードタイムにおいても、スピード感を持って対応できる基礎体力ができているので、だいぶ迅速に対応できていると思います。
今後どういうことをしていきたいか
2017年6月頃からアクセス数も増え、旧来の友人からも「全く意識せずにネットサーフィンしてたら、星さんの会社のサイトだったよ」なんて声も聞かせてもらえるほど、少しずつではありますが認知が広がってきていると思います。
弊社の経営理念である
人々の大事なものがより大切にされる社会へ導く
ことを実現するため、僕は技術的なサポートやお客様に価値のあるシステムを届けることで貢献していきます。
少しずつ少しずつサイトを使ってくれる輪が広がり、何か少しでもいいので、お客様や出店企業様の生活が大切に時間を使ってもらえるような存在になれたらやりがいを感じれると思います。