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確定申告の青色申告と白色申告について

こんにちは。株式会社Yotsunagiです。今回は、青色申告と白色申告について説明します。
個人事業主やフリーランスの方々にとって重要な話題ですので、ぜひチェックしてみてください。


目次:
・確定申告とは
・青色申告とは
・白色申告とは
・青色申告と白色申告の比較
・まとめ


確定申告とは

確定申告は、年間の所得や収入、支出等を国に報告し、必要な税金を計算して納めるための
手続きのことを指します。この申告方法には主に二つのタイプ、青色申告と白色申告があります。

【申告書用紙】
※国税庁のサイトへ飛びます。


青色申告とは

青色申告は、経理や帳簿をしっかりとつけ、その結果に基づいて税金を納めるという方式です。
自己の収支をきちんと把握し、その上で必要な税金を計算します。青色申告を選択すると、
控除額が大きくなりますし、欠損金の繰越控除などの特典があります。しかしその分、
経理の手間が増えますので、こちらを選ぶ場合はしっかりとした経理の体制を整える必要があります。


白色申告とは

白色申告は、青色申告とは逆に、経理や帳簿をあまり細かくつけずに税金を納める方法です。
白色申告を選ぶと、経理の手間は軽減されますが、その分控除額が少なくなり、青色申告の
ような特典も享受できません。


青色申告と白色申告の比較

例えば、青色申告では特別控除というものがあり、最大65万円を所得から差し引くことができます。
これは白色申告では享受できません。

No.2072 青色申告特別控
※国税庁のサイトへ飛びます。

また、青色申告者は、赤字が出た年と黒字が出た年の所得を通算して税金を計算する
ことや、赤字を繰越して次年以降に控除する欠損金の繰越が可能です。
これも白色申告ではできません。

青色申告のメリットとデメリット

<メリット>
1. 大幅な控除: 上記の通り、青色申告特別控除があるため、税金の節約が可能です。
2. 欠損金繰越: 赤字の年があっても、将来的に税金の節約ができます。(3年間)
3. 経費計上: 必要経費は全て計上可能で、30万未満の固定資産であれば全額経費にできます。

<デメリット>
1. 経理の手間: 経理をしっかりと行う必要があります。そのため、時間や手間、
      場合によっては経理の外注費用が発生します。
2. 事前の申請: 青色申告は、事前に税務署への申請が必要です。


白色申告のメリットとデメリット

<メリット>
1. 経理の手間が少ない: 記帳の必要がないため、経理の手間やコストがかかりません。
2. 事前の申請不要: 白色申告は、事前に税務署への申請が不要です。

<デメリット>
1. 控除額が少ない:  青色申告特別控除が適用されません。
2. 赤字の繰り越しが出来ない: 赤字と黒字で相殺できないので余分に税金を納めることになります。


まとめ

個人事業主やフリーランスとして収入を得ているなら、どちらの方法を選ぶべきかは一考の価値が
あります。青色申告を選べば税金の節約が可能ですが、そのためにはしっかりとした経理の体制が
必要です。一方、白色申告を選べば経理の手間は少なくなりますが、税金の節約は難しくなります。

税金は誰しもが払わなければならない義務ですが、どうせ払うなら、自分にとって最も効率的な方法を
選びたいものですよね。そのためには、自身のビジネスを理解し、税金についての知識を深めることが
必要です。

なお、Yotsunagiでフリーランスとして働く場合、上記の手続きは提携している税理士が無料で代行します。気になる方は企業ページの募集からその旨を記載し、ご連絡いただければと思います!

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