1
/
5

なにをやっているのか

私たちは「旅づくりの形が変われば、見る日本も変わる。」 という信念をもとに、訪日客と地方をつなぎべく事業を展開しています。 ★訪日関連の情報メディア「日本巡旅」の開発運営 みんなそれぞれ専門分野や興味関心があります。 ゆえにほかの人の知らないストーリー(知識)や情報を知っていたり、 日頃アンテナをはっていたりします。 それらが旅の「きっかけ」になることもありえます。 私たちは人々にその「きっかけ」をシェアし、 旅づくりにおけるスポット選びのヒントになってもらい、 いわゆる「観光地」だけでなく、 日本の津々浦々まで足を運んでいただければと考えています。 ●考え方 従来の海外個人観光客向けの情報発信サイトを見ると、 往々にして地名を「検索の入口」にしているのがわかります。 行きたい場所が事前に決まっていれば、 その周辺のスポットやホテル、レストランなどを調べるにはうってつけです。 しかし最近中華圏をはじめとする訪日リピーター層が増えてきました。 欧米の観光客と違い、彼らは滞在時間が短く、一回あたりの消費額も高くありません。 ただ何度も日本に訪れるゆえに、 彼らは有名な観光地だけでは物足りなくなり、 自分の興味関心と関係のある場所を自ら調べ、 たとえ地方の奥地でも足を運ぶようになりました。 私たちはまさに彼らのような訪日リピーター層を読者にしており、 一人ひとりの興味関心にあったストーリーをお届けすることで旅のスポット探しに協力したいと考えております。 例えば、日本のファッションが好きな方であれば、 布や染料の産地、有名デザインナーのふるさと、テクスチャーの模様や柄の由来と深くかかわる場所などにも訪れる可能性を帯びています。 単なる観光情報を発信するのではなく、 その地に根付く物語、人々を引きつけるような要素こそお届けできれば、 日本の津々浦々まで海外の方々に認知していただけるでしょう。 ★訪日FIT向けツアープランニングサポートサービスの提供 AIによるレコメンド機能やGISシステムを用いり、訪日観光客が旅程づくりの主体になるようなサポートツールを目標としています。 ●考え方 旅づくりは楽しいことでありながら煩雑な作業を伴う過程でもあります。 そのポイントは「取捨選択」につきるような気がします。 日程の調整から、行先、交通手段、ホテルの選択が旅の質に直結しているだけに、 じっくり考える時間を惜しまない人が数多くいます。 そして、入念に調べた結果、旅のコンテンツとなる発見ができたり、 独自の事情にあったルートを見つけたりして、味わう喜びと達成感は絶大です。 ただ一方で、より良い判断をするためには大量な情報が必要です。 情報の溢れる時代だからこそ「取捨選択」が少し大変になってしまい、 まして旅行に関しては時刻表という客観的な存在がさらにその難しさを増しています。 いかにして旅づくりの楽しさを残しつつも旅人の「選択」をサポートできるのか、 それは私たちが常に考えていることです。 この思いを胸に、進化を絶えないサービスを世に出したいと考えております。

なぜやるのか

「今度の旅どこにいこうかなー」と躊躇する若い世代の訪日リピーターたち。 純粋にその悩みを解消してあげたいと思うことが今の事業の始まりでした。 他人の意見に左右されず自分の個性を貫く現代の多くの若者たちは、 旅においてもよりパーソナライズされたものを追求してきました。 団体旅行からの脱却はまさにその象徴的な時代の流れの一つで、 多くの人はだんだんと自ら収集した情報に価値を置くようになりました。 しかし、情報の提供側としての旅行業界はあまり変わっていないように思えます。 よく訪日客の各種国別データに類似性があるとして彼らの好みを推測できるといいます。 ただ、個人の嗜好までみんな似ているとは考えづらく、 逆に彼らの情報収集の手段、あるいは情報の発信手段が似ているからではないかと、 私たちは考えています。 その結果、例え興味関心が違っても同じルートに流されてしまいます。 そうならないためには、何か新しい手法を考えなければなりません。 私たちは旅行業界を変革する一心でその課題に挑みます。 旅づくりのカタチが変われば、 きっと今まで見たことのない日本に巡り会えます。

どうやっているのか

ビジョン 「観光」のサキを目指そう! とてつもない巨大なマーケティング力で世界で数々の「観光地」が出来上がっています。 日本にも、いまや知名度の高い「観光地」に大量の国内外消費者が押し寄せてきています。 しかし、こうして作り上げられた「観光需要」は持続可能なものではなく、 いずれ泡のように破滅すると私たちは考えています。 旅の「カタチ」は一人ひとりの個性と深く関わり、極めて柔軟なはずです。 知名度にとらわれず、自分自身の状況にあわせ旅先を選択する人は増える一方です。 その地に根ざしている独自の文化、自然、歴史などのソフト面こそ これから旅人を引きつける新たな「需要」になるのではないでしょうか。 人々が伝統的な「観光地」から遠ざかり、新たなトレンドを見せている今、 新しい時代の「観光客」を「地域の一時的な住人」と呼ぶ動きがすでに広がっています。 住民のように支障なく滞在できるような整備を行ったり、 行きやすいように交通網を構築したりするハード面の整備はもちろん、 従来のマーケティングと一線を画すような発信の仕方と、 滞在先での体験をより豊かにするためのサービスも必要不可欠です。 私たちは次の時代を迎えべく、その基盤となるものを作ろうとしています。 「観光」のサキを私たちと一緒に夢を描きませんか。