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黒子と雑談001(前半)本当に早く、創発ディスカッションとかを無料にしたいのよ。でも、まだ今できないのが心苦しいなあ。

書く習慣がついてきてわかったこと

と:予定入れすぎて疲れちゃってさぁ、1日2件が限度だなぁ、と思って。

― 3件やったら疲れるね。

と:結構疲れるよね? 2件目はただ講演を聴いてきただけなんだけど、いやーオンラインでずっとやってるから、人がいっぱいいると緊張しちゃって。(笑)

― 人見知り過ぎ!(笑)

と:あとなんか、自由に動いちゃいけないっていうことが、こんなにもストレスになっているとは……。

― だいぶ人の道から外れだした。(笑)

と:完全にヤバイんだと思って、これ。(笑) 今日どうしようね。編集学校*の成果かどうかわからないんだけど、書く習慣が少しついてきた。1日1個お題を解いていたら、書き方・編集にもいろいろあって、企画の編集術とか、文章を書くみたいなのとか。まだ全く使いこなせてないんだけど。(笑)

*編集学校:イシス編集学校のこと。松岡正剛氏の主宰するオンラインの「編集術」スクール。

http://es.isis.ne.jp/

と:俺、小説なんて読んだことないからさぁ、みんなが当たり前のように使っている言葉とか本がまったくわかんなくて。マンガとガンダムとビジネスで全て攻めた。(笑)

― ビジネス系の人いないの?

と:ビジネスの人もいるんだけど、全部マーケティングとか事業開発に置き換えてなんとか。(笑) とりあえず1日1個ずつ自分で書いてみようかなと思っていて……。

― 1日1個ずつ書いてみる、とは?

と:自分の振り返りを書いてみようと思って。自力で、文字を。そうすると毎日1個1個、一人雑談の記事はできていくので。

― うん。

と:いつもいつも長い文章を書かなくていい、ということがわかったので、それならいけるかもしれないな、という感じかな。

― 文章を書こうって思ったのはなぜなの?

と:なんか結局さぁ、俺一人でできることがスゴイ少なくて。(笑) あと自分の場合は目に見えない系の仕事が多いからね。

― 成果物がないって言ってたね。

と:そうそう、成果物とか納品物がないから、価値の訴求がメチャクチャ難しくて。

― 納品物のある雑談にするということ?

と:そうそう。別にコピーライターが本職じゃなくてもいいんだけどね。お客さんから「何が残るんですか?」って言われた時に、例えば「ライターさんと一緒に話をしたら、こういうリアルタイム議事録が残りますよ」とか「編集した文章が残りますよ」っていう提案はできる。だけど、ライターさんの長い文章とか見ると、俺は無理だなって思うんだよね。原文がバーってあって、そこから丹念に拾ってキャッチコピーとかを作るでしょ? あれが多分無理なんだと思う。数が多いから。

- (笑)

と:編集学校の人にも言われたんだけど、「とーますさんは、三振王だ」って。やっぱり三振かホームランのどっちかだと長文の編集って困るじゃん、三振があったら。(笑)

- そうだね。

と:むしろ、ヒット、ヒット、ヒット、ホームランみたいなのが、ベストだよね。だから、長文をまとめるのはアレだけど、一発かます!みたいなのはできるかもしれんなっていう感じで。それだったらと思って、今書いているんだよね。

― 長文ではなく、コピー的な文ということだね。

と:言葉を組み合わせて文章を作ることを苦手だと感じたことはないけど、それが長文になると、体力を出し尽くしてしまうっていうことと、自分の特性上長く続かないっていうことがよくわかった。コンテンツのライティングとか、長いインタビューの編集とかは。心が折れるやろうなっていう感じはしました。まぁ、とりあえず続くかわかんないけど、飽きるまで書いてみようかなみたいな感じ。

どんどんフィルタリングされて、いい人が多くなってくる

- 最近、周りにはどんな感じの人が多いの?

と:ちょっとずつクリエイターさんとか、ライターさんとかは増えてきたって感じかな? そんなに新規の出会いはないよ。(笑)

- 既存の出会い。(笑)

と:既存の出会いから、必要に応じて紹介されていくかな。なんか太く長くみたいな感じ。紹介されて「話しやすいな、この人」って思えば、仲良くなるし。そうやって、どんどんどんどん関わる人がフィルタリングされていくから、残る人にはいい人が多くなっていくよね。

- ぶっちゃけなところ。儲かっているの?

と:解約がないっていうのと、メチャクチャ売上が高いわけではないけど、黒字ではある。だけど、ビルッジがどうなるかがわからない。(笑)

- (笑)

と:ビルッジを収益化しないと、手放さないといけなくなるかもしれん。

- それはいかんね。

と:僕の個人事業はまだわかんないね。解約はされていないんだけど、これから金額が上がっていくのがどうかが全く読めない。お客さんにいい支援やサポートができていれば、自然と売上も上がってくる。そこら辺のレベニューシェアがうまく回り始めると、ビルッジへの投資も回収できるし、追加投資もできるって感じはするね、うん。その辺のせめぎあいのタイミングかなぁ。

- 管理人Mくんは……。

と:Mくんはバー*に付きっきりになってるからねぇ。ビルッジも内装的に完成してきた感があるから、「これからどうしよう?」みたいなところがあって。進化させなきゃいけないんだけど、いまいち核となる人材が不在。(笑)

- Mくんも、また育てるところを見つけちゃったしね。

*バー:名古屋市中区栄の「Bar unon」のこと。2017年12月オープン。

https://www.facebook.com/Bar.unon/

と:そう。ビルッジは、残しておけるような採算だったら残しておけば、仕事は捗るので普通に定期的に行きたいな。リトリート*みたいな感じかな、僕にとっては。

*リトリート:

隠居。避難。また、隠居所。隠れ家。避難所。仕事や家庭などの日常生活を離れ、自分だけの時間や人間関係に浸る場所などを指す。

コトバンクより

と:今度は、一宮でオンライン秘書サービスを開業した女性がビルッジを借りたいって来てるんだよね。

- 家でやるんじゃなくて?

と:本当は家でやりたいらしいんだけど、考えるスペースが欲しいって言ってて。

- あー!

と:そういうニーズはあるんだなと思って、午後を全部使ってもらってもらおうかなと思ってる。

出ていける岐阜、出る先がない宮崎

と:特定少数をどう集めるか、みたいな感じなんだよね。宮崎はコミュニティもでき上がってるからいいんだけど。岐阜は、結局名古屋へ出てっちゃうしさ。いやぁ、今のところまだ出会わないね。

- コア的な人に出会わないってこと? まぁ岐阜だもんねって言えばそれまでなんだけど、何でなのかな?

と:それだけの魅力ある場所ではない、というのもあるかもしれないけどなー。でも、あんな場所を自由にできるなら結構俺は使うけどねぇ。あと、岐阜には平日の日中ヒマな人がそんなにいないってのが大きいと思う。

- それはそうだ。

と:宮崎は、出る先がないからみんな来るんだよ。福岡へ行くにも電車だと5時間かかるし。飛行機だったら1時間くらいで着くけど。鹿児島も、4時間くらいかかるかな? 仕事も少ないし、週30時間働いても、手取り7万くらいだから、まぁ起業した方がいいよね。それこそオンライン秘書じゃないけど、「週に1日対応するから1万円ください」って言った方がいい。それ7社やったら……、それでいいんじゃないの?

編集が入ってないと、わかる人にしか伝わらない

と:なんかね、早く……。

- 働かずに……。

と:(笑) 働きたくない。

- (笑)

と:本当に早く、雑談とかディスカッションとかを無料にしたいのよ。でも、今無料にできないのがちょっと心苦しいなあ。

- この前の雑談で、割といい気付きというか、ふむふむって思うことがあったよ。

と:それは書き方の話?

- いやいや、内容の話。

と:なんかあれ、読み返してみると結構いい話してるよね。(笑)

- うん。

と:キャリア迷い男子に読ませたら、喜んでいたよ。

- キャリア迷い男子って?。

と:スタートアップ系に行ったんだけど、「なんかちょっと違ったかも」みたいな人っているじゃないですか。そういう子の1人に見せたら、「とーますさんの言っていることが、ようやくわかりました」って言ってた。そういう子と、チャットしたり雑談したりするんだけどさぁ、結局編集が入ってないから、わかる人にしかわからないんだよね。(笑)

- 編集が入ってないと……。

と:「何を言っているかわからないけど、なんかスゴイように思えてきた!」みたいな感じだとかわいそうだなと思ったから、ちゃんと編集をするのは大事。

人の心に潜って書ける(描ける)ライター

と:もちろん、誰に書いてもらい、編集してもらうかっていうのがあって……。宮崎にドンピシャな人がいるんですよ。なんていうか、人の凸も凹も含めたことを、ある程度潜ってインタビューして書ける。コンテンツの記事を書く人は結構いるんだけど、人の心に潜って書ける人っていうのは、あんまりいないので。だから、文章は結構いいですね。あと、マンガとかイラストも描ける。

- あ、それは強い。

と:そう、しかも僕との相性がいい!

- もともと宮崎の人?

と:もともとは東京。旦那が宮崎に移住して農家やるっていうので、いきなりプロポーズされて、それによくわからないままついてきた人。だからフットワークもまあ軽い。

- フットワーク大事だねぇ。

と:いや、だって俺なんかの相手してたら、辛いじゃん。もう、あっちゃこっちゃ話が行くしさ。そんなのクソ真面目に聞いていたら大変だよね。

(後編に続きます)

ヨハクヅクリプロジェクトでは一緒に働く仲間を募集しています

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