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なにをやっているのか

歯ブラシ・歯間ブラシ・ヘアーブラシは、これらだけでひとつの部門を形成するほど、ヤマトエスロンにとって重要な事業です。この部門には、創業以来築き上げてきた技術力が集結されています。現在でも日本市場のシェアを大きく占め、業界のトップメーカーであるという自負はありますが、ヤマトエスロンはここで歩みを止めるつもりはありません。新しい製品を発案しよう、さらなる技術を開発しようという意欲を持ち続けています。この向上心が、今の地位を支える要因だとも考えています。 ブラシ類は、高い品質と機能性を要求されるものです。厳しく評価される製品だと言い換えてもいいかもしれません。それに当社が自信を持っているのは、技術力はもちろんのこと、作業環境が衛生的であり、また、しっかりとした品質管理体制を敷いているからです。さらに、最新鋭の機械設備も取り入れています。こうした仕組みが電動歯ブラシなどの新製品を生み出し、順調な生産につながっているのです。 日々の暮らしに欠かせない包材を作る多層押出成形部門でも、ヤマトエスロンは秀でています。多様化するニーズに対応し、リサイクルや環境問題のことも考えたシートやフィルムの開発は、それ自体のみならず二次加工され、食品に化粧品、ITや医療関連、工業用途、ステーショナリー関連にまで幅広く活用されています。産業、そして生活を支える製品です。 ヤマトエスロンの技術は、真空・圧空成形にも一日の長があります。多層押出成形部門と連携を取っていることが強みです。たとえば、カレールーのトレイ。表面の保護シートとの気密性を高めることによってルーの品質維持に寄与しています。そのほかにも、レトルト可能な透明デザートカップなどの食品容器、化粧品容器、ブリスターカバー等、多種多様な製品をヤマトエスロンが生産しています。 化粧品容器には、射出成形部門も貢献します。プラスチック製造に熟練したヤマトエスロンは、この部門でも社会に役立っているのです。洗剤用スプーン、調味料などの容器やキャップは、どなたにも身近なものではないでしょうか。工業用部品としては、トナーカートリッジやシリコンウェハー、家電部品等があります。 特に、歯ブラシハンドルの生産では他社の追随を許さない実績を誇っています。

なぜやるのか

80年以上の歴史のあるヤマトエスロン。 取引先は、オーラルケア製品を取り扱うサンスター株式会社様やライオン株式会社様をはじめ、花王株式会社様、ハウス食品株式会社様、株式会社資生堂様など、多岐にわたります。ほかにも、小林製薬株式会社様、パナソニック株式会社様等々、 名前を挙げればきりがありません。当社はそれだけ多くの企業様に信頼されるに値する結果を積み重ねてきたのだと考えております。 ヤマトエスロンの目標は、オーラルケア製品の生産と開発に於いて世界一の企業となることです。また、これまでにないプラスチック製品を開発し、お客様に驚きと感動を感じてもらえるような企業を理想としています。

どうやっているのか

ヤマトエスロンは社員の育成に力を入れており、挑戦する姿勢を支持しています。失敗しても、周りがフォローする体制が整っているので、だれもが着実に成長できるのです。育児休暇や介護休暇などもきちんと設け、気持ちよく働ける環境を作っています。