こんにちは!
TEAM BLUEの広報 由井です。
今回は、前職の総務部から付き合いがある在宅医療PAのお二人にインタビューしました。
TEAM BLUEに転職した経緯、惹かれたポイント、実際に入職してみてどうだったか、今までの職場と違う点など、色々とお聞きしました。
気になる方は、ぜひ最後までお読みください!
■在宅医療PA(以下、PAと表記する)とは?
アメリカの国家資格「PA (Physician Assistant) 制度」を参考に、やまと診療所が独自に作り上げた職種です。コミュニケーションを通して患者さまやご家族の本音を汲み取り、「その人らしい生き方」を一緒に考え、他事業所と協力しながら在宅での生活を支える医療人です。
※写真撮影時のみ、マスクを外しております。
1.在宅医療PAを紹介した理由を教えてください。
たなか:おのさんの性格や価値観が在宅医療PAに合っていたからです。
PAが大切にしている仕事の一つに環境調整があります。
患者さんやご家族が望む生活を叶えられるよう、多事業所の方と協力して、おうちの設備を整えたり、必要な医療機器を導入したり、介護や看護サービスの手配などを行っています。
時折、出てくる難しい問題にあたった時は、私たちが一丸となって臨んで行く必要があります。
そのため、おのさんのようなどなたとでも親しみをもってお話ができ、気配りができる方であれば、他事業所の方も安心して連携できると思いました。前職でも、チームメンバーが同じ方向へ向かっていけるように他事業所のメンバーに常に声がけして、気を配っていた姿を覚えています。
そんな一面がPAに合っていると思い、声をかけたのがはじまりです。
2.在宅医療PAの魅力をどのように伝えましたか?
たなか:2つ、魅力を伝えました。
「誰かのため・やりがいを実感できる」
「無資格・未経験から医療に挑戦できる」
以前まで、僕たちは、エンタメ・ファイナンシャルなどをやっているベンチャー企業の総務部門に所属しており、共通のモヤモヤを感じていました。前職では、業務の目的は理解できても、それが誰のためになっているのかまでは明確でなく、直接、顧客の反応を見る機会がなかったのです。
しかし、PAは、患者さんやご家族のお話を直接聞いたり、環境調整をして、「あなたに話せて良かった」「お家に帰れて良かった」という言葉を、直接聞く機会が沢山あります。
誰のためかが明確で、その人に直接何かができるところが魅力だと感じています。
3.紹介を受けて、在宅医療PAのどこに惹かれましたか?
おの:一番は、未経験から新しい業界に挑戦できる点ですね!
今までの転職活動で感じていた壁は「経験があるかどうか」でしたから。
人とのコミュニケーションを大事にしている仕事と聞き、むしろ未経験だからこその視点や、これまで違う畑で培ったコミュニケーション能力が活かせると思ったのです。
PAという職に興味を持ち始めてから、色々な医療法人を見学して、TEAM BLUEの「医療人としての在り方」が、自分と一番合っているな、と思いました。
選考の際、診療に同行する機会があったのですが、先生とPAの診察している姿を見て「その人らしい生き方を最期まで支える」を重視し、患者様やご家族に踏み込んでいるように感じました。今までの仕事で「この仕事って本当に人の役に立っているのかな」と疑問に思っていたのもあり、「その人らしい生き方を最期まで支える」という仕事の意義が明確な部分に惹かれました。
4.「無資格・未経験から医療に挑戦する」に不安はありましたか?
おの:正直、不安しか無かったです(笑)
今までのキャリアを捨ててまで挑戦する事なのか、非常に悩みました。
ただ、たなかさんに相談したり、自分なりに調べていくうちに不安は希望へと変わりました。
たなか:TEAM BLUEは、先輩からのフォローが本当に手厚く、【PA道】という体系的なマニュアルが用意されています。成長段階によってどんな仕事が任せられるのか、また、その時点の給与までもが公開されていて、自分がどのように成長するか、がイメージできるようになっています。
おの:そういうマニュアルがあると、迷わずに動けて、安心して働けますね。
入職当初はまだ不安がありましたが、色々な方と関わる中で仕事が楽しくなりました。
人と関わるのが好きな方であれば、活躍出来る環境だと思います!
5.入職して大変だったことはありますか?
たなか:沢山ありました(笑)
一貫して大変なのが、【PA道】が進んでいくことでしょうか。
最初は診療車の運転を任されて、次に患者さんと積極的に関わりを持つ、その次は他事業者の方と連携をとってみる、とステップアップしていきます。できる業務が増える度に自信がつくのですが、「これ難しいな」「どうしたらいいんだろうな」と考える時間が増えましたね。
最初は自分の業務を気にすればいいのかもしれませんが、最終的には、患者さんが居てこその仕事になるので……、「相手はどう考えているんだろう」と考える必要があります。
【PA道】が進むにつれ、主語が自分から相手へ切り変わっていったな、と思いました。
おの:僕もたなかさんと同じことを考えていました。
ここで働いて痛感するのは、視野を広く持たなきゃいけないな、と。できる業務が増える度に、知識を増やす必要があって、仕事に際限がないな、という感覚があります。TEAM BLUEは、今までの仕事と比べても、それが圧倒的に多くて、広く深く考える必要がありますね。
6.お二人はTEAM BLUEになにを期待していますか?
おの:もっと仲間が増えればいいな、と思っています!
ただ人数が増えるのではなく、人に興味がある人、人が好きな人、人と関わる時間が大好きな人に来てほしいです。ここには、同じ目線に立って悩んでくれる方が沢山います。本音で相談できる人が多い、というのがここの特徴ですね。
また、成長したい人に来てほしいです!
例えば「成長できる環境!」と言えば、聞こえはいいのですが、そのほとんどは会社が主語の成長なので、会社のために人が成長する、といった意味合いを持っています。
ですが、TEAM BLUEでの成長は、個人が主語の成長です。
入職当時、色々な部署の先輩から声を掛けられ「ここは、その人が成長する為ならばいくら時間が掛かっても良いと思ってるし、一緒に考えてくれる人がいるよ」と言って下さって、とても温かい気持ちになりました。TEAM BLUEの輪がもっと広がると、嬉しいですね。
たなか:僕も、おのさんと同じく色々な方が入職されるのを楽しみにしています。
特にPAは、飲食経営者やホテルマン、医療事務、ペットショップの店員、大工、など、様々な経歴の方が居ます。
様々な経歴を持つ方々が集まって、色々なプロジェクトに挑戦しています。
最近だと【ワクチンプロジェクト】が発足し、どうしたらご自宅で過ごしている患者さんにワクチンが届けられるか、を皆で考えました。ワクチンを接種しに外出するのが困難な方、予約が取れない方の元に、多くのワクチンを届けました。
人が増えれば、その挑戦の数が増え、TEAM BLUE外に「イイコト」が広がっていくんじゃないかな、と期待しています。
7.最後に、TEAM BLUEの魅力をどうぞ!
たなか:「自分で考えられるようになる」ですかね。TEAM BLUEは、人にフォーカスして見てくれる場所です。人が良くて面倒見がいい。だからこそ、誰かのためを想いながら自分の考えを持てるし、成長できる、という点が一つの魅力かな、と思っています。
おの:「ここは色んな職種の方と、普通に机を並べて会話ができるのが魅力です。
最近、一緒の机に座ってお話しした薬剤師さんの言葉なのですが、まさにその通りだな、と。今までの会社だと、部内だけの会話で終わっていました。ですが、ここだと部署を越えて話すのが当たり前なんです。毎週火曜日の午前中は、先生や看護師、清掃員の方も、一旦業務を止めて、グループワークを行う時間を作っているぐらいです。
たなか:在宅医療ならではの「おうちで自分らしく過ごしてもらいたい」、「患者さんの想いを大切にしたい」という共通の想いがあるからこそ、部署を越えた会話が必要だと感じています。医療業界となると、人に話しかけにくいイメージがあるかもしれませんが、ここは話しかけやすい環境ができていますね。
おの:先生(医師)も凄く話しやすいですね!
また、先ほども話しましたが、人の成長に関して、深く付き合ってくれるメンバーが多いです。成長のスピードよりも、その人がどうすれば最良の結果が出せるのか、当事者のように考えてくれるメンバーが沢山いるので、ちょっとした悩みでも相談しやすいです。
分け隔てなく相手の立場になって、考えてくれる方が多いのがTBの魅力ですね。
まとめ
いかがでしたか。
在宅医療PAは「その人らしい生き方を最期まで支える」ために、患者さんを主語にして考え、環境調整や、同じく患者さんを支える他事業所の方と連携をとっています。
また、TEAM BLUEでは、個人の成長を応援する先輩が多く、様々な経歴・部署の方と協力して、患者さんの“らしさ”を支えています。
もっと成長したい!
誰かのために役に立ちたい!
未経験から医療業界に挑戦したい!
色々な部署の方とチームになりたい!
上記のような気持ちを持っている方は、ぜひTEAM BLUEにきてください!