なにをやっているのか
ヤマレコは登山が好きな人だけが集まる、山専用のコミュニティサイトです。日本最大級の情報量が掲載されており、日本国内の有名な山から地元の低山まで、多くの登山者が毎日登った記録を投稿されています。残雪状況や開花状況など、リアルタイムに今の山の情報がわかるため、多くの方がこれから登る山の情報収集に使われています。
また、登山の記録に加えて、登山計画書を作成する機能や、経験者に質問できる「質問箱」、山の知識を共有できる「ヤマノート」など、山のイベント情報を共有できる機能など、登山に関する多くの機能を提供し続けています。
「また山に行きたくなる」をコンセプトとして、多くの方が安全に楽しく登山を続けられるように、登山に関わる活動をITで支える取り組みを続けています。
なぜやるのか
登山は自然の中で行われ、天候の悪化や道の状況により危険にさらされるリスクをともなったスポーツです。安全に登山を楽しむ為には、事前にその危険を十分に知った上で、自身の登山の技術・知識レベルに合った適切な場所を選ぶことが必要になります。このため、日本全国の山についてできる限りリアルタイムに山の情報を集め、伝えることが重要になってきます。
さらに、楽しかった登山の思い出を共有することで、登山の良さを多くの方々に知っていただき、最終的には登山を趣味とする人口が増加し、健康的な生活を送れる人の数が増えると考えています。
また、会社としても安全登山の啓発に力を入れており、2014年12月に「チーム安全登山」という、登山計画書を作成・提出すると、山岳保険の給付範囲が広がることを特徴とする有料会員サービスを始めています。この活動の一環として2015年1月には長野県の山岳遭難防止の為に寄付しており、今後も活動を広げていきたいと考えています。
どうやっているのか
現在開発チームは社内2名とフリーランスのデザイナーの3名となっています。少人数で全ての対応を行っているため、利用者からの意見やフィードバックを迅速にシステムに反映させることができます。
また職場は2014年12月に北アルプスの玄関口、松本市に移転しています。近くには美ヶ原高原や鉢伏山など、気軽に行ける山もあります。例えば週末や空いている平日に登山を楽しみ、リフレッシュしながらWebサービスやアプリの開発を行える環境が整っています。