こんにちは、広報チームです。
今回は映像ディレクターとして活躍中の小林さんにインタビューをしてきました!
映像ディレクターといえば過酷な仕事のイメージもありますが、
小林さんは仕事と子育てを両立しながら、Enjinで働いています!
そんな彼女がEnjinを選んだ理由や今後のキャリアについてなどを聞いてみたいと思います。
▶︎ 小林 未知 Michi Kobayashi
映像ディレクター(中途入社)
*Profile*
【出身地】静岡県
【前 職】テレビディレクター
【現在の役割】映像ディレクター
【現在の業務内容】映像ディレクターとして、成長中の企業、またはクリニックなどの医療機関の経営者の方々の人生ドラマや会社のルーツを紐解き、映像作品を通じて、魅力を発信するお手伝いをしています。
Q.Enjinに入社するきっかけ、前職、そして、入社してからすぐの当時のことを教えてください。
A.私は、「ビートたけしのTVタックル」や「世界ふしぎ発見!」のADを経て、ディレクターになり、
以来、20年近く民放の報道番組やバラエティ、NHKのドキュメンタリーなど様々な番組に携わってきました。
ただ、テレビの世界では深夜労働や休日出勤をしなければならないことも多く、息子や家族と過ごす時間が、なかなか取れませんでした。。。
そんな時、転職エージェントからEnjinの映像ディレクター職のお話を頂き、働き方を自分自身で選択できることや、気兼ねなく有給も取得できるという環境が整っており、
新たなキャリアやライフスタイルを積んでいくことが出来るのではないかという思いから、Enjinへの転職を決めました。
前職では急に仕事が入ってくる環境が当たり前でしたが、
いまは一ヶ月前から取材や編集の日程が決まるので、私自身のスケジュールも組みやすく、ここ最近ではリモートワークも推奨されているので、息子や家族との時間も大切にしながら仕事に取り組めています。
Q.Enjinに入社して変化はありましたか?またご家族の反応はいかがですか?
A.経営者や医師など、専門的な知識を持った方に直接取材させて頂く機会が増えましたね。
働き方をうまく調整して働けるようになった一方で、そうした方々にきちんとした質問や問いかけが出来るよう、自分の知識を増やす為、本を読んだり、その業界のニュースを調べたりする時間が増えました。
実際にその業界や仕事に携わっているからこそわかる専門的な知識や見解を知ることができ、1人の人間として多くの学びを得られるようになったと感じていますし、
こうした知識は今後息子にも伝えられることもできると思い、私自身とても充実し、勉強になっています。
また、自宅で仕事をすることが増えたせいなのかもしれませんが、息子が私の仕事に興味を持ってくれるようになりました。
パソコンで編集作業をしていると「映像見せて!」と言ってくるんですよ。(笑)
そういうのを見ていると、息子に誇れるような映像を作っていきたいと思いますね。
Q.結婚や出産をすると仕事を辞めてしまう女性が多いイメージがありますが、仕事と家庭を両立する中で、苦労や葛藤などはありましたか?
A.もちろんありました。
でも、私はずっとやりたかった映像の仕事をしていて、さらに仕事が楽しかったので、全く辞めるつもりはありませんでした。
ただ私の場合、前職では同じ職場にディレクターで出産をしてからも続けている人がいなかったので、本当に復帰出来るのかは、正直とても不安でした。
幸い周りの人達の支援もあってこれまで仕事を続けて来ることができましたが、前の職場では、ディレクターという仕事の性質上、どうしても自分でやらなければならないことや取材相手の時間に左右されてしまうことが多くて、夕食を家族で一緒に食べられるのはは週にたった2〜3回だけでした。
いま思えば息子には寂しい思いをさせてしまうことも多かったと思います。
ですが夫とも相談しながら転職活動をはじめ、こうしてEnjinと出会い、自分の好きな仕事をしながら家族との時間を持てるようになり、私はご縁にとても恵まれていると感じています。
Enjinに入社してからはリモートワークで自宅にいる時間も増えたので、取材で不在にする日以外は毎日一緒にご飯を食べられるようになったり、息子が学校から帰ってくる時間に家に居てあげられることも増えました。
Q.小林さんにとって、仕事とは何ですか?
A.難しいですね。(笑)
でも、ただ単純に好きだから続けている、辞められない、実際それだけなんです。
私が、この仕事を始めた時に先輩から「ディレクターってある意味何も出来ない人なんだよ」って言われたことがあるんです。
「撮影はカメラマン、編集はエディター、スタジオのセットは大道具や小道具の係があって、それに比べるとディレクターは、その人たちに指示を出すだけで具体的には何も出来ない。だけど、その人達をまとめあげていくひとがいないと番組はできない。それがディレクターなんだよ」
って。
だから、見てくれる人に何を伝えていくのかを決めるのもディレクターの役割。その分、他の人たちよりも映像に対して負う責任も大きい一方でやりがいも大きいのです。
決まった時間の中で、何をどう伝えるのか、取材を受けてくれた方の想いが伝えられたと思う瞬間の感動は、本当にクセになります。
Enjinでは、編集もディレクターが担当するので、より明確に想いを伝えられると感じています。
そして私たちが映像を通して伝えた想いを、今後は息子や、社会を担っていく若者に伝わり、何かしらの感動や原動力になっていたらと思いながら、日々仕事をしています。
そんなところが辞められない理由であり、私の仕事、やりがいなんだと思います。
Q.最後に今後の仕事とプライベートの目標を聞かせてください!
A.仕事の面では、男性でも女性でも、もっと家庭と両立しながら働き続けられる環境を作っていきたいですね。
私が子供を産んだとき、前職にはロールモデルがおらず働き方も試行錯誤でした。
だから、子供が熱を出してしまった時のフォローを誰がするのかとか、時短をする場合はどの仕事をして何年後を目処に、全面的に仕事に復帰するのか、とか。
また、そういう環境は男性も働きやすいと思うんですよ。
今は、共働きが主流なので男性でも仕事を休んで子供の面倒を見なければならないことがありますよね。そんな時に、フォロー体制ができていれば安心して働けると思うのです。
だから、みんなが働きやすい環境を会社の仲間たちと協力して作っていけたらと考えています。
プライベートでは、息子の夢のお手伝いをしてあげたいと思っています。
息子は8歳なのですが、YouTuber になるのが、今の夢なんです。
もう少し大きくなって、自分で企画が考えられるようになったら、撮影の仕方とか編集の仕方とか、色々教えてあげられることは多いと思うんです。
将来的には、親子で一緒に映像を作れたら素敵だなと考えています。
【さいごに(インタビュアーから)】
小林さんありがとうございました!
私自身、現在PR事業部に所属をしており、他部署の働き方ややりがいをこのような機会を通じて知ることができ、また1人の女性としても大変勉強になる機会になりました!
今後も小林さんのディレクターとして、そしてお母さんとしてのご活躍を応援しております!
Enjinでは、戦略PRコンサルタント、クリエイティブ等、
様々な分野で仕事もライフスタイルも充実できるような環境が整っています。
フツウの仕事の一歩先へ、一緒に働いてみませんか?
お待ちしております!