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ノンデスク産業の変革にコミットし、社会貢献を実現する──未知なる景色を切り拓くX Mileの魅力とは?

X Mile(クロスマイル)で活躍するメンバーにスポットをあてる社員インタビューシリーズ。今回は大手外資コンサルティングファームを経て、X Mileの経営企画・新規事業・プロダクトを牽引する執行役員 伊藤のキャリアストーリーとともに、組織や仕事の魅力をお届けします。

◆略歴

大手自動車メーカー2社にて、SEとしてシステム開発運用、経営企画として海外市場向け計画策定・商品企画などを担当。大手外資系コンサルティングファームにて、経営計画検証・投資計画の高度化・脱炭素化支援等など、製造・建設・小売業界向けの経営コンサルティングを担当。大学院にてMBAを取得。X Mileに参画し、全社の経営企画・新規事業・プロダクトを管掌。

※本記事の内容は2025年4月公開時点のものです。


目次

  • 重厚長大産業の変革を目指し、メーカーからコンサルティングへ

  • 大胆な事業展開と迅速な意思決定がX Mileの成長を加速させる

  • 経済活動の基盤となる業界を支え、経済に貢献していく

  • ビジネスパーソンとしての総合力を上げ、組織とともに成長してほしい


重厚長大産業の変革を目指し、メーカーからコンサルティングへ

──伊藤さんは自動車メーカーのご出身だそうですね。どのようにキャリアをスタートしたのでしょうか?

大学卒業後、浜松にある自動車メーカーのシステムエンジニアとしてキャリアをスタートしました。主にインド、タイ、ハンガリーなどの海外工場向けの生産計画アプリケーション開発を担当。生産×ITの領域で経験を積んできました。

その後、同業界である自動車メーカーへ転職。北米営業部に配属され、主にカナダやアメリカの市場向けの商品企画を担当しました。現地法人やディーラーと連携し、販売計画や収益計画などを立案したり、日本の技術者と打ち合わせをしたり。車両の導入確定後には試乗会を開催するなど、製品導入から販売促進まで一貫した市場展開を行っていました。


──自動車業界で実績を積まれる中で、3社目はコンサルティングファームに転職されていますよね。何かきっかけがあったのでしょうか?

2社目の自動車メーカー在籍中に大学院でMBAを取得したことが、大きな転機になりました。それまでは製造業界のマーケティングや商品企画、生産系ITといった局所的な専門性に強みをもっていましたが、大学院では経営、ファイナンス、戦略人事など幅広い分野を学びます。その中で、より広い視野で経営全般に関わりたいという想いが強くなったのが転職理由の一つでした。

また、約6年半の自動車業界での経験を通じて、重厚長大産業における変革の難しさを感じていたのもありますね。内部からの変革には限界があり、外部からアプローチする必要性があると思ったんです。


──コンサルティングファームでは、どんなお仕事をされていたんですか?

大手自動車メーカーのデューデリジェンスと事業計画のレビュー案件から始まり、プラント、建設、小売、金融など幅広いセクターでのコンサルティングプロジェクトを担当していました。特定の業界知識にだけ特化するのではなく、コンサルタントとして汎用的なスキルを身につけ、多角的な視点でクライアントを支援したい。そんな想いを当時の上長に伝えてキャリア形成していきましたね。


大胆な事業展開と迅速な意思決定がX Mileの成長を加速させる

──伊藤さんは代表の野呂さんから語られるX Mileのミッションや戦略に共感して入社を決めたと聞いています。率直にX Mileや野呂さん自身に対してどのような印象を受けましたか?

それまで自動車メーカー勤務や大企業に対するコンサルティングをキャリアの軸にしてきた私にとって「こんなに若い人たちだけで会社が回せるのか」という、ある種のカルチャーショックがありました。当時、約80名規模の立ち上げ期の組織でありながら「ノンデスク産業の変革」という明確なビジョンを掲げ、必ずやり遂げるという自信に溢れていたんです。

コンサルティングファーム在籍中は、50〜60代の百戦錬磨のCXOたちと仕事をしてきました。当時まだ30歳にもなっていなかった野呂が、経験豊富な彼らと変わらない胆力や明確なビジョンをもっていることが衝撃的であると同時に「X Mileは必ず大きくなるだろう」と確信したんです。


──入社前からX Mileの可能性を確信できたんですね。入社後にあらためて感じている「X Mile成長の秘訣」はありますか?

ニッチな領域をしっかり尖らせてシェアを獲得していくという動きをするスタートアップ企業が多い中で、X Mileは早い段階から複数の新規事業やプロダクト機能を並行して展開しています。まずは定石通りに好調な事業に経営資源を集中したくなりますが、X Mileでは複数の新規事業を同時に成長させることで、全社の成長スピードを加速させているんです。

実際、X Mileは物流業界向けのHRサービスの提供から始めましたが、それ以降も建設・製造など、年に1〜2つのペースで主力となる新規事業を立ち上げて成長させてきました。直近は、収益化に時間がかかるとされている新規事業にも積極的に投資しています。将来性のあるサービスに早く投資して、早く売り上げをつくるというのも野呂の方針なんです。

このような大胆な事業展開と迅速な意思決定、そして将来の成長に対する的確な投資判断が「X Mile成長の秘訣」だと感じています。


経済活動の基盤となる業界を支え、経済に貢献していく

──幅広くX Mileに貢献している伊藤さんですが、入社直後はどのようなミッションをもっていたんですか?

SaaS事業の立ち上げフェーズに参画したこともあり、事業全体のマネジメントとカスタマーサクセス領域の確立が最初の主要ミッションでした。リリース間もないプロダクトの機能は十分とは言えません。X Mileの「ロジポケ」も例外ではなく、初期の頃は「将来的にこんなビジョンを実現します」という、いわゆるビジョンセリングで顧客を獲得していました。当然、当初は本来約束していた価値を提供できていない状態だったんです。

そこで、一都三県を中心に遠方まで足を運んで運送会社の現場を見たり、顧客へ要望をヒアリングしたりしながら、プロダクトの改善点や業務変革の可能性を探っていきました。ヒアリングしたフィードバックを開発側に共有し、サービス品質を上げることで営業が新規顧客を獲得できるようにする。そういった好循環を生み出すための地道な活動をしていましたね。


──現在は執行役員として、プロダクト戦略や新規事業推進、さらに経営企画も管掌していますよね。経営企画部門も伊藤さんが立ち上げたと聞きましたが、どのような経緯だったのでしょうか?

当初は部門を立てずに私と野呂の二人で経営企画業務を担当していました。しかし、会社規模の拡大と事業数の増加に伴い、徐々に経営管理の必要性が高まっていったんです。とくに投資の配分や各事業のKPI設定、数値管理などは従業員の増加にしたがってコントロールが難しくなっていきました。

そこで経営企画メンバーの採用も行い、経営側への適切なレポートラインの構築とさらなる組織拡大を見据えた事業計画策定と予算管理といった、組織の基盤づくりを行うことになったんです。

──X Mileにとって必要なことをどんどん推進しているんですね。伊藤さんにとっての仕事の原動力を教えてください。

もっとも大きな原動力となっているのは、社会貢献性ですね。X Mileでは、物流や建設など経済活動の基盤となる業界を支えるサービスを提供しています。業界全体を良くすることで、日本経済ひいては世界経済に貢献できることは大きなやりがいです。

また、X Mileには優秀で活気に溢れた若手メンバーが多く在籍しています。成長機会の提供やキャリア開発支援に力を入れることで、後進の育成に携われるのも私にとっては大きな魅力です。

私自身、新しいことに挑戦することが好きな人間でもあるので、X Mileの成長に合わせてこれまで見たことのない景色を見たいという気持ちで突き進んでいます。


ビジネスパーソンとしての総合力を上げ、組織とともに成長してほしい

──未知の景色を見ていくために、今後どのようなことに取り組んでいきますか?

会社の強さは、ミドルマネジメント層の厚さにかかってくると思っています。そのため、今後力を入れていきたいのが、メンバーの「総合力」の強化です。たとえば、営業部門のマネージャーであっても営業のスキルだけでなく、財務や組織人事などの知見を深めてもらう。そういった成長の機会を提供することで、ビジネスパーソンとしての総合力を上げてもらい、組織全体のレベルアップを図っていきたいと考えています。

具体的な施策として、昨年にはマネージャーによる1対1の育成プログラムである若手向けの選抜トレーニングセンターを立ち上げました。今後は部署間のナレッジシェアリングや外部研修の機会提供を通じて、さらなる成長を支援していく予定です。

また、私個人としては会社の継続的な成長への貢献を中長期的な目標に定めています。コンサルティングやITの経験を活かし、経営企画や財務面の分析の質を高めるとともに、お客様に対するコンサルティングサービスやプロダクトの価値向上にコミットしていきたいです。

その上で、HR事業、SaaS事業に続く、第三の柱となる新規事業を確立することも私のミッションだと考えています。

──最後に、X Mileへの入社を検討されているみなさんへ採用メッセージをお願いします!

X Mile最大の魅力は、やはりビジネスパーソンとしての成長における時間軸の短縮です。大手企業ではなかなか経験できないスピード感で、事業責任者ないしはそれに準ずるポジションを得ることも珍しくありません。

また、X Mileはまだまだスタートアップ。確立された仕組みがない中で、自ら試行錯誤してオペレーションを構築し、その結果を肌で感じられる環境は、事業家としてキャリア形成したい方にとって大きな魅力になると思います。

私たちが求めているのは、素直でチームに良い影響を与えられる方です。複数の事業を展開する中では、事業横断的な協力や情報共有は必要不可欠。ぜひご自身の経験や知見をチームに還元してほしいと考えています。

X Mileの社会貢献性の高さやノンデスク産業に貢献する事業そのもの、何かしら自分の中で腹落ちできるものを感じてもらえれば、困難にぶつかったときにも乗り越えられるはずです。私たちも「X Mileでこれを成し遂げたい」という想いを全力で後押ししていきますので、チャレンジ精神旺盛な方のご応募をお待ちしています。

お話しできることを楽しみにしています!

X Mileではさまざまなポジションで仲間を募集しています!ご興味をもっていただけた方は、ぜひ面談にお申し込みください。「今すぐの転職を考えていない」という方も大歓迎です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。



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