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なにをやっているのか

空き家探索ワークショップの風景
ワークショップの風景
空き家を改装し、新たな価値を加える『リノベーション』。それが広がり、街ごと賑わいを取り戻すのが『エリアリノベーション』です。 人口約5000人の町、北海道津別町で2017年度からスタートした「エリアリノベーションプロジェクト」。 市街地にある空き家たちを再生(自分たちでリノベーション)し、ゲストハウスや飲食店、コワーキングスペース等の新しい活動を作り出していきます。 このプロジェクトを通して、津別町に観光、移住等の新たな人の流れを作り出して、賑わう面白い街をつくっていきたいです。 2017年度は6回のワークショップを開催。津別町でやりたいこと、やったら面白いアイディアをたくさん出し、それをブラッシュアップしていきました。 そして、2018年2月に事業企画コンペを開催。コンペで選ばれた2人は現在、ゲストハウスとコワーキングスペースを立ち上げるべく奮闘しています!

なぜやるのか

地元のアーティスト大西重成さんが作成した街の空き家がたくさんリノベされて笑顔になっていくことをイメージしたロゴマーク
津別町は人口約5000人の町です。 人口減少、少子高齢化は深刻であり、町としての機能を保ち豊かな生活が出来る環境であり続けるためには、早急な対策が必要です。 また、市街地付近は空き家が増え続け、町を歩く人の姿も少なくなってきました。 そこで、空き家を活かし、移住促進にもなり、町の人々の生活環境をより良くすることができるエリアリノベーションを引きおこしていきます! 空き家をお洒落に個性的にリノベーションし、そこに町内/町外から人が集まる事業や活動を生み出し、移住者が増えるとともに町の人たちの生活も豊かになる。そんな状況を目指して活動しています。

どうやっているのか

コワーキングスペースを立ち上げるべく奮闘している立川さん
ゲストハウスを立ち上げるべく奮闘中の河本さん
現在はゲストハウスとコワーキングスペースをオープンするために2人の町民が頑張っています。 ゲストハウス開業プロジェクトを行っているのは河本純吾さん。河本さんは津別町の農家さんです。ご自身は市街地から離れたエリアに住んでいるのですが、市街地が寂しくなっていくのを見過ごせない!という想いで、人が集えるゲストハウス開業を決意しました。 ゲストハウスをつくることで、観光客に津別町をより体感してもらえる機会になります。移住や関係人口増加の第一歩になることでしょう。 ■ゲストハウス開業プロジェクト 河本 純吾  河本農場代表(https://www.facebook.com/kawamoto.farm/) コワーキングスペース開業プロジェクトを行っているのは立川彰さん。立川さんは、千葉県船橋市で映像制作会社を経営していますが、津別町のPR映像の仕事をした際に津別町の事が大好きになり、2年半前に家族4人で移住されました。 現在は道東テレビという北海道の道東エリアの情報を発信するローカルメディアを立ち上げ運営されています。津別町にもっと仲間を作り出したいという想いから、市街地にコワーキングスペースを作り出すべく奮闘しています。 ■コワーキングスペース開業プロジェクト 立川 彰   道東テレビ代表(http://doutou.tv) また、津別町では、「津別町の魅力的な人や自然の価値を最大限に引き出し、子や孫の代まで誇れる故郷として津別町を発展させる」という理念の元、地域経済の循環促進と地域外からの外貨獲得を推進し、民間主体の稼ぐまちづくりを実施するための推進母体として、平成30年度末までに「(仮称)津別町まちづくり会社」の設立を目指しており、その牽引役として外資系コンサルティング会社勤務の松林尚史さんが平成30年8月に統括マネージャーとして着任いたします。 まちづくり会社では、町の営業部としての「地域産品の販路開拓」や、町の人事部としての「町内での移住・定住や起業の促進」を行います。