【viviON】「"クリエイター"を育てる事務所」VTuberプロダクション『あおぎり高校』が掲げる未来とは/VTuberチーム

各部署やチームではどんなことをしているのかをviviONスタッフのインタビューを通して紹介していく【部署紹介】の第22弾、経営戦略部・VTuberチームです！

viviON移籍前から『あおぎり高校』を牽引してきた藤井慎一郎さんにお話を伺いました！

──お仕事内容を教えてください

チームでは、動画投稿や配信サポートなどYouTubeの運営、グッズの監修、ファンクラブなどのYouTube以外のプラットフォームの運営など『あおぎり高校』を中心とした業務に取り組んでいます。

私自身はYouTube領域を主に担当しており、企画から撮影の同行、編集、投稿に一貫して携わっております。1番の命題は、YouTubeで多くの視聴者にあおぎり高校を好きになってもらうことです。YouTubeのコンテンツがすべての要となるので、非常に神経を使って企画を考えています。

──動画の伸びが他のものにも影響するんですね。活動の肝となる企画はどのように考えているんでしょうか？

私は業務時間外もほとんどYouTubeから目を離すことがありません。YouTubeのおすすめに表示されるものは食わず嫌いせずに見るようにしています。そこから『あおぎり高校』なら何ができるかを考えメモをたくさんし、企画のレベルにまで落とし込むことの繰り返しです。

また、メンバーや自分自身の体験を企画にすることも多いです。メンバーがハマっていることや、出会った人や経験などの中で印象深いものはメモを残し、企画や台本に落とし込むということもよくやっています。たとえば、居酒屋などで面白い店員さんがいたら、なぜ面白いと感じたかを考えてメモをとっています。話し方や語彙にも注目して台本に活かすと、共感を得られやすくなると考えています。自分が興味を持ったものや面白いと思ったものを振り返えることが好きなので、とても楽しいです。今面白いと思うものを動画という形でアウトプットしているので、一番新しいものが一番面白いという状況であり続けられるよう、今後も制作に励みたいです。

──『あおぎり高校』なら何ができるかというお話もありましたが、『あおぎり高校』ならではの強みはどんなところにあると思いますか？

なんでもやることの裏返しとして、動画1本1本妥協しないことが強みだと思っています。メンバーも毎回全員が揃うわけではないですし撮れる時間も短いですが、様々な条件の中で最善と思う手を尽くしてきました。そうして妥協せずにきたことが、今業界の中でも少しずつ名前を知られるようになっている理由だと思います。

ゲーム実況から始まり、ASMR、ショートコント、最近では歌にも力を入れるというように、ピボットして今の『あおぎり高校』があります。フットワーク軽く流行っているものや伸びそうなものをとにかくやって妥協せずに面白いものを作るという方針を持ち続けた結果、それが今のブランディングになってきたのだと思います。

―viviONグループに移籍してからどのような変化がありましたか？

移籍してから他部署の方も含め『あおぎり高校』という事業を支えるメンバーが増え、新しい動画やグッズを出すスピードが非常に速くなりました。以前は月に1回くらいしかできなかったような撮影が月に2回、3回とできるようになり、その裏側ではメンバーそれぞれがやりたい配信もでき、さらにグッズ制作も進められています。スピード感を持って幅広い展開をできることは、この規模の会社にジョインしたからこそだと思っています。

―『あおぎり高校』をどのような事務所にしていきたいですか？

『あおぎり高校』が目指す形は、クリエイティブに関するノウハウをメンバーにきちんと教えていき、1人のクリエイターとしてVTuberを輩出していく事務所です。

YouTubeの流行りは大体2年おきくらいで変わり、動画→配信→ショートと流行りが移っていき、今は縦長配信が注目されています。流行り廃りが大きく変わっていく中で、何でも流行りものに食いついてノウハウを蓄積してきた我々だからこそ、入ってくれたスタッフやタレントを1人でもやっていけるくらいのクリエイターに育てたいということが個人的な願いです。

―どんな方がVTuberチームで活躍できると思いますか？

テレビ業界や他のVTuber事務所で経験を積んできたというだけでなく、クリエイターを育てる、作る、支援するというマインドを持っていることが『あおぎり高校』では重要なため、そういった方とぜひ一緒に仕事をしていきたいです。

いずれは、芸能界と同じように、VTuber業界もタレントが独立して法人化していくことが起こりうると思っています。そのため、それを見越した組織づくりをし、運営がいなくても生き残れるタレントを育てることを『あおぎり高校』では意識しています。

たとえグループとしての求心力がなくなったとしても、そこに所属していた方々がそれぞれの道でクリエイターとして活動する状況を作っていきたいという思いを持っています。そういった意味でクリエイターを支えるためのメンターのような存在や、二人三脚で面白いクリエイティブを出し続けられるようなパートナーとして従事することに興味のある方は、弊社のVTuberチームで活躍できると思います。

　　　　▲2月には『あおぎり高校』が秋葉原をジャック！ 様々な施策で秋葉原を彩ります！

──お仕事のやりがいを教えてください

動画制作が本当に好きなので、動画を作っている限りはやりがいしかないです。

もともとプログラマーとして働いていて、趣味で動画制作を始め週に1～2本は動画を上げていました。そこからお声がけいただいてあおぎり高校に参画し、現在まで動画制作に関わらせていただいています。自分と同じ年代でユーチューバーとして活躍している人がたくさん出てきた中、受験勉強をしながらいつか自分もこんな風になりたいと思っていました。今、実際にその夢を叶えられていることは幸せそのものです。

──最後に、今後の目標をお願いします

『あおぎり高校』をチームとして強くしていきたいです。

発足当初は公式チャンネルの一馬力で引っ張ていた面がありましたが、最近ではメンバー個人がそれぞれ自力で個人のチャンネルを伸ばしてきています。ここから軌道に乗せて総合力を付け、『あおぎり高校』が長く愛されるようにしていきたいです。