【代表インタビュー後編】「世界に日本のクリエーティブを広めたい」パンスールのビジョンとは? | 株式会社Penseur
株式会社Penseur(パンスール)の採用広報です!当社は、あらゆるコンテンツを全て自社内で制作しており、クリエーティブ力に強みがある総合広告代理店です。当社代表取締役の寺嶋に会社についてインタ...
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株式会社Penseur (パンスール)の採用広報です!
当社は、あらゆるコンテンツを全て自社内で制作しており、クリエーティブ力に強みがある総合広告代理店です。今回は、当社代表取締役の寺嶋にインタビューを行いました。
まずは前編として、寺嶋が創業当時から掲げている熱い思いをぜひご一読ください。
ーパンスールを創業するまでの流れを教えてください。
学生時代から若者向けのイベントを企画していました。人が人を呼び次第に規模が大きくなり、企業から協賛したいという申し出が次々とやってきました。その規模が大きくなったタイミングでパンスールの前身となる法人を設立したところが第一番目のスタートです。
運営していくなかで、若者向けのイベントだけでは今後企業として拡大させていくことに若干の手詰まり感を抱いていたこと、また企業のPRやイベント集客など“企業のためにメディアを使ってアピールすること”に自分の力を生かせると思い、企業向けの事業に注力していくことを決意しました。
大学を卒業してから1~2年後、前身のイベント会社は当時の共同創業者に任せて、自分は企業向け事業に注力するためにパンスールを改めて創業した、というのが設立の経緯です。
ーそのイベントは、今で言う就活イベント的なものですか?
当時は今ほどデジタルやSNSでの交流が少なかったので、イベントと言えばリアルで行うことが主流でした。毎週・毎月に何千人もの学生が集まるイベントを開催していたので、就活イベントというよりは出会いのきっかけや友だちづくりのための交流会といった内容に近いですね。
ー当初からイベントごとが好きだったのですか?
学生の頃から誕生日会の企画などのサプライズが好きで、いつも誰かを祝ってましたね(笑)。当社の創業理念にもなっているのですが、僕自身がとにかく人を喜ばせることが好きなんです。自分が祝われるよりも、裏方として周りを動かしていく側の方に喜びを感じるんですよね。
イベントを開催する時は、いつも「どうしたらみんなが感動してくれるのか」「どうやったら喜んでくれるのか」と、目の前の人をいかに喜ばすことができるか、を常に考えていました。
実は、今会社を経営している理由もその延長線上にあるんです。ですので、僕の場合は、「起業したい」とか「社長になりたい」と思って起業したわけではなく自然発生的になっていた、という表現が正しいと思います。
ー印象的だったエピソードはありますか?
イベントの宣伝用にフリーペーパーを制作していた時に、当時人気絶頂の安室奈美恵さんを起用することができたんです。もちろん反響は大きく、非常に注目を集めましたが、そのフリーペーパー自体にプレミアが付いてしまい、無料で配布してたものが1冊1万円程度で転売される事態に発展しました。
その反響があまりにも大きすぎたため、増刷することとなりましたがその費用は実費で完全に自己負担となり、本来のフリーペーパーとしての役割を果たしていないので、当時はいろいろと大変でした(笑)。
大物ゲストを起用できたことの喜びと、その後の対応が大変だったことを今でも鮮明に覚えています。
ーイベント企画から、現在の事業にピボットしていったのですね?
私が企画していたイベントは学生向けがメインだったので予算規模も小さく、会社経営をするにあたって健全な状況ではないと感じていました。事業の中心は対面でのイベントだったので、台風が来ただけで中止になって大赤字になります。自分たちでコントロールできない、リスクや危機感もありました。
そこから、より予算も大きく、安定した事業として企業向けのPR企画などを始めたのが、パンスールの第一歩と言ってもいいですね。
ー会社の立ち上げ当初に大変だったことを教えてください。
僕自身はプランニングが得意でしたが、作り手ではないので、クリエーティブ力がないことが課題でした。私が会社を経営している理由の「人(顧客)を喜ばせたい」という目的を実現するために必要な“顧客を喜ばせるためのクリエーター”を仲間として集めることが重要で、そこに苦労したのを覚えてます。
ニーズに応えるために「人を喜ばせられるための手段を考え続ける」という姿勢が、今のパンスールの成長につながり、支えになっていると思います。
今考えると、とにかく人を喜ばせるために一つの技術に固執しなかったことが幸いして、時代の変化に対応できたと感じます。
ー社名である「パンスール」に込めた思いや由来を教えてください。
Penseur(パンスール)とは、フランス語で「考える人」という意味です。
当社はただ言われたままに作るだけのデザイン制作会社ではありません。あくまでもデザイン制作は「人を喜ばせるための手段」だと考えています。人を喜ばせるために、社員一人ひとりが常に“考える”ことを当たり前に行える会社を目指したいと願い、この社名にしました。
実は戦略的な面もあり、「パンスール」とネット検索された時に最上位表示される会社にしたいと思い、類似の他社名が少なく、被らないようにしたのも理由の一つです。
ー「人を喜ばせる」という価値観が会社の軸になっているのでしょうか?
その通りですね。僕が仕事をする上で大切にしていることは、「何をするか」よりも「誰とするか」です。誰かの喜びのために、熱意を持って全力で努力できる人が当社にはたくさんいます。醍醐味となるこの価値観を理解し、共有できる人が当社に向いていると感じるので、今後もこの思いに共感してくれるメンバーを受け入れていきたいと思っています。
極論ですが、「技術が高い×人を喜ばせることに興味がない」方と、「技術力は高くない×人を喜ばせることに興味がある」方がいたら、採用したいと思うのは後者の方です。創業時から変わらず、この姿勢に共感できるメンバーが揃っていますね。
ー全員が技術の高いクリエーターばかりではないのですか!?
もちろん、当社のクリエーターは皆優秀ですよ!
だからこそ、更なる価値を発揮するには、やはり「人を喜ばせたい」という共通認識を持っている方が当社にとって重要だと感じています。
ーズバリ、他社との差別化ポイントを教えてください。
めっちゃ難しい質問ですね...(笑)。やはり「技術だけに固執しない」ことが当社の最大の良さであり武器だと思っています。
僕らは、“顧客ありき”という姿勢で課題の解決方法を提案します。顧客から自分たちが持っていない技術を要望されたとしても、僕らがスキルアップして顧客のニーズをかなえていくという姿勢で仕事をしています。これは僕らの成長にもつながりますし、結果的にクオリティも上がり、必然的に顧客満足度も上がると考えています。
技術だけに固執している会社であれば、持っている技術だけで解決しようとするので、提案幅が限定されると思うんですよね。
ーとりあえず何でもやってみる姿勢が必要なんですね。
創業時から「何でもやります」と顧客に言ってきたので、顧客からは「パンスールは何が得意なの?」とよく聞かれます(笑)。
創業時はハッタリもありましたが、今は実力も付いてきて段々と“本当の力”に変わってきました。
会社としても一従業員としても「人を喜ばせるために何でもする」という姿勢が欠かせませんね。僕自身は、「できません」という言葉が好きではなくて、従業員には何でも経験してもらいたいと思っています。
何が得意分野なのかは、時代によって左右されますし経験しない限りはわかりません。
繰り返しになりますが「自分が持つ現状の技術」という視点ではなく、「顧客が喜ぶために何をするのか」という視点を大切にしています。
代表インタビュー(前編)はいかがでしたでしょうか。後編では、以下の質問について語ってもらっています。
後編は以下のリンクからご確認ください!