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【組織・カルチャー】昨年度アワード受賞者にインタビュー🎤カルチャーを体現する社員の特徴に迫ります。

皆さん、こんにちは!人事の良沢です。

本日は、昨年実施された社内アワードの1つであるMakeFansAwardにて、MVPを獲得した社員2名のインタビューをお届けします。

【MakeFans Awardとは?】

MakeFans Awardとは、1年の締めくくりとして行われる全社アワードの中で「サーファー(社員)」にスポットを当てたアワードです。

Most Valuable Episode(秀逸エピソード部門)Most Valuable FanMaker(得票数部門)の計2軸から構成されています。

ノースショアのコアバリューである「MakeFans」。

より体現しているサーファーを称えるために、“こんなことをしてくれたからファンになった!"、"あの人のこんなステキなところを、もっと多くの人に知って欲しい!"というエピソードを持った全サーファーを対象として、他薦投票を行いました。

【MVPに輝いたのは、こちらのお二人!】

昨年度MakeFansAwardにてMVPに輝いたのは、


・Most Valuable Episode(秀逸エピソード部門)…川島秀一さん(プロダクションマネージャー)

・Most Valuable FanMaker(得票数部門)…小谷優大さん(CHRO)


のお二人!

受賞の秘訣に、迫ります。

【「当たり前」の積み重ねが、ファンを生む!?】

改めまして、受賞おめでとうございます!!!まずは、受賞したときの率直な気持ちを聞かせてください。


川島:率直なところだと、え、僕?と思いました。他に適した人やふさわしい人がいると考えていたので…(笑)


受賞について、日頃から心がけていたことや「これが受賞に繋がったんじゃないかな」という理由はありますか?

川島:2点心当たりがあって、仕事に対する考え方と、コミュニケーションの取り方ですかね。


仕事をする上で、「どうやって自分のタスクを減らそう」という考え方はしていないんです。

案件が円滑に進むのであれば、自分の業務が増えても問題ない。

案件をいかに円滑に進められるか?というのが、僕にとっては最重要です。

その上で、最も優先順位が高いのは人とのコミュニケーションですね。

プロダクションマネージャーは橋渡しの役割になるので、代理店の人やデザイナー陣などとコミュニケーションを取る際は、「伝え方」に気を配っています。


どちらも当たり前のように聞こえますが、「当たり前のことでも丁寧に」という姿勢が、今回の受賞に繋がっていたら嬉しいです。

どんな業務をとっても、丁寧にコツコツやるという姿勢が一番大事だなと思います。

必ず見ている人はいるので、そこを意識して取り組んでいます。


川島さんの推薦エピソードを見ると、「外部・内部問わず、信頼を得てる姿を見て~」という箇所がありますね。正に、「見ていた」サーファーからのエピソードです。

川島:そうですね。

普段はこのようにフィードバックをいただく機会があまりないので、自分の働く姿を見ている方から評価していただけるというノースショアの社風に、とても感謝しています。

【失敗は成長の母】

小谷:川島くんの話を聞いていて、思ったことがあります。

推薦エピソードの中に「失敗やミスもあったかと思いますが」とありますよね?

誰でも失敗はすると思いますが、その失敗を生かして大きく成長したというのが大きいのかなと。

失敗を学びに変えた過程なども見ていた方だったからこそ、この推薦者の方はファンになったのかもしれないですね。


川島:ありがとうございます。

事前に失敗を防げる場合もあれば、未だに失敗してしまうことも勿論あるのですが、、、

2回目の失敗はとても痛いので、繰り返さないように気を付けたい…!という意識が強いです。


また、これまでに携わった案件で出会った先輩方にも非常に感謝しています。

1年目から様々な現場や仕事に携わる中で、OJT担当の先輩に怒られることもありましたが、、、

今になってすごく、その意味が分かります。

落ち込むこともありましたし、辞めたいと思ったこともありますが、振り返ってみると僕に率直な指摘をしてくれた先輩社員の皆さんは、それ(=指摘)が僕の成長に繋がるから、あえて伝えてくれていたと思うんです。

なので、いまの僕を作ってくれたのはこれまでの失敗と、僕の失敗を見てきた歴代の先輩社員からの率直な指摘であると感じています。ありがとうございます!

【最多得票賞は、なんと入社後1年未満のサーファーが獲得!】

小谷さんはアワードの得票数部門受賞ということで、入社して1年に満たない中での最多得票賞=人気投票で1位になったということですね…!小谷さんに寄せられたエピソードを、振り返りましょう。


「徹底的なGIVEの精神」「できることを惜しみなく」「細やかな気配り」と、川島さんと共通する箇所がいくつかありますね。


小谷:日頃からGIVEの精神は大切にしているので、書いていただけてすごく嬉しいです。

ただ、僕が入社したタイミングも大きいと思います。

制度などが目まぐるしく変わる中で「どうなるんだろう?」「分からない箇所が多すぎる!」というサーファーの疑問に、丁寧に応える必要のある時期でした。

川島さんと同じで、丁寧にコツコツというスタンスを続けたことが、受賞に繋がったのかもしれません。

あとは、人と人とのオフラインの対話量を意識的に増やしていたのも、受賞に繋がっているような気がします。


入社直後の小谷さんが、全社会議の場で「全サーファーと飲みに行こうと思ってます!」と仰っていたのを思い出しました(笑)


小谷:社交辞令ではなくて、本当に成し遂げるつもりです!!!約8割のサーファーとは、既に飲みに行ったかな…

膝をつきあわせて、本当の悩みや本音を語り合えるくらいの距離感により多くの人を引き込めたからこそ、あらゆるレイヤー・職種のサーファーからご相談をいただく機会が多かったように思います。

既に悩みを知っている場合、その悩みを解決するまでのスピードも速いですからね。

シンプルに対話量が多かったこと、そして直接的な接点を持ち続けたことが、受賞の理由に繋がっているかもしれません。


対話量を増やすというのは一見時間と労力を使うように見えますが、実際は課題を解決するための近道なのかもしれませんね。

小谷:そうですね。「対話量を増やす」というのは、本当に困っていることに対して最短距離でアプローチをするために必要な手段だと思うんです。

「小谷さんのおかげで、仕事が進めやすくなった・決定までのスピードが速くなった!」という声をいただいたことがありますが、それは恐らく、最初に時間をドカッと取って対応したからなんじゃないかなと思います。

【サーファーの"本気の気持ち"が、頑張る原動力】

入社して1年経たない中での受賞ですが、小谷さんにとってこの期間内で印象的だった出来事はありますか?

小谷:入社直後の、役員とマネージャーとのミーティングの場ですね。

激しい討論が飛び交っている場だったので、「課題が山積みだな…」と思ったのを覚えています(笑)

その中で評価制度の話をしている際に、「小谷さんはどう思いますか?」と、話を振られたんです。

入社したてで、会社内部の事情などをあまり理解できていなかったので、「持ち帰って考えます」と返したら、

「そんなスピード感じゃ間に合わない!すぐにでも会社を変えようという気持ちがないなら、小谷さんが(会社に)入った意味、ないですよ!」と、とある方にはっぱをかけられて。

衝撃は受けましたが、それだけメンバーに本気なんだなというのを強く感じました。

勿論、その方とはその日中に飲みに行きました。(笑)


良沢:行動力の塊ですね(笑)!



小谷:距離が縮まって、ガッチリ肩を組めているなと確信した状態で評価制度を作りこむことができたと思っています。

僕が入社する前までは、ノースショアには等級基準表(等級制度を策定するに当たり、各等級に対して会社が求めるスキルやスタンスを明記したもの)が無かったんです。

等級基準表の作成も、一般的には半年~1年かかると言われていましたが、1-2ヶ月で全職種分の等級基準表を作成することができました。


私だったら、「まだ入社して日が浅いのに…分かりません!」と匙を投げてしまいそうです。 やろう!と思えた一番の理由は何でしょうか?

小谷:その人の話を聞いていると、「自分が困るから」ではなく「会社/社員を想って」の発言なんだなというのが分かったんです。だったらやらなきゃな、と思いました。

実は…その方から率直な意見をいただいたとき、困惑する気持ちと同時にゾクゾクする気持ちも湧いてきたんです。


ゾクゾク!?それはなぜなんでしょうか?

小谷:これを対話にもっていけたら、この人は自分にとって最強のチームメイトになると思ったからですね。

なので、むしろ噛みつかれたら仲良くなってやろう、くらいの気概でいました。(笑)

結果的にその方とは今でも、腹を割った話ができる関係性です!

【似ているようで異なる2人。コミュニケーションの秘訣とは!?】

川島:小谷さんのエピソードを聞いていて、すごい…自分にはできないかも、と思いました。

僕は小谷さんのように、相手の懐に自分から入り込むというコミュニケーションの取り方ではないかもしれません。


小谷さんと川島さんは、たしかに似ているようで違う気もします。川島さんがコミュニケーションを取る上で、心がけていることはありますか?


川島:僕がコミュニケーションを取る上で心がけているのは、「まず相手を深く知ることから始める」ということです。

とりあえず会話量を増やしに行くというよりは、その人がどんな人で、どんなことが好きで…ということをじっくり時間をかけて理解してから、対話に移していくイメージです。


小谷:なるほど。興味深いです!

コミュニケーションの取り方に、正解はないと思うんです。人それぞれ得意な方法があるし、受け取り手も、好感を覚えるコミュニケーションの取り方とそうでないものとがあるんじゃないでしょうか?

なので僕たちが正解、というわけではないんですよね。

自分にとってベストなコミュニケーションの取り方というものを、各サーファーが働く中で実感することができたら嬉しいですね。

【相手のためだけでなく、自分のためにも対話量は重要】

小谷さんはいつもスケジュールが詰まっているにもかかわらず、涼しい顔をされていてすごいな…とそばから見ていて感じます。普段はどのような心構えで、仕事に取り組まれているのでしょうか?


小谷:仕事を「降ってくるもの」「こなすもの」ではなく、「やる義務があるもの、覚悟を決めて取り組むもの」と考えています。

仕事のやり方や組み立て方は自分次第。与えられた仕事をできるかどうかも、自分次第。

なので、仕事に取り組む際の姿勢は「こなすことで仕事を減らしていく」というスタイルではなく、正面から向き合う覚悟でいます。


そんな中でも、どんな仕事も自分一人で抱えすぎてしまうと、時間や肉体・精神的な限界は来てしまいます。

なので限界が来てしまう前に、誰かを頼る・信頼して任せるようにしていますね。

仕事は一人でやるものではなく、チーム一丸となって進めるものだと思いますので、信頼するサーファーに仕事を託すことも必要だと思うんです。

心から仕事を任せられる⇔依頼された仕事を引き受けられるという信頼関係を築くために重要なのは、やはり対話量ですね。


だからこそ、人のためだけでなく自分のためにも「各サーファーとの対話量を意識する」ことが必要なんだと思います。

【先輩社員として心がけていること】

川島さんは新卒で入社して、3年目(※インタビュー当時)になりますが、後輩社員への接し方で心がけていることはありますか?

川島:自分自身ではあまり思いつかなくて、、、小谷さん、どうですか?(笑)


小谷:そうですね。

川島くんは、「いま苦労しているだろうな・これが苦手だろうな」という想像をした上で、その人が独り立ちするまでは障害物を率先して取り払って走りやすくしてあげる という接し方なのが特徴ではないでしょうか。

この業界ならではの体質かもしれませんが、新卒社員は教育担当として接する先輩の背中を見て育ち、基本的にはその先輩の仕事のスタイルを踏襲する というのが一般的です。

川島くんの、人を想った先回りの気遣いが後輩指導の上でも光っていると思います。


川島:ありがとうございます!

同じ業務を任せる場合でも、進め方やつまずくポイントは1人1人異なると思うんです。

丁寧に伴走してあげた方が良いなと思う人もいれば、逆に全部任せた方が伸びるな!という人もいます。

そこを考えた上で、無意識のうちに行動してるのかもしれません。


1つ思い出したことがあって、僕は後輩に何か仕事を任せる・頼むという場合は「依頼した意図」を必ず説明するように意識しています。

仕事を依頼する意図やその意味を言語化して、一言添えるだけでも仕事の捉え方が変わると思うんです。

与えられた仕事をそのままこなすだけでは成長に繋がらないので、これから先、新卒社員としてノースショアに入る方には「この仕事にどんな意味があるんだろう?」「自分だからこそできることは何だろう?」と、どんな仕事にも意味を感じながら取り組んでいただきたいです。

【MVP受賞者二名、今後の抱負】

それでは最後に、今後の抱負を教えてください。


小谷:まずは、投票してくださった皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!

賞をいただいた時点ではマネージャーでしたが、現在僕は役員なので以前よりも距離感を感じている方もいらっしゃると思います。

ただ、今回賞をいただけた一番の理由は「対話量」だと思っているので、引き続き取り組んでいきます。

経営陣という立場上、どうしても「会社ファースト」という観点から必然的に視座が上がってしまうため、今後は視座の切り替えを柔軟にできるよう心がけたいですね。

経営の話をする際は高い視座で、そうでないときはサーファーの視座で、可変的に視座を合わせに行ける人間になりたいと考えています。


川島:僕は、自身のキャパシティを広げることと、自分のキャパシティを広げるために何ができるか考えることに重きを置きたいです。

今回受賞することができた背景には、コミュニケーションを取る相手、そして案件に対する想像力が起因していると感じましたが、余裕が無くなった瞬間に、自分以外のことを気にする余裕も無くなってしまうと思います。

なので、常に自分自身に余裕をもって仕事に取り組むこと、そしてその余裕を生み出すために自分に何ができるのか考え続けることを心がけたいです!


ありがとうございました!

【最後に】

いかがでしたでしょうか?


MVPを受賞した二名の共通点は、ノースショアのカルチャーを形成する要素である とも言い換えることができるかもしれません。

「ノースショアの社員さんは、みんな人が良いよね!」と外部のかたからもお褒めいただくことがあるそうなのですが、その理由がこのインタビューを通して少しでも理解いただけておりましたら幸いです。


そしてつい先日、2023年度のアワードが実施されました🏆

今回のアワードからは、MakeFansAwardの中に「新人部門」が新設。

新卒入社1~3年目の社員に焦点を当て、新卒社員ならではのエピソードからもMVPを選出します✨


果たして、今回のアワードではどなたがMVPに輝くのでしょうか?

続報をお楽しみに♪



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