皆さんこんにちは!22卒で人事職に採用されました、良沢です。「関わる全ての人を幸せにしたい」という思いから、クライアントだけではなく社内の人々を幸せにできる人事の仕事に興味を持ちました。そして社長をはじめとした、私の面接に関わってくださった社員の方々の人柄に惹かれて、ノースショアに入社する運びとなりました。
今年度、ノースショアには私を含め、4人の新卒社員が入社しました!
この記事では、4月2日~6日まで行われた新卒研修の内容を、皆様にお伝えできればと思います♪
1日目:自分と社会を知る
研修初日、お互いがどんな人なのかも分からない中で始まったアイスブレイクは、「マシュマロチャレンジ」。
高さを求めるチャレンジャー、安定志向の保守派など、限られた制限時間の中でお互いの人間性が垣間見えたワークでした。
今年の記録は47cm!来年はどんなタワーが出来上がるのか、楽しみです。
そして次に行われたのは、人事部山﨑さんによる基礎力向上講座。
以下3つのパートに分けて、ご紹介します。
①新卒研修のゴール/グランドルールの設定
「この研修を通して、どうなりたいか?」という個人ゴールを設定する所からスタートした後、研修を行う上でのグランドルールを、自分たちで定めました。
「分からないことをその場で消化する」、「発言ナイス!のリアクションを忘れずに」など、研修のみならず、今後社会人となる上で重要な考え方を共有しました。
② 社会人とは?
社会人に求められるスキルの確認、そして社会人になる上で欠かせない要素である「自責思考」の考え方について学びました。
③ 自らの資質を知る
ストレングス・ファインダーというツールを用いて、自らが持つ資質の理解を深めました。
このツールでは「自分の良いところ」に焦点を当て、良さをより引き立たせるために必要な行動について、ディスカッションしました。
この結果は講義中に同期内で共有したので、研修1日目ながらお互いの資質について理解が深められ、非常に良い体験になりました!
2日目:業界理解を深める
2日目はノースショアを代表するクリエイターのお三方直々に、クリエイティブとは何たるかという講座を開いていただきました。
☆執行役員COO代理 熊野さん…「広告業界とは」
広告業界という大きなハコを、丁寧に解説していただきました。
業種がカタカナだらけで一見分かりにくいこの業界ですが、1つ1つの業種が相互に関係し合っていることを改めて理解しました。
☆エグゼクティブクリエイティブディレクター 有川さん…「アイデアの発想法」
年齢やジェンダーにとらわれず、常にトレンドをキャッチする姿勢に感銘を受けた有川さんの講義では、アイデアの生み出し方についてお話しいただきました。自分の知らない世界を積極的に知りにいこうとする貪欲な行動力に、成功の秘訣があるような気がします…!
☆クリエイティブストラテジスト 小泉さん…「優れたクリエイター」
外資系広告代理店での活躍経験がある大ベテランの小泉さんからは、クリエイティブという言葉の解釈の仕方からお話しをしていただきました。
クライアントの要望からひたすら「Why?」の部分を掘り下げ、「解決」することがクリエイティブの姿勢であるという学びが、非常に興味深かったです。
そして昼食後には新卒研修の大目玉、研修課題のテーマ、「ノースショアが拡大するために必要なMake Fansの施策を考えよ」が発表されました。
発表の1時間後に行われた一次発表では、拡大を収益の増加と捉え、経営の目線から発表に取り組んでしまい、役員陣からは、
「自分事でこのテーマを考えられていないと思う。自分たちの目線でこのテーマに取り組んでほしい!」とフィードバックをいただきました。
“新卒”という我々にしかない目線から、改めてこのテーマについて向き合う決意をしました…!
3日目:企業理念を理解する
折り返し地点となった3日目は、石井社長から「ノースショアのサーファーになる上での心構え」について、改めてお話をいただきました。
ノースショアのVMV(=Vision Mission Value)を具体的に自分目線で落とし込み、自分の思う「クリエイターの楽園」について、同期内で互いに発表し合いました。
自分の思いを文字にして書き起こすことが、会社理念の解像度向上に役立ったなと強く感じました。
昼食後には、事前配布されていたテーマ図書、『心理的安全性のつくりかた』(石井遼介)を読んで得た学びを共有し合う、プレゼン会がありました。
色や形などを効率的に使い、視覚で聞き手の興味を引くという手法、また1スライド1メッセージの原則の重要性など、いただいたフィードバックを最終日のプレゼンには生かそう、と学びの多いプレゼン会になりました。
3日目の最後には、CHROの池田さんから、社内で重視している「心理的安全性」、そして今後の評価制度と、ノースショアに存在する部署1つ1つを“州“と見なす、「合衆国制度」についてお話していただきました。
人事部配属になった私にとっては、非常に興味深い内容の講義でした…!
4日目:社会人基礎スキルを向上させる
4日目はまず、マナー講習から始まりました。
社会人としての必須スキルは、上座や下座など、あまり馴染みのない知識もあれば、就活で培ったメール文面での敬語表記に関するマナーなど、これまでの経験が生かせるものもあり、盛りだくさんの内容でした。
今年度から初の取り組みとなる財務研修では、財務マネージャーの松本さんにご登壇いただき、財務諸表の見方に関する講習を受けました。
慣れない用語が飛び交う講義でしたが、ビジネスの視点を持って会社の課題解決に取り組む一歩となる、貴重な経験ができました。
「課題解決のフレームワーク」という講義では、人事マネージャーの入谷さんから、論理的思考能力の醸成に関するお話をしていただきました。
短絡的に課題の答えを導き出すのではなく、何度もWhy?を掘り下げるという思考法によって、物事の本質に近づくことができるという学びを得られました。
5日目:課題発表
最終日は終日、課題発表のためのグループワークとなりました。
実は、大半がこの課題を解決する道筋となっていた研修中の講義。4日間の知識を結集し、最終調整です。
社員の方々にヒアリングを行う中で課題の本質に気付き、急ピッチで修正をかけました。
課題発表までの束の間の休息、晴れやかな青空の下でピクニックに出かけました!
徒歩20分ほどで到着する芝公園でのランチは、良い息抜きになりました。
いよいよ迎えた課題発表本番。
新卒という目線から、就活生をターゲットにしたSNSアカウントの運用、ホームページ上からご覧いただける、サーファー一覧の充実などを提案しました。
まだまだ課題の残る発表とはなりましたが、役員陣からの熱いフィードバックを受け、提示された課題にはこれからも向き合っていきたい!と強く感じました。
最後に
この5日間、当初はひたすら知識を吸収するインプットのための研修であると感じていました。
しかし2日目に研修課題が提示され、答えを模索する中で、「与えられた知識をフルに活用する」という観点が非常に役に立ったことを踏まえると、インプットと同時にアウトプットも行うことのできる研修だったのではないかと感じています。
また、与えられた知識をどう使うのか?それがなぜ必要なのか?どう感じて、どう生かすのか?と、この研修は“主体性を持って、我々新卒が1人1人思考する場”にもなったと実感しています。未熟ながら、ノースショアという会社をつくる一員であるという自覚が、少しながら芽生えたと思っています…!
研修後、ありがたいことに新卒向けの説明会で進行を務めることや、社内外の方と会議をする機会など、早速業務に従事させていただいています。
そんな中で、研修で学んだ「自分事に落として課題を捉える」という視点は非常に役立つな…と日々感じています。
説明会の進行であれば、「学生は何が知りたいのか?自分が学生だった時、どんな質問をしていたか?」、社内の方との会議であれば、先輩方と同じ目線からではなく、入りたてのひよっ子ならではの目線で課題と向き合うと、不思議と意見が止まらなくなってしまいます…笑!
来年の新卒研修がどのようなものになるかはまだ分かりませんが、是非皆さんにもご体験いただきたい内容です!
いかがでしたでしょうか?この記事を通して、少しでもノースショアに興味をもっていただけたら嬉しいです。
ノースショアのサーファー一同、ジョインしてくださる皆様を心よりお待ちしております♪