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背中を預け、信頼できるメンバーと共に。新卒入社3年目の西城さんが思う仕事のやりがい。

西城奎太朗
2020年4月グリー株式会社に入社。入社前の1年間は、学生インターンとしてグリーライフスタイル株式会社ARINE編集部に所属し、メディア事業に従事。入社後は同社にて営業を経験後、Glossom株式会社に出向。大手クライアントのメディアコンテンツに携わるほか、現在はプロダクト事業部でマネージャーを務める。

キュレーションメディアのGREEニュースプラスの立ち上げを経験、それに加え、GREEニュースや事前登録サービスが付帯したゲームギフト、美容SNSメディア Lelait(ルレ)の4つのメディアを統括。

今回は、学生時代からのインターンを経て新卒でグリーに入社し、3年目ながらマネージャーとして4つの自社メディアの統括を任される西城さんにお話を聞きました。クリエイターと共創できる仕事として選んだ今の仕事のやりがいとは?

ファミリー感のあるチーム力を結集して、世の中のために

--グリーで学生インターンとして働き、さらに卒業後も働きたいと思ったのはなぜですか?

西城:自分のまわりにクリエイターやアーティストなど、モノを作っている人が多かった影響で、ストリートカルチャーやファッション、音楽が好きなんです。僕自身がプロダクトを創る側にはあまり興味がない一方、モノを生み出すクリエイターの人たちと一緒に何かしたいとは、漠然と考えていました。加えて母親がPRの仕事をしている影響もあって、広報やPRにも興味があったんです。まわりの人が創るプロダクトやサービスを最大化し、お金に変えられる力を付ければクリエイターたちと共創できるし、僕の中でそれが最適解だなと考えるようになりました。

--実はグリーだけでなく、他社からも内定が出ていたと伺いましたが、なぜ最終的にグリーに決めたのですか?

西城:学生時代、広告代理店でもインターンを経験してみたのですが、もっとIT寄りの仕事をしたくなり、グリーだけでなく他の会社でも2〜3ヶ月インターンをしたことがありました。決め手になったのは、仕事の裁量と人ですね。特にグリーにいる人たちの雰囲気のよさに惹かれました。他の会社では、自分自身にベクトルが向いて、「社内でいかにバリューを発揮するか?」という人が多かったのに対し、グリーの場合、会社という箱の中だけでなく、「世の中のためにどんなことができるか?」といった、外向きのベクトルの人が多いなと感じたことが大きいです。



--現在の業務について教えてください。

西城:10年以上続くメディア「GREEニュース」では、外部メディアから記事を配信しています。「GREEニュースプラス」は、2021年に僕がゼロから立ち上げた、「GREEニュース」のドメインを引き継いだ新メディアです。それから2022年に事業譲受した「ゲームギフト」と、美容SNSメディア「Le lait(ルレ)」を合わせて4つのメディアの数値管理をはじめ、マネタイズ全般を担当しています。特に僕が手を動かす部分としては、全メディアを横断した広告運用の管理をしています。

--1日のおおまかな仕事の流れを教えてください。

西城:朝出社したら、11時までは担当メディアの前日の数値確認をして、たとえばPVが上がったり下がったりしたときの分析をしています。ランチをはさみ、午後は、ミーティングの合間に自分の作業をしていることが多いです。案件ごとの定例のミーティングや、あとはチームメンバーと個別に1対1で話す機会を大事にしていて、うちのチームメンバーはアルバイトだけでも15人いるので、そのミーティングが必ず1件は入りますね。

--各メンバーと個別でどんなことを話すのですか?

西城:もちろん業務の話もしますが、アルバイトや社員関係なく、その人が今この環境にいてプラスになるようなことを話すようにしています。アルバイトの中には社員を目指す人だけでなく、うちで力を付けてフリーライターとして活躍したいという人もいるので、そういう人には僕の知り合いをつなげることもあります。いずれそういう人が力を付けて、社内外問わず活躍してくれたら嬉しいなと思っています。




成長の先には気づきや大きな喜びがある

--仕事が楽しいと思う瞬間はどんなときですか?

西城:やはり、わかりやすく数字や結果を出せたときですね。個人的には新しいプロジェクトをやるタイミングが一番ワクワクします。ひとつの案件ごとにチームを編成するので、メンバーそれぞれの成長を見るのも楽しいです。これまでメディア運用の経験がなかった人に仕事を任せられるようになり、メディアが成長し、しかもその要因が、僕が指示したことだけではなく、彼らが自発的に行った施策で数字が伸びたりすると、マネージャーとしてやりがいを感じます。

--仕事外ではいかがですか?

西城:僕はお酒を飲むのが好きで、飲みの場でのコミュニケーションも大事にしています。チームメンバーを飲みに連れて行く機会は多いですね。仕事の話だけでなく、文学や音楽など、お互いの好きなものを高い熱量で語り合う時間が好きなんですよ。知らない一面が見えるし、それが仕事につながることもありますね。

--そういえば、社内のサウナ部の部長もしていると伺いました。

西城:そうなんです(笑)。最近はあまり行けてないですが、社内有志のサウナ好きが集まって、月一くらいで都内中心に、時には少人数で川越に遠征するなどして、いろんなサウナに行っています。

--年齢のわりには、意外と人情味のある昭和のお父さん世代のカルチャーが感じられますね(笑)。

西城:そうかもしれないですね。僕も上司や先輩方から同じことをやってもらって嬉しかったので、そういう文化をメンバーにも継承していきたいなと思いまして(笑)。

--仕事外でのリフレッシュ法はありますか?

西城:週一回はかならずサウナに行くこと。それからブラックミュージックが好きなので、ミュージックバーに行ったり、ヘッドホンで聴いたりして音楽に没頭し、何も考えない時間を大事にしています。ひとつのことに集中して邪念を取り払い、頭の中のキャッシュをクリアにできる時間を作ってます。

--Glossomで仕事をする醍醐味を教えてください。

西城:大きく3つあって、ひとつは、メディア運用という専門分野だからこそ、メディアがどんな仕組みでどのようにマネタイズできるか、仮に会社を辞めたとしても食べて行けるスキルを身につけられる魅力があります。2つ目は、母体がグリーであることは大きいですね。大きなプロモーション予算は、通常はマネージャー層が扱うものですが、ちゃんと予算をメンバー、アルバイトにも渡して利益創出を目指すなど、母体が大きいからこそ規模感が大きく、自由度が高いのも魅力だと思います。3つ目は、うちの業務の特徴でもありますが、ひとつのチームでファミリー感を持って、大きな案件に対応することが多く、チームで力を合わせて結果を出せるのが、Glossomの強みだと感じています。

--Glossomに入社してよかったなと思ったことはどんなことですか?

西城:知識やノウハウを吸収し、実務を学べることです。さらに吸収して結果を出せば、次のチャンスにもつながるところですね。僕も何度か実感していますが、やるべきことを咀嚼して結果を出したら、それまでの自分では届かなかったバッターボックスが用意されています。ちゃんと次のチャンスが用意されるからこそ、モチベーションも上がります。



愚直でまじめ、素直な人が集まるGlossomメンバー

--Glossomメンバーならではのいいところは?

西城:圧倒的に愚直でまじめで素直な人が多いですね。僕の場合、4つのメディアを俯瞰で見ていると、細かい部分がどうしても見られないことがあります。そんなとき、頭はいいけどサボる人、たまにミスはあるけど愚直な人だったら、後者の方が信用できますよね。背中を預けられ、信頼できるメンバーが多い印象です。

--となると、やはり愚直でまじめで素直な人がGlossomメンバーに向いていると思いますか?

西城:そうですね。あとは能動的な人でしょうか。ちゃんと結果を出し続ければ、次のチャンスが用意されるし、今、自分にスポットライトが当たっていることを感じられるはずです。打順が回ってくるようにするには、自分からガツガツ行く方が引き寄せやすい気がしますね。IT業界あるあるですが、事細かに先輩が仕事を教えてくれる会社って少ないと思うんです。自分で取りに行かないと得られない情報もあるので、積極的に話を聞きに行くことをおすすめします。それから僕がまだ学生インターンだった頃に先輩に教わったことですが、「全部自分次第」で、まわりのせいにしないですべて自責にする考え方は、今も仕事に取り組む上で大事にしています。

--今後の目標やキャリアプランについて教えてください。

西城:いつかは自分で事業を持ちたい思いが昔からあって、その上で今、Glossomで働いています。マネージメントの経験を積みながら、いずれは経営層と同じ目線で事業を見られるようになるまで成長したいです。個人的にはNFTやWeb3領域に興味があって、ちょうど今社内でも取り組みが始まっているので、そのジャンルでの実績も積み重ねていきたいですね。

--最後に、入社希望者に向けてメッセージをお願いします。

西城:Glossomにはいろんな部署があって、仕事の範囲も広いので、新卒や未経験の方は特に、自分に合った業務を見つけられる会社だと思います。もちろん、自分が何をやりたいかを内省して言語化した方が、入社後はバッターボックスに立てる機会が増えて、もっと楽しくなるはず。そんな人と働けたら僕も楽しいですね。それから新しい領域のNFTやWeb3などは、自分より若い人の感性だとどんなところが面白いと思うのか、会話できたら個人的に嬉しいです。


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