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それぞれの強みを活かしてMVP獲得!共に取り組む事で感じた、関係性の大切さ【MVPインタビュー】

左:井上さくら/エージェンシー事業部所属
2011年7月グリー入社。海外モバイルゲーム会社向き合いの営業、プラットフォーム運営に携わる。現在はGREE Advertising(以下、GAI)の海外広告媒体社のメディア担当及び、アカウントマネージャーとして海外企業とのアライアンス推進と、英語関連業務全般をサポートし事業に大きく貢献している。

右:久保田佳実/プロダクト事業本部所属
2012年グリー入社。アライアンス企画チーム、アドネットワーク事業部での経験を経てGREE Ads Reward(以下、GAR)事業の立ち上げに携わる。2018年より産育休を取得後、2020年に復職。直近ではProject Blossomの立ち上げに伴い、リワード事業のデマンド責任者を担っている。

ーープロジェクト開始のきっかけ

保田:今回『アドプロ×GAIの取り組みでリワードのGAI取引額が今半期216%成長!』ということでFY21下期MVPを獲得、改めておめでとうございました!そもそも、このプロジェクトはどのような流れで始まったのでしょうか?

井上(以下、井):特別プロジェクトが発足したわけではないですが、販促を上げようという目標はずっとあったので、今回はぐっと注力したことになります。

久保田(以下、久):そうですね。大きなきっかけになったのは、井上さんが海外から案件を持ってきてくださるのですが、それがGAI売上の底上げにもなっていて、GARと一緒に取り組めたら更に好結果が出せるのではないか、ということで取り組みを進めた、という流れになります。なので、今回の件は井上さんがいたからこそ、ということです!

井:いやいや、私だけじゃないですよ!笑

ーー日本と海外、文化の違いからあるから見える事

保田:さすが、井上さんですね!海外の案件を獲得するということに対して、日本との違いも結構感じると思うのですが、今回のプロジェクトでの課題点やそれに対する対応方法を教えてください。

井:まず、代理店文化が海外にはほとんど無く、インハウスでの対応が主となっています。
では何故、日本の代理店を利用するのかというと、各媒体社さんに英語を話せる人が少ないのと、結局、日本語を話せる人が広告主側にもいないと対応が困難になる為です。日本との一番の違いはそこだと思います。あとは、デジマまわりはテクノロジー面で日本は遅れを取っている事が明らかです。結果的にクライアントの望むことを100%実現できなかったり、代案として取り入れた対応内容は手動対応が多くなる点も問題だと感じていました。
このようなことが前提としてある中、商材の売込みがキーになると私は考えているので、当社のGARは獲得数も増えますし、互いに利益のある商材だということをメリットにあげて、営業をしていました。対海外は時差もあり、スムーズに話が進まないことも当たり前なので、こまめなコミュニケーション、リレーション強化は非常に重要でした。

久:確かに双方の要望のすり合わせや目標設定の内容などを細かく対話する必要があったので、これは非常に時間を要しました。相手の事業状況やコンディション、リソースなどを鑑みた上での提案や調整を行い、双方合意する形で着地することが出来たのはクライアントファーストを徹底したからだと思います。日本との違いに関しては、効果(結果)に対してよりシビアな印象があり、運用などがKPI、満足度を上げるためにより重要になっている印象がありました。

ーースムーズやり取り、成功の秘訣は関係性の質から

保田:なるほど。結果を生み出すためには、先方との関係性の質が非常に重要なのですね。
お二人はプロジェクトやチームでいうと、どの立ち位置で動いていましたか?

井:立ち位置としては、一営業です。海外企業との取り組みはイレギュラー対応や相談が多くなりがちなので、配信開始時~配信面別パフォーマンスの確認とテコ入れを、MR(媒体社向き合いのチーム名)GARと関わるメンバー全員が同じ視座で対応することは気を付けていました。

久:対GAIとの目標値の設定や双方の要望などのすり合わせはもちろんですが、リワード事業側の全体管理や調整です。チーム内では何か問題や調整が必要な場合は現場での状況整理や対応などに努めていました。同じ会社なので質問しやすい状況や、こちら側からも聞きやすい状況を作れるように意識して行動していました。

井:久保田さん達がプロジェクトの枠組みを作ってくださって、あとは私達が手を動かす、という流れでした。久保田さんには昔のよしみで沢山質問や相談をしてしまいましたが…これも関係性があるからこそでしたね。笑

保田:今回はエージェンシー事業部とプロダクト事業部での関係性も、MVPの胆になったのだと思いますが、一緒に仕事をしてお互いに感じることはありましたか?

久:今までは結構部内だけで完結させる案件が多かったので、今回は新しいチームとしてお仕事を進めていく過程が非常に新鮮で楽しかったです!

井:お互いの立ち位置が異なるというか…今までには無かった視点で進めるのは難しい部分もありましたが、逆にそれが楽しかったりもしましたね。笑 
海外のお客様の要望で開発等は応える事が難しい場合があるのですが、久保田さんの事業部の方が進んでそれに応えようと尽力してくださいました。こちらとしても今まで以上にクライアントとの関係性を深めることが出来たので、そういうことが出来るようになったのが嬉しかったです!

保田:お互いに相乗効果があったようでよかったです!
関係性の話も出たことなので、Glossomで掲げている3つのバリュー(Client 1st、ActProudly、Family)を体現する為に行っている事があれば、是非教えてください!

井:私はClient 1stを大切にしています。お客様のニーズに対し、弊社として何ができるかを考察し整理できるように、案件に関係性があると思われる人には社内外問わず連絡をしています。全ての関わる人の事情を把握して、理解する範囲を曖昧にしないことが大事だと思っています。

久:私はリワード事業に長く携わっているということもありますが、プロダクトが市場のニーズにマッチすることや、健全性を保っているかどうか、品質や信用を守り価値を上げられるよう意識しつつ判断することに努めています。なので、ActProudlyは体現できていると思っています。

―井上さんは売上の個人目標も今回の件で大幅達成ということでしたが、それはやはり大切にしているClient 1stの行動があったからこそでしょうか?

井:そうですね。前期で獲得した新規クライアントさんとのやり取りは密に行いましたし、キャンペーンパフォーマンス効果が悪化した際は、とにかく代案を探して諦めずに提案し続けたことが結果に繋がったのだと思います。

―ありがとうございます。
久保田さんはチーム内でシニアマネージャーを担っていますが、今回の件で意識して行動をしていたことはありますか?

久:井上さん達とは同じプロダクトを扱って進めていましたが、見ている方向が全く同じということではなかったのは事実です。その中で互いに納得感や責任感を持って、業務に当たれるような判断が出来るように意識をしていました。メンバーには気軽に相談や意見をしやすい環境になるよう、些細なことでも感謝の気持ちを伝えていました。いつでも気持ちよく働けることが一番ですからね。

ーー今後に向けての想い

―それでは最後に、今後のGlossomでの目標をお聞かせください!

井:今までにグリーで培ったゲーム知識を糧に、海外ゲーム企業様が日本でビジネス拡大ができるよう、マーケティングの観点から先陣を切ってサポートし、彼らのプロダクトグロースに少しでも役立ちたいです。海外のアドテク事情を積極的に取り入れ事業に貢献しつつ、一緒に大きな夢を見る良きパートナーになれるよう、営業として成長していきたいと思います!

久:まずは、リワード事業部の再成長を推進していきたいです。あとはまだ漠然としていますが…今までコツコツ長く続けている業務なのですが、事業貢献の為にも新しいことにもチャレンジしてみたいなと思っています。今後ともよろしくお願いいたします!

―ありがとうございます!お二人の更なるご成長と共に、Glossomもパワーアップしていきたいと思います!

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