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「データを扱う仕事って格好良い!」憧れの職に就いた新井さんが、新卒1年目で最優秀新人賞を受賞できた理由。【最優秀新人賞インタビュー】

新井 啓太
2017年7月に現グリーライフスタイル社にインターンとして入社し、2020年4月にグリーに新卒入社。
入社後、Glossomのデータチームに配属され、現在に至る。
2020年度 総会ではプロジェクトでの功績により、最優秀新人賞を受賞。

—―かっこいい仕事がしたい!

保田:新井さんは、入社後データチームに配属されていますが、以前からデータ分析に対して興味があったのでしょうか?

新井:そうですね、興味はありました。大学院時代、『データサイエンティスト=かっこいい』と思っていて、自分も将来職に就くならかっこいい仕事をやりたいなと。笑
当時在籍していた研究室で『何か好きな題材のデータで、ものづくりをしてみる』という、自由度の高い課題が出たのをきっかけに、データ分析のコンペに挑戦しました。右も左も全く分からず、毎日手探り状態でしたが、なんとかレポートを作りあげました。結果的にコンペも入賞が出来て、『自分で考えて形にしたものが評価されることはすごく楽しいし嬉しい』と、純粋に思いました。これが最終的なきっかけとなって、データに関する仕事に重点を置いて就職活動を行い、今に至るということです。

保田:始まりはデータサイエンティストってかっこいいな、というちょっとミーハーなところからなのですね。笑 他社にもデータを扱う仕事は沢山あると思うのですが、その中でもグリーを選んで入社した理由はありますか?

新井:社内の雰囲気や、働く環境もすごく自分に合っていると感じたので、入社を決断しました。共に働く人に惹かれた、というか…これが1番の理由ですね!

—―2つの業務を熟していく

保田:では、現在担当している業務についても教えてください。

新井:はい!一連の作業の流れでいうと、『受領→加工→納品 』この流れがあります。まず、クライアントからデータをいただいて、最終的に必要なデータになるように加工し、それをレポートとして渡す、ということです。

大まかに業務を分けると大きく2つあります。
① データを分析する為に、データ基盤の開発と運用を行う
② クライアントの事業を可視化する為の、ダッシュボード構築や分析レポートを構成する

① に関しては、流れ作業の『加工 』の部分になります。例えば、12歳・23歳…という年齢のデータを、10代・20代…といった年代別のデータになるように変換するとか、あとはCSV(※1)ファイルのデータを、データベース(※2)というツールに入れ込んでから作業行う、などです。この業務は、エンジニアチックでプログラミングツールを使用することも多くあります。

②は、『納品』にあたる部分で、加工後にクライアントに渡すモノを制作する業務になります。例えば、〇時〇分に設定されたCSVファイルから、日別の売上だったり、月別の継続率をグラフにしたり…形になるようにデータを収集していく、というと理解しやすいかと思います。

保田:分かりやすいご説明ありがとうございます!プログラミング業務も行う事は初めて知りました…!

新井:僕の組織は、データチームがエンジニアリングとデータマーケティングの2つで成り立っていて、それが先にお話しした①②になるのですが、僕は両方を担当しています。

保田:2つの業務を熟すのはかなり大変そうです…!エンジニアの作業を行うということは、日々技術の勉強も必要なのでしょうか?

新井:『両方見ることが出来る=全体を把握できる』ということなので、何か不具合が起きても迅速に対応出来るという点でむしろ安心です!上長からご教授いただく知識や情報を、いち早くキャッチアップして応用出来るよう努めていますし、かっこいいものを作るための手段となれば、プログラミングも全く苦痛ではありません!

—―新卒1年目、憧れの企業様とのプロジェクトに参加

保田:今回受賞された新人賞は、ZIPAIRプロジェクトで活躍したことに対しての評価でした。ご自身が思う、このプロジェクトで活躍が出来た理由はどんなところだと思ますか?

新井:3つの要因があると思っています。

1つ目は、航空業界に対する個人的な情熱です。笑 僕、飛行機が大好きで…今回ZIPAIR様と関わる仕事の担当になれた事が本っ当に嬉しかったので、このプロジェクトの為ならなんでも頑張ります!!という、純粋な熱い気持ちで取り組めていました。

2つ目は、クライアントファースト。クライアントとのミーティングでヒアリングした依頼や要望を、迅速に実施することを常に意識していました。上司の杉山さんのミーティングに同席すると、クライアントとの会話や要望のヒアリング、次回までのアクションまで、すごく丁寧で対応も早いんです。そのやり取りを見て、関係性の構築の仕方を学びつつ行動できました。僕はもともと人に頼られたり褒められることが好きな人間なので、コミュニケーションは積極的に取ろうとしていましたし、そういう性質も相まって、クライアントとの対人関係はうまくいっていたと思います!笑

3つ目は内部コミュニケーションです。2つ目と少し似ていますが、社内のプロジェクトマネージャーとはかなり密に接していました。自分では得られない、クライアントが今欲していることや、どういうモノを提案したら喜んでくれるかなど、沢山の貴重な情報が欲しかったので。先回り行動をした結果、クライアントとのコミュニケーションも柔軟に進みましたし、先方の上層部の方にも気に入ってもらうことが出来たと思っています。マネージャーが僕を先方に推してくれていた、という優しさも結果に繋がったのだと思いますが。笑

保田:好きだから前向きに取り組めたというのと、新井さんご自身のコミュニケーション能力の高さ…そして上司の優しさがあってこそ、ということですね!
そんな新井さんの上長2名の方々より、本日はお言葉を頂戴しております!

新井:ええー!!これ、ドキドキですね、評価面談みたい…!!

【上長への質問内容】
・新卒の時からどのように成長したと感じるか
・強み、すごいと感じるところ
・今後どうなってほしいか、期待していること

新井:わーっ、嬉しい!!おふたりとも本当によく僕を見てくれているんですね…。うまく言葉にできないですが、これ本当に、結構嬉しいです。笑

保田:それぞれ新井さんを高く評価されていますし、今後の成長もかなり期待されている回答ですね!新井さんにとって上長はどのような存在ですか?

新井:上長のお二人の持っている知識とスキルに対してリスペクトしています。仕事に対する哲学や、改善ポイントもしっかり教えてくださるので、安心してついていこうと思える存在です。いいチーム環境、いい人に巡り合えたなと感謝しています。

—―オンリーワンを目指して…!

保田:それでは最後に、今後のGlossomでの目標を教えてください!

新井:「Glossomのデータスペシャリストの看板は新井だ!」と言われるぐらいに、日々精進していきます!今はクライアントからの要望にしっかり応えるところまでが出来ることですが、期待値を超える提案や結果を出して貢献していきたいなと思っています。今以上に上長のスキルを吸収して、自分のものに出来るように努めていきたいです。
あと、これは絶賛模索中ではあるのですが…チームのメンバーとはちょっと違った活躍をしたいと考えていて、例えばですが、AI領域のことも出来るようになりたいな、とか。笑
実際どうなるかは分かりませんが、自分しか持っていない武器を身に着けてGlossomに貢献していきたいです。今後も、僕の成長にご期待ください!

保田:いいですね!新井さんのメラメラ燃える野心を感じることが出来て、非常に頼もしいです!これからも応援しています!!

(※1) CSVファイル=「comma separated values」の略称を指し、その名の通り値や項目をカンマ(,)で区切って書いたテキストファイル・データのこと。

(※2) ある特定の条件に当てはまる「データ」を複数集めて、後で使いやすい形に整理した情報のかたまりのこと。特にコンピュータ上で管理するデータをデータベースと呼ぶことが多いが、紙の上で管理する「電話帳」や「住所録」なども同様。

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