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仮面ライダーを目指していた中島さん、なぜインフラエンジニアに?【社員インタビュー#7】

15歳で仮面ライダーになりたい!という夢を抱えて上京し、劇団の活動を続けていた中島さん。現在、演劇の世界とは真逆と思われるインフラエンジニアとして活躍している中島権人さんにインタビューさせていただきました。

仮面ライダーになってからハリウッドに行きたいという夢
15歳の時から、仮面ライダーが好きで、仮面ライダーになりたいと思っていました。仮面ライダーになってからハリウッドに行くという夢を抱えて、高校卒業後は働いてお金を貯め、知り合いもいない、情報も無い中で上京しました。まさに、冒険です。そこから4年ほど、養成学校でハリウッド俳優を目指すためのコースを受けていました。養成学校卒業後は、映画出演や舞台劇団員としての活動、舞台監督、映像作品の監督、照明や大道具などの裏方まで、映画や舞台にまつわるありとあらゆることをやってきました。

厳しい劇団・俳優の世界
日本における俳優業界は労働組合というものが無く、俳優として活躍しようとするとフリーランスからのスタートとなります。ほとんどの人が稼げず、食べれない状態が続きます。演劇一本で行きたいという思いで下積みをして、劇団四季や宝塚に入団することができれば、「雇用」という形になるので安定収入が得られるものの、初任給はかなり低いです。そんな演劇の業界で、私自身は、養成学校を卒業した25歳から30歳くらいまで、劇団の活動をしていました。

30歳で訪れた転期、そしてブレイバンスとの出会い
30歳で「食べれなかった」というのが大きかったです。ここから長い人生で、なんとか生計を立てなければならないと考えた時に、IT業界へのシフトチェンジを考え始めました。IT業界を選んだ決め手は「将来性」です。

【劇団員志望学生、キャリアに関する不安は?】
61.3%が演劇のキャリアを目指す上で「収入面」を不安視
キャリアの選択肢として、約8割が「ITスキル習得」に興味
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000087638.html

この調査結果に関しては、私が演劇を志す前に見ておきたいデータだったなと思います。当時はこういうデータにたどり着くことができなかったので、このインタビュー記事を劇団員をされている方が読んでいたら、ぜひ参考にしてほしいです。

30代という年齢的なことと、未経験だということを踏まえて、IT業界で仕事を探していた時にブレイバンスと出会いました。ブレイバンスは、企業理念に共感したということもありますが、「肩の力が抜けてるな」という良い印象を受けました。自然体でリラックスしている雰囲気が出ていて、肩に力が入りがちな私にとって、自分には無い部分を持っている会社と感じたのを覚えています。ブレイバンスには2022年6月に入社し、現時点で3ヶ月が経ちました。社員さんの端末の初期設定や交換、発送、端末の情報をデータベースに登録する作業や構成管理などを、現在担当しています。

劇団で培った経験をIT業界に活かす今
コミュニケーションでは、私がこれまで習ってきたハリウッドの演技論がかなり役立っています。スティーブジョブズや大統領が演説するスキルも演技論の一つなのですが、身につけると効果的な受け答えができるようになります。

養成学校に通っていた当時、ハリウッド演技論の講師の方から、「存在感がある」と言われたことがきっかけで、「存在感」とはなんだろう?と考え抜いた経験があります。専門的には「サブテキスト」と言われるのですが、台本に書かれていること以上の「存在感」や「雰囲気」などの情報が大切になるのです。演技論を知っていると、コミュニケーションをする上で、この「サブテキスト」を使いこなすことができるので、見え方はかなり違ってくると思います。演技論の一部。

これまでの経験は、何一つ無駄ではない
演劇からITという全く関係ない領域に入ると、これまで自分がやってきた経験が無駄になるとか、何かを捨てなきゃいけない、諦めなきゃいけないという感覚になることもあるかもしれませんが、キャリアを大幅にチェンジしたからこそ、今までやってきたことの一部でも活かすことができれば、勇気に繋がると思います。演劇を志していて、結果的にテレビやドラマに出られなかったとしても、それまで頑張ってきた経験は無駄にはならないので、自信を持って踏み出していただきたいと思います。

IT業界に対するイメージの変化
IT業界に入って3ヶ月が経ちましたが、業界に対するイメージで想像通りだったところとそうじゃないところがありました。想像通りだったところは、役職のない方は暗い系の陰キャが多いということです。想像通りではなかったところは、役職が高い人であればあるほど、コミュニケーションの能力が高いということです。役職の高い人は、技術だけではなく、様々な人を巻き込む必要があるので、想像以上のコミュニケーション力を身につけているということが分かりました。

IT業界に対する希望
この業界は、ますます伸びていくと思います。当たり前のように、みんながスマホを片手にネットを活用している今、発達していくのみで、衰退はしないだろうと考えています。私は、IT業界に転身したことで、これまで抱えてきた経済的な不安が解消されました。生活を立て直すことができただけでなく、現在は休みの日に映画を自主制作したりして、やりたいこととの両立ができています。私の場合でいう演劇に限らず、夢を持っていたり、何かやりたいことがある人は、例えば本業はインフラエンジニアとして働き、空いた時間に自分がやりたいことをやるというスタイルを確立することができます。また、こういったスタイルが、これから主流になってくるんじゃないかと考えています。やりたいことと生活を両立させることはできますので、今はまだ学生で、将来に不安を抱えている方も、自信を持って、頑張っていただきたいです。

ブレイバンステクノロジーズ中島を知る、一問一答!
Q.ブレイバンステクノロジーズを一言で表すと?
A.「水族館」です。みんな海のように広い心を持っているなーと思うからです。

Q.プラベートの過ごし方は?
A.仲間と一緒に映画を制作しています。あとは、読書や筋トレ、そして、インフラエンジニアとしての勉強をしています。

Q.今後の展望、夢は?
A.自分と家族と恋人や仲間など、大切な人たちの幸せを願っています。


中島さん、インタビューありがとうございました🤗✨
今後もブレイバンスを盛り上げていきましょう!

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