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子曰く、深圳(シンセン)がアツイ!!というわけでエンジニアが行ってみた。

「誰かパスポート持っててすぐ中国行ける人いる?」その日は突然やってきた―――

エイジェックスコミュニケーションズでは、創立20周年記念としてロンドンやサンフランシスコに渡って、現地の企業を訪問して最先端技術に触れたり、様々な人とのつながりをつくったり、新たな知見や出会いを増やすため「使節団」が結成されました。
※もちろん旅費や食費など諸々すべて会社のお金で行けるというオイシイ企画!

サンフランシスコから帰国直後のエンジニア坂井に待ち受けていたのは、急遽立ち上がった第3の使節団「深圳(シンセン)」!!


「ほな、行ってきま~~す」

何故シンセン・・・?

今深圳は「アジアのシリコンバレー」と呼ばれ、IT業界ではわりと有名だそうです。中国政府も力を入れて投資していて、中国のIT企業がじゃんじゃか進出。ファーウェイやテンセント、アリババ、DJIなども深圳に本社や拠点を置いています。インフラもかなり整っていて、実験都市のような感じだとか。エンジニアは特に行ってみる価値はあるのではないでしょうか!


インタビューした 坂井


情報収集。準備時間タイトだったけど結構いろんなこと調べたそう


―――深圳のどんなところに行ったんですか?


坂井:まずは電気街。ドローンなどのハード系がたくさんあって、昔の秋葉原のような感じだった。そして文化開発地区。OCTロフトという深圳のオシャレスポットで、廃工場跡にデザイン会社や、雑貨屋、ミュージアムが入っている。これも政府が力をいれているらしい。
あとは若者向けの街 東門町とか。日本でいう渋谷とか原宿みたいな感じ。タピりました(タピオカミルクティー飲みました)。H&Mやユニクロ、無印良品、今風のお店などもあって、日本と近い風景だった。


すごい形のビル…


OCTロフト


――― 行った感想、率直にどうでした??

坂井:まず思ったのは、ほんまに英語通じない!地下鉄乗るまで1時間かかった。

木下:え!?意外!でも漢字見たらだいたいで行けるんじゃないんですか?笑

坂井:無理無理。まず券売機どこかからわからない。アプリダウンロードしても中国語、駅員さんに聞いても「Ticket」が通じない。地図さして説明して一生懸命話しても無理でした。。
海外からも注目されているから国際都市だと思ってたけど、日本人も欧米人もまったくいなかったよ。

木下:へー、じゃあ深圳は国内の人たちで発展してるんですねー。

坂井:そうそう、キャッシュレスも発展してるけど、ウィーチャットペイも結局中国人しか使えない。。内需で潤っちゃうんでしょうね。


やっとのれました


――― 深圳で特徴的だったことは??

坂井:中国って全体にスピード感がある!特に深圳は力入れられているところ。とにかく進める!やらないところはやらない!というのがハッキリわかったし日本との違いだと思った。

木下:へー、例えばどんなかんじですか??

坂井:街を見ていてもいろんなところで工事してるけど日本みたいに人が歩くところを別に設けないし、ライドシェアできる自転車もいろんなところに乗り捨てられてた。笑
細かいことは気にせずとにかく「やってみる!」の精神。日本だと整えてからスタートさせるけどその分スピードは遅い。そういう面はあらゆるところから感じ取れた。


いろんなところに自転車


坂井:行っておもしろいなと思ったのは、完成してないうちから公開しちゃうところ。例えば展示会なんか、「これ絶対まだ設置途中やろ!」という段階でも先駆けてやってる。日本は完成してから公開することがほとんどだけど、プレの状態でもどんどんやっちゃう。笑 日本とは圧倒的にスピードが違う。

まとめ

深圳で学んだこと

・とりあえず「やってみる」の精神なので、変化がはやい

・政府が力を入れて投資していることもあり、新しいものを創ることへの勢いは日本と大きな差がある

・力の入れ具合や圧倒的なスピードによって、サービスもどんどん増え日本のエンジニアリングに危機感を感じた


楽しそうに語る

最後までお読みいただきありがとうございました!

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