WSLには、ユニークなバックグランドを持った仲間が多数在籍しています。
そこで、「どうしてWSLに入社したのか」インタビューを敢行することにしました。
第2回目は、コンサルティング会社のシニアマネージャーから、WSLの新事業立ち上げ責任者となった北中信也(きたなかしんや)です。
何故WSLを選んだのか、どうしてWSLで働くことになったのか…。
気になることを聞いてみました。
■大手コンサルティング会社からの転身
―――これまでの経歴を教えてください
大学で地方から東京に出てきて、大学では、機械システム工学を専攻しておりました。
その後、新卒でIT関連の会社に入社し4年働いて、コンサルティング会社に転職したんです。
その後、30歳の時に先輩に誘われ、別のコンサルティング会社で7年間勤務しました。
そして、去年の6月にWSLに参画し、現在に至ります。
―――どうして大手コンサルティング会社のシニアマネージャーから「転職しよう」と考えたのでしょうか?
自分のキャリアを考えた時に、大手のコンサルティング会社においては、なんとなくですが「やりきった」という感覚がありました。
それと、3年ほど前から私の出身地である、三重県伊賀市と一緒に地方創生の仕事に取り組んでいることが大きいですね。自分の故郷に対して、これまで東京で学んできたことを還元したいという思いがより一層強くなったんです。
簡単にいうと、もっと「自分のやりたいこと」「やりがいを感じること」に注力したいと思ったのがきっかけですね。
■WSLと出会いコンサルティング部門の責任者に
―――WSLとの出会いは?
実は弊社で働いている営業部門の責任者の小杉とは、1社目のコンサルティング会社で中途入社の同期だったんです。
辞めた後も年に1~2度くらいは飲みに行ってたんですよね。その時に、離職の話をしたら、「じゃあ一度うちの代表にあってみない?」って話になりました。
それで代表と会って、未来のビジネスの方向性や考え方に共感しました。
当時のWSLは、コンサルタントの紹介をしているのみで、コンサルティング部門はなかったんですが、「ここの会社で、新しいコンサルティングの仕組みを作っていきたい」と思いました。
そして、全くベースがない中、ゼロからの構築に挑戦することに決めました。
―――どうしてWSLを選んだのでしょうか?
「今のコンサルティング業界を大きく変革する」という点に本気で取り組むことに魅力を感じました。
国や企業が「地方のことを考えるとき」「グローバルに展開するとき」、実際に現地の住む人がいないプロジェクトチームで正しい結果が導けるのかを疑問に思っていました。それに対して、時間や地域、そして空間を超える組織を組成できれば、クライアントにもっと価値を提供できるのではないかと思っていました。
それをWSLなら実現できると思ったんですよね。
―――WSLでの取り組みが、地方創生へと繋がっていくんですね
そうです!
私は、父が伝統工芸士をしており、地域が廃れていくとともに、伝統工芸も廃れていく様を目の当たりにしてきました。
若い時はそんなに興味が持てなかったのですが、こうして振り返った時に、「何かしたい」と思ったんです。
地元には友達がたくさんいます。
「そういう人たちがどうすれば幸せになるのか?」
そこを求めて行きたいと思っています。
地方からたくさんの若い子たちが東京に来ていますが、地方にいても最先端の技術に触れて最先端のモノを作る機会は提供できると思うんです。
そのためにも、「新しい仕事の仕組み」を作っていきたいと思いました。
こうした地方創生への取り組みと、WSLでの新しい仕事の形への取り組みを融合させることで、「私にしかできない価値提供ができるんじゃないか」と思っています。
―――やりがいを感じながら、仕事に取り組めているんですね!
若い頃は、「何でもいいから知識を身に着けたい」と思っていました。
興味があることに対する知識を身に着けるのが喜びでした。
ですが、30代の中盤から「身につけた知識を使わなきゃいけない」と思ったんです。
色んな先輩や経験から学んだことを使いたいと考えた時に、それが地元への還元であったり、未来に向けた仕組みの構築だったりすることなのかなと思っています。
今はこうして、身に着けた知識や経験で価値提供ができるのが、喜びです。
そして、新しいコンサルティング業界を作っていけることや新しい働き方に取り組むことができるので、やりがいを感じますね。
■新しいコンサルティング業界を作るために
―――WSLではどんな働き方をなさっているのでしょうか?
WSLは、オフィスはありますが、出社する必要はありません。
働き方もかなり自由度が高いです。
毎日出社する生活をずっとしていたので、最初は慣れなくて出社していましたね。(笑)
今は、家の近くの喫茶店やワーキングスペース、会社、クライアント先、そして家でも仕事をしています。ネットがあれば何でもできますから。
あと今は、週3日東京で働いて、残りは地元の三重県伊賀市に帰っています。家族は東京に住んでいるので、2拠点生活です。
三重県伊賀市までは、片道4時間くらいかかるので毎週は少し体が大変ですが(笑)
ただ、こうした生活ができるのも、職場だけではなく、家族の理解と協力があるお陰だと思っているので、家族には本当に感謝しています。
―――今後、WSLではどんなことを目指していきたいですか?
まずは、ある程度仲間を増やして、会社としてしっかりとしたコンサルティングを提供していきたいですね。
弊社には、登録しているコンサルタントが2,000人以上いるので、その方々と協力できる仕組みを作って、他のコンサルタント会社では提供できない価値提供をしていきたいです。
登録しているコンサルタントの方々は、色んな知識がありますし独立して仕事をしている方も多いです。
それぞれの業界の第一線にいる方々と協力できるのが弊社の強みで、そうした方々を組み合わせることで、弊社にしかできない価値創出が可能になります。
―――WSLの良いところを教えてください。
全体の大きな社風として、「自由な働き方」があります。
営業の人たちも、いきいきと仕事をしていますよね。
出社の概念がないので、好きなところで仕事に取り組める。
クラウドインフラが整備されていて、会議はWEBで行います。
社員全体会がありますが、それもWEBで行っています。
ベンチャーなので、こうした仕組みを柔軟に作っていけるのは魅力ですね。
働き方改革、家族への意識、多様な働き方…こうした面で最先端の会社といえるのではないでしょうか。
提案や相談があればそれが制度になっていきますし、まだできていないところはそうやって作っていくことができます。
―――中途採用にのぞむ方へのアドバイスをお願いします
コンサルタント業界の経験がある方を歓迎します。
フレキシブルな働き方なので、真面目過ぎるとなじめないかもしれません。
コンサルティング部門はスタートしたばかりなので、途上の所を一緒に楽しんでいける人が良いです。
ベンチャーなので、裁量は大きいですし、臨機応変に対応することができるのは良い点だと思います。
私のように、地方と行き来することも可能ですし、世界と行き来する人なんかもおもしろいですよね。成果を発揮できるのであればなんでもアリです。
新しいコンサルティングビジネスの仕組み、組織を、一緒に作っていきましょう!