こんにちは!
ワクトリWebメディア戦略部の長田です。
突然ですがワクトリの社名は、WORKTRIP~旅して働く~という意味があります。ワクトリ独自のサービスの提案や提供、そして会社作りを設立当初から心がけ現在8年目となりました。2名から始まった会社も今では50名以上の社員が活躍していて、様々な思いや経歴を持っているメンバーが集まっています。
そんな社員の中でも今回は元々"バックパッカー"として世界各国を旅し、休日は日本全国をあえてヒッチハイクで周る。そんな生粋の"旅人"でもある営業部 瀬尾さんにお話を聞きました!
彼が、なぜそこまで"旅"という存在にこだわり、旅を続けるのか。
その先にはどんな"想い"があるのか・・・
ぜひ最後までご覧ください!
■Profile
瀬尾 元宏(せお もとひろ)
入社:2023年9月入社
部署:営業・コーディネーター
趣味:旅する事・ドライブ
瀬尾さん本日は、よろしくお願いいたします!
まずは、ワクトリ入社前の経歴を教えて下さい。
こちらこそよろしくお願いいたします!まず、2022年の3月に大学を卒業後、お酒に興味があった事からお酒にもっと詳しくなりたいと思い、正社員としてBarでバーテンダーとして働いていました。Barを退職後は、日本全国様々な場所でリゾートバイトをしながらお金を貯めて、2ヶ月間かけてバックパッカーとしてヨーロッパを周りました。
バックパッカーとしてヨーロッパを一周!
それは、すごい!どうしてヨーロッパを選ばれたのですか?
今まで海外旅行やバックパッカーは、学生時代から続けていましたが、大学卒業後は、自身のキャリアアップの為にも日本で本腰を入れて頑張っていきたいという気持ちがありました。なので今回の旅は、今までやった事の無いとにかくスケールの大きい旅をしたいと思いっていたんですよね。そこで先進国であり、独自の文化や、歴史的な街並みが広がり、更には短期間で多くの国を周れるヨーロッパを選びました!
実際に旅をしてみてどうでしたか?
小さい頃からヨーロッパの街並みにも憧れがあったりして、最初はものすごく楽しかったんですけど、だんだんしんどくなってきたっていうのが本音です…(笑)理由としては、やっぱり僕はバックパッカーなので基本的には、野宿やヒッチハイクでの移動がメインなんですよね。なのでどんどん疲労がたまってきてしまって…うわー今辛いなーと思う瞬間も多々ありましたね…(笑)
野宿にヒッチハイク!!
過酷な状況を経験されたんですね…ちなみに泊まる場所はどうしていたんですか?
CouchSurfing(カウチサーフィン)っていうアプリがあって、日本の文化を現地の人に教えてあげる代わりにお家に泊まらせてもらえる仕組みなんです。なのでそのアプリを使って各国の方の家に泊めてもらっていました。
それは全く知らない人のお家に泊まっていたんですか?恐怖心とはなかったんですか?
全く知らない方のご自宅です!ご飯も作っていただいたり、現地の食べ物を買ってくれたりして「これが僕たちの伝統的な食事だよ!」という感じで、食を通じて文化を教えてくれていました。なのでそこに恐怖心を感じた事は無かったですね。
ちなみに日本の伝統文化は、どんな事を教えていたんですか?
僕実は、横笛が吹けるんですよ。なので横笛で演奏をしたり、折り紙を折ってあげたり…あ、それとサムライのコスプレセットを持っていたのでサムライになりきってもらったりしていました!サムライのコスプレを着せてあげたら「SAMURAI YATTA!」というリアクションが返ってきてみんな喜んでくれましたよ。僕もとにかく相手の文化を知りたいという気持ちが強かったのですごく良い経験でしたね。
なぜそこまで他の国の文化を知りたい気持ちが強くなったのですか?
うーん…そうですね、僕の中で世界中について知っている事ってまだ0.01%位しかないと思っているんです。だから知らないことを知るっていうのが本当に楽しくて、そこに魅力を感じているんだと思います。
それとガイドブックとかって世の中に沢山ありますけど、正直王道なことしか書いてなかったりしませんか?でも僕が現地の人と直接会って話をすると、ガイドブックには載っていない情報を沢山教えてもらえたり、地元の人しか知らない場所や食べ物、イチオシポイントが絶対どこでも、誰でも1つはあるんです。
だからこそそれを教えてもらえた時の快感がたまらないですね!ガイドブックに載っている場所は写真で見れるし、折角現地に行くならまだ知られていない所をもっと知りたいという気持ちが強いです。
経験する中でわかった旅行と旅の明確な違い
世界各国に行くのは、旅行でも実現が可能かと思います。その中で瀬尾さんは、なぜバックパッカーという道を選んだんですか?
僕の中で"旅行"と"旅"って、明確にジャンル分けをしていて【旅行=楽しかったで完結すること】に対し【旅=楽しかったのその先に何かつながるモノが得られえること】としています。
実際に僕が体験したエピソードとして、旅中ドイツのドルトムントで知り合った方が、地元の人しか知らない絶景スポットを案内してくれたその2ヶ月後にその方が日本に遊びに来てくれて、今度は僕が日本を案内し返してあげる事ができたんです!そんな経験もあり、一方通行ではなくそこまでのつながりができることが本来の"旅"だなってその時改めて感じましたね。
それと僕は、何事もリスクをリスクだと思わない性格で…リスクを恐れるよりも「もっとこれが知りたいから挑戦してみよう」という気持ちがどんどん湧いてきて、とにかく好奇心が強いタイプです。だからこそ日本でもこの感覚を常に忘れたくない思いから今でも休日は、ヒッチハイクしながら旅に出たりするんですけど、先日もトラックのドライバーさんと仲良くなって「次どこかに行く時は連絡してよ、送ってあげるよ」と言ってくれたり、いまだにつながりは増えています!
好奇心の塊ですね・・・小さい頃から好奇心旺盛な性格だったんですか?
いや、実は元々はこんな性格ではなかったんです。僕は、大学が教育大学/教育学部出身で、いわば「学校の先生の養成所」のような所でした。そこでは、みんながみんな同じ方向を向いていて…なんとなく将来のベルトコンベアーにみんなで乗っているように感じていましたね。いつからか、そこになんとなく違和感を感じ始めていたんですが、そんな時にたまたま友達と青春18きっぷを使って夏休みに生まれて初めて北海道の稚内へ行く事になったんです!
その時「北海道って本当に存在したんだ!」って感じたり…(笑)飛行機ってめちゃくちゃ敷居の高いものだと思っていたけど、こんなに簡単に乗れるんだって知ったり…なんか本当にいろんな"初めて"に触れて沢山の事に気づいて、その旅をきっかけにもっともっといろんな事を知りたい!っていう好奇心旺盛な自分が誕生しました(笑)
輝ける場所は、誰にでもあるからこそ自分の人生の舵を自分で切ってほしい
学校教員から旅人になった理由を教えて下さい。
僕は、両親の仕事の関係で、ありがたいことに小さい頃から「あなたはこの学校に行って、この職業につきなさい」っていう将来のレールがひかれていて、正直そのままレールに乗って進むこともできたんですよ。でも、もしこの先、このレールに乗って進んだ場合、辛い事やしんどい事があった時「誰かが決めたから辛いんだ」って誰かのせいにできてしまうじゃないですか?それってすごくかっこ悪いし嫌だなって思って…自分の人生だからこそ、全部自分で責任を持とうと思って、僕はレールを下りるという決断をしました。
旅を通して様々な経験をしてきた瀬尾さんですが、なぜワクトリに入社する事を決めたのですか?
元々人材業界には興味があって、僕の人生の目標は、"一人一人の強みや長所を引き出して、それが活かせる世界につなげてあげるブリッジ役"になることなんですが、まずそれを実現できるのは、人材業界だなって思って。それと僕は、旅が好きなので単純に"旅×人材"というワードに絞って転職活動をしていました。
僕は、ひとり一人の強みとか輝ける場所って絶対誰にでもあると思っていて、だからこそ、接する人全ての短所を埋めるより長所を伸ばしてあげられる存在になりたいと思っています。レールから外れて旅人になったからこそ色々な人と出会って自分のやりたい事をやって輝いている人たちを沢山見てきたからこそそんな風にキラキラした人たちを増やしたい!って思っています。
それと、元々僕は、仕事を探す側だったのでその時にお世話になった企業をまわってみたんですけど、ワクトリは、見学の際オフィスの雰囲気が本当に明るかったのと、なぜだかここで働いている自分が明確にイメージできたことも理由の1つです!あとは、単純なんですけど、新宿の都庁前付近の21階のビルで働けること!毎日こんなビルのエレベーターに乗って出勤できるの?って入社前からめちゃくちゃワクワクしていました(笑)今では、友人にも自慢していますよ!
自分が経験をしたからこそ伝えたいこと
瀬尾さんの今後のキャリアプランを教えて下さい。
僕は、将来お金持ちになりたいとかは思っていません。旅と人材という僕がやりたい事を掛け合わせたその先に"価値を生み出せる人間になりたい"と思っています。
それとやっぱり旅人をもっと増やしたいという思いもあります。僕は、ヒッチハイクやバックパッカーをやっている人だけが旅人ではないと思っていて、"自分の人生の舵を自分で切る人"が真の旅人だと思っています!
自分が経験したからこそ言える事として、リゾートバイトって正直しんどい部分もあると思うんですが、例えば、留学資金を貯めるためとか、旅行の資金作りとか、新しい出会いとか自分の人生の次のステップアップの為にもっと沢山の人に利用してほしいなって思っています。
なので沢山の人にリゾートバイトを通していろんな経験をして、自分の人生の舵を自分できれるようになってほしいと思っています。あとは、せっかくご縁があって行った場所だと思うので、その土地を好きになって帰ってきてほしいですね。
ワクトリで訪れた場所が楽しい思い出になって、また何年か後に今度は旅行などでその土地に訪れる人が増えてくれたら嬉しいです。その為には、僕自身もっと施設にも詳しくなって、求職者1人1人にあったマッチングができるような判断力を磨きたいと思っています!
瀬尾さんお忙しい中お話を聞かせていただきありがとうございました。
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