WM & Creators, Inc.に入る前
デザインとコーディングを独学で学び、日本企業でデザイナーとして数年従事した後、単身ニューヨークへ渡りました。フリーとして活動して3年が経った頃、デザイン会社をニューヨークで設立する準備をしていました。 ちょうど同じ時期に、現WM & Creators, Inc.代表の大西が、わざわざニューヨークまで来て「一緒に会社をやろう」と、誘ってくれたので、帰国を決心しました。 代表は、継続的にニューヨークにいてリモートワークで良いと言ってくれましたが、同時期に加入したCTOもカナダから帰国するということで、3人の時間を共有するために帰国しました。
現在
私とCTOが加入する前は代表が1人で会社を切り盛りしていました。加入後、最初は3人で案件をこなしていましたが、今では、作業場に篭って何日間もデザイン漬けになったり、ガリガリとコードを書くことは少なくなりました。会社経営が3人体制になったことで、会社のブランディングを再構築するために、2015年1月1日に社名を変更し、オフィスを移転しました。コーポレート・アイデンティティの形成やオフィス空間デザインなどをこれまでに行ってきました。最近では、グローバル戦略をコンサルタントなどを介さず、自らの足で海外視察などを行っています。そこで得た情報や知識、感じたことなどをもとに、WMとしてやれることとやるべきことを明確化し、会社全体の中長期の目標を掲げ、それに向かって頑張っています。
WM & Creators, Inc.について
WM & Creators, Inc.のようなフレキシブルでユニークな会社は、日本では、他に見たことがありません。今のWMのカルチャーは、日本、アメリカ、カナダの離れた場所で、時差もバラバラの中、ディレクション、デザイン、プログラミングの担当に別れ、場所にも時間にも絞られず、それぞれの作業に集中してプロジェクトを遂行したことが基礎になっています。そのため、私とCTOが帰国した後も東京、大阪、福岡の3都市に別れてリモートワークを行っています。毎日、タスク管理ツールやスケジュール管理ツールの通知やチャットは飛び交っていて、必要であればスカイプでミーティングを行います。しかし、それ以外は決まった時間に始業するわけでもなく、終業時間も無ければ、勤怠管理などは行っていません。フォーカスしているのは、何時から何時まで働いたかではなく、それぞれが、やるべき仕事をこなしているかです。勤怠のチェックはなくとも成果物のクオリティチェックは厳しく行います。それらは、メンバー全員が自分の仕事に誇りを持ち、プロフェッショナルだからこそ、なし得ることだと思っています。私達は、自分たちの仕事が好きで楽しく仕事をしていますが、プライベートを充実させることにもプライオリティを置いています。WMは、月曜日から金曜日の9時から5時まで、などの決まった、勤務時間が無いため、アフター5や週末がプライベートだという概念がありません。その為、稼動日もフレキシブルです。1週間海外旅行に行きたいというメンバーには、バケーションをとれるようにスケジュール等を調整します。CTOは冬になると雪山に篭って、朝はスノボ、昼から仕事のような生活を送ります。将来の夢は、「山にログハウスを建てて、子供と過ごしたい。」というメンバーがいれば、リモートワークで、すぐにでもその夢を叶えられるようサポートします。日本の多くの企業では、従業員のプライベートよりも会社の規則を優先する傾向にあると思います。会社として、利益追求は至極まっとうな考えですが、WMは、従業員の生活満足度の向上が会社の利益に還元されると思っています。
今後どういうことをしていきたいか
WMのメンバーは全員、海外で他国籍の中で生活していたバックグラウンドを持っています。その為、この広い世界の中で、日本で日本人だけの、もの凄く狭い中で活動していることに違和感やフラストレーションがあります。 これからは、働く国も国籍も関係なく、世界という大きなくくりで、仕事も生活も充実させたいと思っています。 目標に向けて、何をするべきかは明確です。 1年以内にWMをグローバルカンパニーにします!