「第2回仮想通貨・ブロックチェーン企業合同説明会」開催レポート

こんにちは、withBの東口です！4月21日（土）に「仮想通貨・ブロックチェーン企業限定合同企業説明会」を開催しました。第1回のエンジニア向けに続き、今回は金融業界経験者、会計士・税理士の方々が対象。早速、当日の様子をレポートします！

仮想通貨・ブロックチェーン業界では、金融業界経験者の採用ニーズが高まっています。仮想通貨取引所のような金融業界に比較的近い企業だけではなく、仮想通貨を扱わないブロックチェーン企業でも金融業界の人材が求められています。率直に言って、業界全体が人材不足です。

今回の出展企業は10社。仮想通貨取引所、監査法人、ブロックチェーン技術を武器にした会社など多岐に渡ります。立ち上がったばかりのベンチャー企業から東証1部上場企業グループの一員など背景も多種多様です。

開場前から多くの方が並んでくださいました。お話を聞いてみると、金融業界で活躍中の方ばかり。仮想通貨・ブロックチェーン企業で自身の経験を活かしたいと思っている方が多いことに驚かされます。所属業界は銀行、証券、保険など様々。年齢層も幅広く、公認会計士、税理士の資格を持つ専門性を持った方々も。

仮想通貨・ブロックチェーン企業が金融業界経験を求める理由

オープニングトークは株式会社withB顧問、株式会社グラコネ代表取締役の“ミスビットコイン”こと藤本真衣が務めました。

「この業界は急速に成長しているので人材が不足しています。いきなり面接というのはハードルが高いですが、今日は気軽に出展企業とコミュニケーションができます。ぜひ生の声を聞いていただいて、ご縁が生まれたらと思っています。皆様の力を必要としている企業がたくさんあります」

各企業からのプレゼンがスタート！

藤本の挨拶の後は早速、各企業からのプレゼンタイムがスタート。持ち時間の20分で自社の説明、求める人材像などの話がありました。参加者の皆様も真剣に聞いてくださり、求める人材像や採用の本音に迫る質問もありました。

SBIデジタルアセットホールディングス株式会社。SBI Ripple Asiaの沖田貴史氏も登壇。仮想通貨「リップル」でも有名ですね。

途中には“ブロックチェーン会計士”としても有名な柿澤仁氏のゲストスピーチも。柿澤氏はOmiseGoにジョインしながら、個人でブロックチェーン企業のアドバイザーに就任し、仮想通貨の税制について政治・行政に提言をするなど仮想通貨・ブロックチェーン業界で多岐に渡る活躍をしています。

Omise Japan株式会社の宇野雅晴氏。この日はちょうどOmiseGoが分散型取引所を開設することを発表したばかり。多国籍で多様な人材が活躍していることや今後目指している方向性についてお話がありました。

株式会社Xthetaの武藤浩司氏。仮想通貨交換業のライセンスを取得済で、さらなるサービス拡充のために人材を探しています。

有限責任監査法人トーマツは、仮想通貨関連企業の監査のニーズが増えていることもあり、人材を募集中。新しい分野なので、活躍の場が今後も広がっていきそうです。

株式会社Nayutaの栗元憲一氏。ブロックチェーン技術を使った電気自動車への充電技術など具体的なプロダクトの紹介が印象的でした。IoTとIoM（Money）の技術を融合し、より良い社会を作るアイデアの実現を目指しています。

株式会社deBitの山田賢氏。BtoBビジネスを手がけている部分に惹かれる参加者も。ビットコイン取引所間をリアルタイムで連携させる世界初のネットワークシステムを構築し、異なる取引所ユーザー同士の取引を可能にすることを目指します。

GMOコイン株式会社はGMOインターネットグループの一員。仮想通貨の取引サービスを提供しています。マーケターや法務、コンプライアンスなど幅広い人材を募集しています。

株式会社Aerial Partnersの沼澤健人氏はTwitterの仮想通貨アカウント「2匹目のヒヨコ（@2nd_chick）」中の人としても有名。仮想通貨取引の税務問題の解決を目指して、“熱い”メンバーが集っている。資金調達も行い、新しいオフィスも構え、勢いを感じる。国籍や性別、年齢などは関係なく人材を求めています。