なにをやっているのか
浅井企画若手芸人とつくるYouTubeコントチャンネル「WIQOMEDIAN浅井企画」
ファッションチャンネルの草分け的存在「B.R.CHANNEL」
①YouTubeチャンネルを軸とした、動画メディア戦略の構築と戦術クリエイティブ
企業がホームページのように、当たり前に自社YouTubeチャンネルを持つ時代を迎えました。企業YouTubeチャンネル運営において、手持ちのリソースをどの市場セグメントに集中させることが最も費用対効果が高く、結果を残せるチャンネルになるのか。そしてそこに求められる戦術的なクリエイティブとは何か。YouTubeを軸に、TikTokやTwitter、Instagramなどあらゆる動画SNSを効果的にミックスさせて、全体戦略から動画企画などの具体戦術、そして動画制作までを手掛けています。目指すゴールはただ面白い、ただ目立つではなく、企業のファンを創り、ファンが集うためのコミュニティとしてのYouTubeチャンネルを創出し、YouTube時代の企業ブランディングを実現することです。
②「マイクロテーマパーク」の創出
ファンの「好き」が育っていくと、ファン心理として「もっと」が生まれます。もっと見たい、もっと知りたい、もっとこの世界に浸っていたい。そのファンの「もっと」の行き場が必要です。規模の大小を問わず、あらゆるブランド、企業、組織、ビジネスに今必要なのはこのファンの「もっと」の行き先、すなわちそのブランドの付加価値を五感で体験させることのできる場所、それが「マイクロテーマパーク」です。YouTubeを軸としたデジタルコミュニティと、リアルな場におけるマイクロテーマパークによって、offline to online, online to offlineの愛の無限ループを創出し、ファンの愛・熱狂を爆発させます。
今現在オフラインのマイクロテーマパーク事業としては、YouTubeサイズの撮影に最適化されたバーチャルプロダクションスタジオ「STUDIO KU」や、ヨガセンター「藝 UeL」を自社事業として運営しています。これらの事業においてもYouTubeチャンネルの運用ナレッジを注ぎ込み、自社内でO2O無限ループを完成させることを目標に構築を進めています。
なぜやるのか
2013年、「YouTube専門動画制作会社」の先駆けとして誕生し、YouTube動画をつくり続けてきた私たちは、YouTubeとは何か、どんな役割があり、何ができるのかを一番近くから見続けてきました。
そうした中、地域コミュニティの消失や企業の終身雇用制度の実質的な崩壊、さらには核家族化や未婚率の上昇などにより従来型コミュニティの形が激変し、人と人のつながりが希薄になりつつある現代社会において、その失われつつコミュニティ的機能を補完するのが、YouTubeに代表される動画軸のデジタルコミュニティであると考えるに至りました。
YouTubeは単に「動画を載せて、不特定多数の人に見てもらえるサーバー」ではなく、「人と人の心のつながりを育み、絆を生み出すプラットフォーム」であると私たちは考えています。誰かが誰かの動画を見つけて、価値観に共感して、ファンになって登録して、その世界観に浸り続ける。その一連の行為は、現実世界において誰かが誰かを知って、好きになったり憧れたりして、友人や仲間になっていくその過程と何ら違いはないものです。脳科学においては、脳はここ1万年ほどほとんど進化しておらず、テレビや動画に映る人と生身の人の違いを正しく区別できていないとも言われています。すなわち、YouTubeやテレビに映る人を、脳は「実際に会っている知人、もしくは友人」と捉えている可能性があるのです。
このような「人の心を繋ぐ」機能をもつYouTubeを、企業が新たなマーケティングチャネルとして活用することは必然の流れであり、一方で急激な変化の中で、各企業の内部にYouTubeを適切に活用できる人材がいないのもまた必然です。
私たちはそのギャップを埋める存在として、YouTubeや動画を通じたこれまでにないファン・コミュニティの創造、新時代のブランディングの形そのものを創出することに取り組んでいます。
どうやっているのか
社員たちもコンテンツに出演
胡散臭さに定評のある社長(後列中央)と若く愉快な仲間たち
当社は決してエリートの集まりではありません。テレビ業界で研鑽を積んだ人、フリーで独学で学んできた人、異業種からキャリアチェンジして当社で初めて動画制作に触れた人、多様なバックグラウンドを持った雑草魂な人たちが集まっています。
しかしながら、当社がこれまでに注ぎ足し続けてきた秘伝のタレ的ノウハウや最新マーケティング理論、行動経済学、心理学などを取り入れた科学的なスキームと、そんな雑草たちの「おもしろい」を愛するアート的な感性アプローチを掛け合わせ、おもしろく、マーケティング有意なYouTubeチャンネルを開発し続けています。
平均年齢は20歳代。
これからの時代を動かす動画ディレクター/プロデューサーが活躍しています。