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インターン体験談 (Chewie #1) : 4ヶ月間World Wide Wingsで働いた自分が、振り返り思うこと

こんにちは!World Wide Wingsでインターン生として働いている、Chewieです。

このたび、World Wide Wingsでのインターンを、スペインに留学にいく関係で辞めてしまうことになったので、振り返りをしたいと思います。

と言いましても、自己紹介の記事すら書いたことがなかったので、まずはなぜ私がWorld Wide Wingsでインターンをしようと思ったのかを説明しながら、自己紹介をさせてください。

【就活をして初めて気づいたインターンの必要性】

私は三鷹にある国際基督教大学(通称ICU)の3年生で、現在交換留学延期のために大学を休学中です。

大学2年の夏に参加した中米コスタリカでの短期留学で中南米の文化に興味を持ったのをきっかけに、大学で勉強していた教育学を今度は南米チリで学ぼうと交換留学を決めました。しかし、突如襲ってきた新型ウイルスの影響で一旦は留学が中止になり、そのまま留学を諦め、大学3年生のいわば既定路線である就活を始めました。私はコロナ禍のタイミングで就活を始めて良かったと思うことがいくつかあります。一つ目に、自己分析ができたこと。自分は実際どんな人間なのか、本当は将来何がしたいのかなど、しっかりと見つめ直すことができました。そして二つ目に、長期インターンの必要性に気付けたことです。私はそれまで長期インターンに対して全く意欲がありませんでした。しかし、就活をしていた中で様々な短期インターンや説明会に参加して、短期間のインターンや説明会では、自分が働くイメージを持つのはおおよそ不可能であると気づきました。その瞬間に、長期インターンに参加したいと思いました。

運が良かったことにチリの大学が留学の延期を承諾したため、1年間の休学をとり、その期間を使って長期インターンに挑戦しようと決めました。バイトをしてお金を貯めるという選択肢もありましたが、インターンの重要性に気づいた自分に、バイトで貴重な今の時間を無駄にする余裕は一切ありませんでした。

【Wingsに貢献したいと感じた瞬間

「英語が使える長期インターン」をWantedlyで検索してヒットした会社のうち、一番雰囲気が良さそうで、教育をテーマに募集していたWorld Wide Wingsは私にとって魅力的でした。

しかし、私が心の底からここで絶対働きたいと決心したのは、代表である城英さんとの面接中でした。

面接では、冒頭から教育についてのディスカッションが始まり、大学の授業かと思うくらい話が弾みました。そこで、城英さんの教育に対する熱意、そして日本が抱える社会問題を教育ビジネスを通じて解決しようとする姿勢にとても興味を持ちました。少子高齢化に伴う急速な日本社会のグローバル化。そしてその問題が引き起こす教育面での大きな格差。それらに巻き込まれてしまうこの先の子供たちの未来、そして幸福を考えた上での壮大なビジョンにとても心を惹かれました。大学では世界の貧困国を中心に勉強している自分にとって、教育を軸にした自国の深刻な社会問題を、完全に見落としてしまっていたと気づきました。そして、自分自身もWorld Wide Wingsが挑戦するプロジェクトに携わりたいと強く感じました。

面接前は「とりあえず長期インターンをしてみたい」で面接に臨んだ自分が、帰る時には「絶対に貢献してみせる」という熱い気持ちでいっぱいでした。

実際に働いて得た様々な学び

実際に働き始めて、インターン生が持つ仕事の自由度にとても驚きました。

World Wide Wingsでは、細かいタスクは日々任せられるものの、大きなプロジェクトを一つ渡されれば、そこからは自分のアイデアと仕事次第でいくらでも良いものにすることができ、その逆も然りです。最初はその自由度の高さに苦しんだりもしました。

代表である城英さんにアイデアを持ち掛ければ、深堀が始まります。そこで自分がいかにロジックを組み立てずに思考し、そして表面上だけのアイデアしか出せない人間であるのか気付かされました。

城英さんは、常に大体の答えを持っていて、城英さんが一言意見を出せば、それはきっと最高のソリューションになるはずです。それでも、城英さんは私に「何でそう考えるのか」、「もっといい方法があるかもしれないからもう少し考えてみて欲しい」と、もっと深く考えるように促し、目標と現状の間に原因があり、それをしっかり見極めることが問題を解決する大切なポイントなのだと気付かせてくれました。

城英さんから、「採用力を強化したいから、何か考えて欲しい」と初めに言われた時は、「それはつまりどういうことですか」と聞きたくなりました。しかし、まずは採用に関して城英さんは何に悩んでいて、どんなものが理想なのかを明確化していき、その後にはどんなアプローチが必要なのかを度重なるディスカッションを通じて自ら導き出すことで、やりがいと成長を最大限に感じることができました。

World Wide Wingsの最強のユニークネス

次に、この記事を読んで下さっている方の中にはおそらくWorld Wide Wingsでインターンをしようか考えている方もいると思うので、ここで働く上での面白さを簡単に紹介したいと思います。

「英語が自由に使える環境」

まずは、「英語が自由に使える環境」であること。

英語が好きであったり、もっと上手くなりたいと思っている人には絶好の環境だと思います。仕事中の会話だけでなく、一緒に働く人たちはもちろんみんな英語を話します。

隣で起こる他愛もない英語での会話を聞いているだけで、リスニング力が上がるだけでなく、仕事が楽しくなります!

「インターンが持つ仕事の自由度の高さ」

次に、「インターンが持つ仕事の裁量の大きさ」です。

これは既に何度も述べていますが、インターン生は任せられたプロジェクトの中で、本当に裁量を持って自由に仕事ができます。最初はその自由度の高さ故に、逆に何からすればいいのか分からなくなって、少し困ってしまうこともあります。しかし、言われたことだけをやっているような「作業化」した仕事なら、どこかで普通にバイトをするのと変わらないと私は思います。自由にアイデアを発言して、ディスカッションを通じてさらにいいものにしていく過程そのものに、一番のやりがいと自分自身の成長を感じることができました。

なのでWorld Wide Wingsでのインターン生に与えられる自由度の高さは、まさにここでのユニークネスだと思います。

「一緒に働くインターン生や、実際に子供達に英語を教える講師の方々の持つ多種多様なバックグラウンド」

もう一つは、私が思うWorld Wide Wingsで働く上での最大のユニークネスである、「一緒に働くインターン生や、実際に子供達に英語を教える講師の方々の持つ多種多様なバックグラウンド」です。

グローバル化が進む今日、インターナショナルな企業は昔と比べてとても増えました。それでも、ただ仕事で少し英語を使うだけであったり、実際はアジア系の人がほとんどの会社であったり、グローバルと言っても、少し偏った環境が多いのも事実だと思います。World Wide Wingsはそこが少し他とは異なると私は思います。

インターン生は日本の大学だけでなく、イギリスやカナダの名門大学に通っています。今はオンライン授業であったり、休学中ということでWingsでインターンをしています。そして、あるオーストラリア人スタッフは金融機関で弁護士として働いたのち、教育に興味があって今はここで働いていたり、あるイギリス人スタッフは名門オックスフォード大学で法学を勉強したのちにここで働き、あるオーストラリア人スタッフは元豪州公教育のエキスパート国家公務員であった過去を持ち、あるベルギー人スタッフは6つもの異なる言語を話し、そしてあるアメリカ人スタッフは国内外問わず様々な幼稚園で教育の経験を積んだのち、将来は自分の幼稚園を建てることを目標に今もWingsで修行中です。日本ではニュースでしか触れることのできないイスラム教の文化を教えてくれるインドネシア人スタッフや、プロレベルの歌唱力を持つフィリピン人スタッフもいます。さらにあるアメリカ人スタッフは、プログラミングで自ら新しいシステムを作成し、プロジェクトの大きな手助けをしてくれます。

World Wide Wingsは、国籍だけでなく、スタッフ一人一人が持つバックグラウンド含め本当に「多種多様な人々」が集まったスーパーグローバル組織なのです。

日本では低収入が原因で、教職に本当に優秀な人材が集まらないというのが問題になっているそうです。そんな現代の日本で、ここまで一人一人のスタッフ・教師のにこだわった組織は他にないと私は強く思います。

そしてこのようなスーパーグローバルな環境こそが、World Wide Wingsで働く上で得ることのできる貴重な経験を創り出し、ここで働く人を成長させてくれるのだと思います。

今後の自分が求める学び

私が働いた期間は4ヶ月間であり、決して長いとは言えません。それでも、私は多くのことをWorld Wide Wingsで学ぶことができました。

特に、ここでは教育の持つ可能性もしっかりと学ばせていただきました。私は留学のためWorld Wide Wingsを一旦ここで離れるわけですが、今後も引き続き教育についての勉強を進め、将来は自分の好きな中南米を中心に英語学習の研究や、貧しい地域での教育支援をソーシャルビジネスの観点などからアプローチしていきたいと思っています。また、World Wide Wingsで学んだ、ITと教育が生み出す教育の効率化についても今後も継続して学んでいきたいと思っています。多くのことを学ばせていただき、そして教育路線でこのまま将来も仕事がしたいと改めて確信できたきっかけをくれたWorld Wide Wingsには感謝しかありません。ここでインターンが経験できて、本当に良かったです。

Wingsの魅力は何かを目指してインターンを探す人それぞれが、仕事の面白さと成長を見いだせるところだと思います。

興味を持っている方や、今もインターンを探している方には、ぜひ挑戦して欲しい場所です!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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