夜行バスで手にした就職先には一生モノの仕事がありました
大好きなスポーツ選手が、当時まだ珍しかったホームページを立ち上げたことが、この業界に興味を持つきっかけでした。どこにいても情報を受け取れる、発信者の言葉が直接届くという感動を味わい、高校生の頃には自分でもホームページを作るようになりました。
その後、大学に進学してからも、「ウェブデザイナーになりたい」という夢は変わりませんでした。高校時代の熱意と、大学で得た知識や経験を胸に、就職活動をスタートさせました。
当時は今とは違い、採用面接は対面で行われていました。 東北にある大学から新幹線を使い続けるのは、学生には負担が大きく、スーツを着て夜行バスに飛び乗り、スーツケース片手に東京の企業を回りました。 当初は地元北海道での就職のため、練習のつもりで挑んだ東京での就職活動でした。しかし、実際に東京の企業を知ると、どの企業も最先端の技術とユーザーとして見たことのある実績を抱え、次第に東京で就職したいという思いが強くなりました。
その中で、IBJグループという企業に出会いました。総合力を活かしたビジネスモデルに加え、一人に任される仕事の幅が広く、「色々とやらせてもらえる」という感触を得ました。このご縁により私の一生のキャリアがスタートしました。
最先端業界での挑戦と成長――ウェブ制作からディレクションへ
IBJグループの中でもWeb専門の人材サービスを提供しながら、制作請負も行っていたウェブスタッフに惹かれ、研修後の配属を希望しました。
人材サービスを学んだのち、念願のWeb制作チームに配属となりました。「色々とやらせてもらえる」と思っていた以上に、デザインにとどまらず、さまざまな経験をさせていただきました。ディレクションからコーチング、人材提案時の営業同行、制作提案資料作成、プレゼン・見積などの営業・プロデューサー業務、書類の作成など事務作業にも強くなりました。
これらの経験は今の私を作る基礎となりました。
会社の特性を活かし、社内リソースだけでなく、さまざまな経歴・知識をもったパートナーと組んでのプロジェクトも多く、多彩な人材×Web制作の可能性を感じ、仕事の楽しさを知った時期でもあります。
俯瞰して案件を見て、幅広く、より深く携わっていくことに面白さを感じ、デザイナーとしてクライアントの思いを形にしていく作業よりも、思いを言葉にして伝えていく過程が好きだと感じ、自分はディレクターのほうが向いているかもしれない、と思い始めました。
その後、会社の体制が変わり、制作チームが縮小することとなりました。私はまだウェブディレクターとしてやりきれていないという思いが強く、社内メンバーに相談をしながら、悩み抜いた末に退職を決意しました。
退職後、縁あってフリーの仕事をもらうことが増え、案件がなくなったら就職活動をしようと思い続け、気づいたら7年が経っていました。ウェブスタッフからも案件を請け、退職後もビジネスパートナーとして、やりとりが続いていました。
仕事をするうえで痛感したのは、人とのつながりの大切さです。
求められることに応えていたら、10社の名刺を持ち、各会社のディレクターとして、たくさんの経験をしました。デザイナーにとどまらないウェブスタッフでの経験あってこその成果だったと感じます。
ありがたいことに一生フリーランスもいいなと思えるほどお仕事を頂ける環境でした。
結婚を機にフリーランスでは時間的にも体力的にも難しいと改めて就職を考えるようになりましたが、その時にもウェブスタッフとのつながりに引き寄せられました。 悩んだり迷ったりしているときにタイミングよく声をかけてもらい、社員として戻ることになりました。
キャリアの道筋を見つけるためのサポート
「やりたいこと」が明確にある人は、その目標に向かって突き詰めることができる。ウェブスタッフは、そんな情熱を持つ人々に「やりたいこと」を実現させる環境があります。
一方で、まだ「やりたいこと」が見つからない人にとっても、入社後、さまざまな機会が与えられ、共に考え、経験を積むことで、意外な発見をするかもしれません。大きなプロジェクトを任されることもあり、「自分の可能性」「キャリア」に気づくスピードが早まるでしょう。
ウェブスタッフは、社員一人ひとりの成長と人生・キャリアを真剣に考え、次のキャリアステップへの道も共に探してくれます。 独立を目指す人や、別の分野に進みたい人も、会社が一緒に最適な道を考え、サポートします。長期的なキャリアについても、伴走してくれる珍しい企業です。 退職後も単なる過去の関係に終わるのではなく、「最近どう?」と協業できるつながりを持てる、そんな温かい関係を築いてくれます。
移住と転職の交差点:ウェブスタッフで描くキャリアの未来
これまで、制作会社でさまざまな業界やサービスのウェブサイトを手掛け、多くの人々と携わってきました。今後は「一つの事業会社に所属し、その企業サイトやサービスサイトをじっくりと管理・運営したい」という新たな「やりたいこと」が生まれました。
同時に、子供の将来を見据え、札幌へのUターンを決意したため、地元での仕事を探そうと思っていました。そんな矢先、「北海道へ行っても、フルリモートでウェブスタッフのサイトを育ててみないか」と提案していただきました。そんな働き方を許容いただけること、なおかつ希望する業務に就ける、私にとって願ってもないオファーでした。
ウェブスタッフでは、単なるデザインだけでなく、どのように集客するか、そして数字を追いながら運営に携わる環境があります。札幌からでもその業務を続けられるという点も大変魅力的で、これからはその分野に注力していきたいと考えています。
このように、キャリアを次のステップへ進めることができる環境と相談できる仲間がウェブスタッフにはいます。少しでも共感してくださる方のご入社をお待ちしております。