子連れ出勤や在宅勤務を導入しています。
「子連れ出勤」を政府が後押しするというニュースがありました。
いろんな状況の方が働く機会を得られるという点で
いいニュースだなぁと思います。
少子化担当相が、子連れ出勤を導入している企業を視察し
「これなら、どこでもできるのではないか」と発言。全国へと広めたいとのこと。
でも、様々な課題を、本当に理解しているのかは疑問が残ります。
私たちも、すでに子連れ出勤や在宅勤務を
試験的に導入しています。
その前提にあるのは、彼女たちとの信頼関係。
それがあるから、どちらも前向きに導入ができています。
良いこともあれば、うまくいかないこともあるのも現実。
そこで、ウェブエイトで子連れ出勤をしているメンバーの
ゆきちゃんにインタビューをして、今の気持ちを聞いてみました。
子連れ出勤をはじめてみて、いまどんなことを感じてますか?(聞き手:今関)
子連れ出社を始めたときは、下の子が1歳3ヶ月ぐらいだったので、午後のお昼寝の時間を見計らって出社していましたよね。起きている時は、他のスタッフが話しかけてくれたり、遊び相手をしてくれ
たりするのでとっても助かりますし、スタッフのほとんどがパパママ世代なので、小さい子が多少イタズラしてもとても寛容でいてくれます。ウェブエイトのすごい所は、この制度を導入していることではなく、子連れで出勤することを特別なこととして捉えてないことだなぁと感じてます。「私だけ特別」「申し訳ない」そう感じてしまっていたら、逆に気を使いすぎて仕事にならないと思います。
確かに!みんな当たり前のように接してるね。でも、大変なこともあるんじゃないですか?
大変なところは、息子がだんだん大きくなってきて、会社の備品をいじるようになってきたことで目が離せなくなってきました(笑)床に落書きしたり、文房具を全部出してくれたり、会社中のお菓子を食べちゃったり。。。目が離せない分、仕事にあまり集中できない状況が続きました。みんなに迷惑をかけているのではないかと、心配にもなりました。いまは週に1度出勤してあとは在宅で作業をしています。出勤する日は1週間の仕事の確認や、スケジュールの確認、相談などのミーティングに充てています。子どもの成長に合わせて柔軟に対応してくれることも嬉しいです。
それは、責任を持って仕事をしてれているからこそできること。本当にありがとう。ウェブエイトで働いて、もう少しで1年だね!
そうですね!昨年、松本でのママ向けのイベントに参加したことがきっかけでした。
独身時代はIT企業で働いていましたが、結婚を機に退職し松本市に引っ越してきて、5年ほど専業主婦で2児の子育てをしていました。その間特に仕事をすることもなく、のんびり信州ライフを満喫していましたが、長男が幼稚園に入園し少し育児が楽になったことで、また外に出て働きたいという願望が湧きました。
なんでもいいから働きたいというわけではなく、IT企業でまた働きたいなとただ漠然と思っていました。
ですが、常に時代を牽引していかなくてはいけない移り変わりの激しい業界。5年もブランクがあるから、就職できるかわからないし。次男が保育園に入れるかどうかもわからない。と、就活前に不安で悶々とした日々。社会復帰するのに一歩踏み出せない、躊躇いもありました。
そんな中、Facebookでイベントがあることを知り、参加を決意!「絶対このイベントで仕事をみつける!」という覚悟で挑みました。
イベント終了後、主催をされていたゆめサポ代表の森田舞さんに「WEBディレクターの仕事を探しているのですが、どなたか知りませんか?」と質問をしたところ、「ちょうど今日来てますよ!」と。
そこでウェブエイトの代表取締役である草間さんとマネージャーのゼッキーさん(今関)を紹介してもらい、「ちょうどWebディレクターを探していたんだよー!」と初対面ながら欧米スタイルの熱いハグをしてもらいました。
そんな偶然?きっと必然な出会いから、とんとん拍子で働くことが決まりました。
そうでした(笑)素敵な笑顔のゆきちゃんが「働きたいです!」って現れたから、ついつい。嬉しすぎてwでも、そこからウェブエイトで働くことを決めたのはなぜ?
草間さんとゼッキーさんから、専業ママが社会復帰することへの数々の不安を全てプラスに払拭してくれたことが一番大きいです。
ブランクがあっても大丈夫!小さい子供がいても大丈夫!会社に連れて来ればいい。
保育園が決まるまで、在宅で仕事をできるようにしてくれたという点。
なによりWeb会社で働かせてもらえることが本当にありがたいお話だったし、会社に貢献できるように頑張って働きたいな!と純粋に思えたところです。
実際に入社してみてどうでした?
入社前は会社のHP、wantedlyのスタッフ記事、スタッフブログを閲覧し、スタッフのレベルが高そうで、制作物もカッコいいし、それこそThe・Web会社のイメージです(笑)なので、正直ウェブエイトの中に溶け込めるのか、仕事をやっていけるのか、不安でした。
入社後の印象は、とっても風通しがいい、みんな和気藹々としていて仕事がしやすい環境だと思います。ディレクターの仕事量は多いと思うのですが、そんな大変な中でも、ギスギスせずにスタッフ同士が笑いあえるって、とっても重要なことだと思います。ウェブエイトでなら、楽しくいい仕事が出来そうだなと感じました。
これから、どんな仕事をしていきたいですか?全力で応援するよ!
未経験の分野にチャレンジしながら、お客様に心から満足してもらえる
サイトをいくつかディレクションしていきたいと思います。
制度よりも、意識が大切。世の中が変わりつつある今も、結局はそこが課題。
子連れ出勤、在宅勤務など、いろんな働き方が増えるのは良いことです。
さらに、それを国が推進してくれて、制度化してくれるなんてさらに素敵。
でも、制度が充実することと
その制度が組織に浸透し、働きやすさ、多様性が認められることは同じではないです。
恐らく、ウェブエイトだけでなく、子持ちの社員がいる会社は実感してることかと思います。
だから、偉い人がある企業1社に視察に行って「全国どこでもできる」なんて発言をしても
何も変わらないのではと思ってしまうのです。
変えるのは、私たちじゃなきゃ。
私たちができれば、きっと全国どこでもできると思う。
そんな、地方都市のロールモデルになりたい。