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ウェルスナビでは2022年4月15日に、全社LT大会を開催しました。今回の記事では、100名近くの社員が参加し、大盛況に終わったイベントの様子をお届けします。
ウェルスナビでのLT
LTとはLightning Talkの略で、5分程度の短いプレゼンテーションを指します。IT企業の多くで導入されているこの取り組み、ウェルスナビでも2019年から開始しました。ウェルスナビは、約120人の社員のうち、半分近くをエンジニア・デザイナーが占める「ものづくりする金融機関」。金融、ITなどさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まり、チームを形成しています。
ウェルスナビでLT大会を始めた一番の理由は「楽しそうだったから」。2019年当時は、社員の採用が増加し、組織の規模が大きくなっている時期でした。エンジニアチームの中でも、出身業界や得意分野が異なるメンバーが集まり、役割分担が明確化し始めると、隣の席に座っている社員はどういう人で、どのような業務を行っているのか、見えづらくなるもの。LT大会の開始によって、他の社員が何に関心を持っているのか、共有する場が生まれました。
開始初年度は年2‐3回のペースで実施し、エンジニアが自身の扱っている技術やプライベートでの関心事について発表していました。「楽しいし、発表したい人がたくさんいるのでもっと頻繁に開催しよう」という声が上がり、開催ペースは隔月、月1回と徐々に上がっていきました。同時に、参加者もエンジニアに留まらなくなり、2021年からはクオンツ・コーポレート部門等も発表に加わるようになります。
徐々に規模が大きくなってきたLT大会、「一層のこと、全社を巻き込んで開催してしまえばよいのでは」。誰かがそのような思い付きを口にして、全社規模のLT大会が実現しました。
昨年末のクリスマスイブに開催した第1回の全社LT大会には多くの社員が参加し、大盛況でした。年末に休暇を取っていて参加できなかった社員も多く、リクエストの声に応えて、早速第2回が開催されました。
全社LT大会の様子
2022年4月15日15時30分、オフィス内のオープンスペースに、出社している社員が集まりました。東京都では、新型コロナウイルス感染症対策のためのまん延防止等重点措置が直前の3月下旬に解除されました。ウェルスナビも、原則リモートワークから、オフィス出社とリモートワークのハイブリッド型に切り替えた頃であり、オフィスで直接顔を合わせる社員も増えてきていました。
リモートワーク中の社員も続々とZoomに入ってきます。正社員だけでなく、業務委託・派遣社員、さらに監査役まで幅広く参加し、合計参加者が100名近くに達した一大イベントとなりました。
参加者の期待が高まる中、今回は自らエントリーした7名の社員が発表を行います。発表者も全社から募ったことで、エンジニアだけでなく、人事やカスタマーサポートのメンバーもエントリーしました。発表テーマは、サイバー攻撃の話、組織論、音楽ゲーム、マインドフルネスなど多岐にわたり、(よい意味で)統一性がありません。
1人目の発表者は、セキュリティチームの深田。時事ネタとサイバー攻撃を絡めた発表で会場を盛り上げる。
音楽ゲーム好きが高じて自分のスコアを管理するアプリを作ったことがきっかけで、現在のモバイルアプリエンジニアを志したという、自身のストーリーを発表した牟田。
ここではすべての発表をご紹介することができませんが、7名の発表はどれも個性に溢れ、発表者の人柄が伝わるものばかりでした(発表スライドで、マンガからの引用を行っている発表者が複数名おり、マンガ好きの社員が多いこともわかりました)。ウェルスナビが多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されているチームであることを、改めて実感できる機会となりました。
今後も、エンジニアを中心としたLT大会と並行して、全社LT大会も定期的に開催していく予定とのこと。新しく入社するメンバーも増えている中、次回は誰がどのような発表を見せてくれるのか、開催が待ち遠しく感じられます。
Zoomのチャット欄も温かいコメントがやむことなく続き、大盛況。最後は記念写真を撮影
聴講者のコメント
渡邊俊之
リモートワークが広がり対面でのコミュニケーション機会が以前より減っていますが、全社員を巻き込んだLT大会で、開発メンバーの知見に触れたり、開発者ではないメンバーの一面を知れたりすることはとてもいい機会だと思います。私自身、入社後しばらくは開発メンバーが開催しているLT大会って何だろうと思っていました。2021年12月に全社LT大会が開催されるようになってからは、当社が「ものづくりする金融機関」であることをより一層感じられるようになりました。次回の開催も楽しみにしています。