WASSHA株式会社 CEOの秋田です。
CEOとして、WASSHAをどうしていきたいか、アフリカという市場をどう考えているかといったことを定期的に発進していきたく、今回から「CEO message」としてコラムを始めることにしました。
"Power to the people."
私たちWASSHAは、「Power to the people. (ビジネスを通じて社会問題を解決し、人々をエンパワーする)」をミッションとしてアフリカで事業を行っています。
2013年に創業し、2020年12月現在、タンザニア、ウガンダ、日本で合計250名超の組織になりました。それでも、この大きなミッションを遂行し、事業成長と社会インパクトの最大化を実現するためには、もっと多くのプロフェッショナルな仲間を集める必要があると感じています。
アフリカは、2100年まで人口が拡大し続ける世界で唯一の大陸です。将来の市場拡大を見込んで、欧米中印の大手企業・スタートアップがどんどん参入しています。現地の起業家も育っています。「モバイルマネー」と呼ばれる電子マネーのサービスは日本のペイメント系アプリよりも便利で、アフリカ各国で既にインフラになっているし、ドローンやセンシングなど先端技術を活用したテクノロジードリブンのソリューションが人々の生活を劇的に変えています。
僕は、いつかアフリカ各国がテクノロジーを活用して先進国に「追いつく」のではなく「追い越す」、あるいは先進国と呼ばれる国とは全く異なる新しい発展を遂げる可能背があると考えています。
そんなダイナミックな市場で、世界中のキラキラな会社と切磋琢磨しながら、ミッションをより力強く進めるためには頼れる仲間がまだまだ足りません。
組織は未成熟で、必ずしも働きやすい環境ではないかもしれません。
それでも、ミッションに共感頂き、現状を是とせず、より良い組織を作っていく事に一緒に頭をひねろう、と思って頂ける方がいたらご応募検討頂けたら有難いです。
採用面接時に重要視している事
全ポジションを通じて、採用面接でお話させて頂く際はVision/Mission/Valueへの共感がある方かどうかに加えて、以下の点も重視しています。
・ビジネスと社会インパクト、2つを同時に追求するハイブリッドな人材である事
ビジネスの専門性があるだけでなく、途上国の社会問題に対する知見や想いを持っているか
・途上国の人々へのリスペクトがある事
アフリカに限らず途上国の方、貧困層の方に対するリスペクトの姿勢を持っているか
・考え抜いた意見に対する自信と、他者の意見や異なる価値観に耳を傾けられる柔軟さがある事
根拠と自信をもって発言されているか、違う意見を否定するのではなく、なぜ違うのか理解しようとする姿勢があるか、他者の考え方・価値観も受け入れる柔軟性を持っているか
・主体性がある事
自身のコントローラブルな事象にフォーカスしている方か、コントローラブルな領域を増やすためにどうするかという考え方が出来るか
・客観性がある事
主観的な考えから決めつけ等をせず、客観性を持って仕事に取り組めるか
終わりに
COVID-19もあり、まだ自由に行き来できる状態ではないですが、WASSHAの一番大きいオフィスがあるダルエスサラームの海辺のレストランで飲む生ビールは最高です。
まだ見ぬ仲間との乾杯、楽しみにしてます。
(このメッセージはタンザニアの中心都市ダルエスサラームの海が見えるカフェで書きました。)
WASSHA株式会社 CEO 秋田智司