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【インターン体験記】マサイになりたかった日本人、タンザニアでパワー・トゥー・ザ・ピーポー。


Manbo!こんにちは!

2019年6月から4ヶ月間タンザニアでインターンをしていました、イワサワと申します!

帰国して1ヶ月、絶賛日本・家族・友達大満喫中ですが、タンザニアのみんなとManbo!Poa!(スワヒリ語版やっほー!)できないのはやっぱり寂しいです、みんなに会いたいなぁ…!

まずはイワサワの歴史を簡単にご紹介!

幼稚園時代:マサイ族になりたい。(〜大学生)
高校生時代:将来住みたい東アフリカについて何も知らないなぁ…→大学でアフリカを専攻。
大学1・2年生:アフリカについて勉強するうちに、国際協力の道に進みたい!
→ビジネスを通した社会開発が気になる。WASSHAのことを知る!
→3年生になったら休学してインターンするぞ!
大学3年生春:①社会開発×ビジネス ②日本×東アフリカ →やっぱりWASSHAしかない!!!
インターン応募→インターン選考落ちる。
大学3年生夏:1年間の休学開始。(2018年8月〜2019年9月)
ケニアやタンザニアでインターンやホームステイ、ボランティアなど。
休学中:やっぱり、やっぱり、WASSHAしかない…!!!
→インターン再応募。
2019年6月〜9月:念願のWASSHAインターン!!!
現在:大学に復学(3年生)。
WASSHAの日本オフィスでインターン中です!

この体験記は、

①インターン中のお仕事 ②インターン生の一日 ③WASSHAの雰囲気 

の3本でお送りします!

(思いが溢れるハプニングが起き、一回の投稿に収まりきりませんでした。すみません。
というわけで、②インターン生の一日 ③WASSHAの雰囲気は次回お送りいたします。)

①インターン中のお仕事

私がインターン中に担当したのは、主に2つのお仕事です。
その名も…

・Sugokufueruプロジェクト

・バナナチーム

なんだそれは、、と思っていらっしゃる皆さんへ、それぞれの内容を簡単にご紹介します!

【Sugokufueruプロジェクト】

【写真】フィールドに出る前にMO(マーケティングオフィサー)のみんなと朝ごはん。Sugokufueruを一緒に引っ張ったメンバー達!らぶ!笑


内容:KIOSK数の拡大に向けて、ランタンを借りるお客さんがスゴク増える仕組みを探し出し、展開するプロジェクト。
(例:WASSHAのスタッフが一日で訪問できるKIOSKや宣伝できるお客さんには限りがある。
 →エージェントの売り上げに対するモチベーションを上げて、彼らにも協力してもらいたい!
 →売り上げコンペティションを開催し、優秀KIOSKにはボーナスを!という施策をトライ!
 →エージェントのやる気に繋がり、売り上げが増えた!×数回のトライアル
 →全国展開へ!)
 
インターンの役割:施策の実行部隊・現場の声お届け隊。
施策を行うにあたって、各部署の協力を得たりタンザニアメンバーとフィールドに行きオペレーションの確認やお客さんの声を聞きに行ったりします。施策を導入・実行する中で、タンザニアメンバーからの意見や課題、想定外な出来事が、毎日のようにたくさん出てくるので、それらを元に日本側と一緒に施策を改善、トライ、拡大、改善、トライ、拡大、改善、改善、トライ、トライ、拡大…!

その他:ミーティング中、タンザニアメンバーが一生懸命「スゴクフエル」と言うのがかわいい。


【バナナチーム】

【写真】バナナチームのメンバー!もっと一緒にバナナやりたかったなぁ。1からのチームで、本当に思い入れMAX。喧嘩もしたけど愉快な大事なメンバーです!


内容:アフリカの多くの国で課題である”物流”を整える新規事業のトライアル。
生産者と消費者が適正価格を知らず、売り叩き・買い叩きが発生」「食料ロスが多い」など、多くの課題を抱えるタンザニアの物流を改善しよう!と言うことで、まずはバナナに注目。

タンザニアのバナナ:タンザニアではフルーツの甘いバナナの他に、主食として食用バナナを食べます。串刺しのお肉と一緒に揚げバナナか焼きバナナを食べたり(ビールとよく合う!)、トマトとバナナを一緒に煮込んでウガリと一緒に食べたりと、タンザニアの食卓ではバナナの活躍率は高いです!

インターンの役割:マーケット調査・バナナの物流調査・バナナの買い付けと販売
私が携わった時期は、初期段階と言うことで、タンザニアの物流を知ることから始まりました。タンザニア人メンバーと一緒にマーケットに出向き、マーケットの頼れるお兄・お姉たちに助けてもらいながら新しい分野に飛び込んで行きました。私はバナナの販売チームを担当。インターン期間のラスト1ヶ月弱で参加し、バナナの販売を2回行うところまでしかタンザニアにいられませんでした。これからどうなるのか、今は日本から楽しみに見ています!

その他:タンザニアメンバーとミーティングするときは、バナナの種類の話題には注意!笑
新規事業ミーティングで、バナナの種類についてタンザニアメンバーに質問したら、大騒ぎ。笑
みんなが思い思いに自分の好きなバナナの種類や見分け方について熱く語り、タンザニアのみんなのお母さん、あのママ・グレースでさえも、一緒になって盛り上がってしまいました。

インターンのミートアップなどで、ご質問いただくことが多いのですが、

大変だったこと」は…たくさんあります!笑

・想定外・奇想天外・ネットは圏外

ラップ風に明るく言って見ましたが、とにかくハプニングは日常茶飯事、通信状況や時差などで連絡をとるのにも時間がかかってしまうので、思い通りに進まないことが多かったです。

Sugokufueruでは、施策を行なっているエージェントの売り上げが下がったので訪問してみると呪術にかけられてお引っ越し最中だったり、バナナでは、大雨が降ってトラックが通れる道が無くなったのでバナナが届かなくなったり、など大小様々なハプニングに日々出会います。

予定通りにはなかなか進まないことがある中で、できるだけ前に前に進められるように工夫をしました。様々な施策や業務を並行して行う中で、せめて、自分やチームのメンバーが”ハプニング”にならないようにメンバーと常にコミュニケーションをとって、こまめに進捗や抜け漏れがないかを一緒に確認したり、また、すぐに他の手を打てるように作戦を考えておいたりしました。インターンの最初の時期は「どうしよう!」とあたふたしていることも多かったですが、後半は「次は何が起こるのかな?かかってこーい!」と楽しむくらいの気持ちでいられるくらいに強くなりました。笑

・タンザニアメンバーをチームに巻き込むこと!!!

Sugokufueruでは、色々なメンバーに協力を依頼し、普段の業務に加えて優先して動いてもらっていました。最初みんなにとっては、酷く言えば、「言われたからやっているけど、ただのタスクスゴクフエルプロジェクト」で、新施策登場の度にまた来たよ、、と言う反応でした。チーム感0!悲しすぎ!と思いましたが、私たちの説明や進め方に問題あるに違いない!ということで改善できるよう工夫しました。みんなが納得するようにそれぞれの施策の背景やインパクトの説明に力を入れ、売り上げが少しでも上がったら担当メンバーに売り上げ上がったよ!と報告、報告することがなくても話に行ってみたりしました。
チームを1から作っていくバナナチームも、大変大層非常にとてもやりがいがありました笑
物流事業のために参加してもらった新しいメンバーと、WASSHAにとっても新境地であるバナナをやっていくということで、新しいことだらけでした。最初はミーティングや調査をするにも一苦労で、時には、というか、ほぼ毎日メンバーと言い合いになりながらも笑、バナナチームをつくっていきました。
また、既存のランタン事業に取り組む社内のメンバーにもバナナの事業についても知ってもらいたいと考えていました。会計チームのボスに、交通費申請をするたびに「またバナナ買ったんか?」といじられたり、お昼に食べているバナナの種類を呼び止めて解説してくれるスタッフが増えたり、バナナビール(というバナナからつくった激強お酒があるらしい)がどれだけ強く危険かということを伝授してくれたり、バナナの販売を応援してくれたりするメンバーは増えましたが、バナナチームの情報をもっと共有するなど、できたことはもっとあったなと思っています。。

・新しいことたくさん!猛スピード!

働くことがほとんど初めてで、とにかく急上昇の会社で、任せてもらえることも沢山で!!!
できないことが沢山あって戸惑ったり落ち込んだりしましたが、大好きなWASSHAで大好きな社員さんやインターンの皆さんと働けたのが、本当に楽しくやりがいがありました!!!

大切なので、繰り返します。笑

大変なことは多いけれど、その分やりがいがあり、それが楽しかったです!



【写真】タンザニア最終日。バナナを販売してから帰国しました笑。
帰国準備のためにお家に戻ると「完売したよ!」電話が来て喜びながら日本へ!

岩澤、嬉しかったことを、語ります。

・大変だった分、工夫した分、目標達成した時嬉しすぎる!

お客さんに興味を持っているように試行錯誤したスゴクフエルの施策で売り上げが上がった時、初めて買い付けをメンバーに任せていたバナナが無事マーケットに到着し完売した時、いつも一緒にマーケット調査に行っていたバナナチームのメンバーが初めて1人でマーケット調査に行き報告書を書いた時、などなどなど、みんなで少しずつ問題をクリアして行くのが本当に楽しかったし、お客さんや一緒に働いているチームのメンバーが嬉しそうにしていて私も本当に嬉しかったです。

・お客さんの声の近くにいられたのが良かった!もやもやさようなら!

私は、国際協力や社会開発を勉強していて、ビジネスを通した開発に興味を持ちました。ただ、正直、途上国でのビジネスというと、搾取や人権問題などこわいイメージがあって、(ごめんなさい!)実際どうなんだろうなぁ?(ごめんなさい!)と思っていました!

それが、WASSHAでスゴクフエルやバナナに関わる中で、お客さんの声を聞く機会が毎日のようにありました。

スゴクフエルでは、売り上げが上がったオーナーが、「ランタンの売り上げを上げるためにこんなことをしたら、KIOSKのお客さんも増えたんだ!」と嬉しそうに話してくれたのも嬉しかったです。直接声を聞かなくても、売り上げが上がると、お客さんから「気に入ったぞ!」というメッセージをもらったようで嬉しかったです。
バナナでも、マーケットにいる方々の課題を何日もかけて聞き取りました。最初はお互い警戒していたけれど、WASSHAのことを覚えてくれて、協力してくれる人がどんどん増えて行きました。みんな課題があって、WASSHAのビジネスはみんなにこれだけ応援されて期待されているんだなと思いました。

良い意味でお客さんに振り回してもらいながら、試行錯誤しているうちに、休学中の自分の中の課題だった途上国ビジネスもやもやが吹っ飛びました。お客さんが必要だったら売り上げも上がるし、会社を続けるためにお客さんを喜ばせようと頑張るし、シンプルで、一方通行でなくて、わかりやすくて、インパクトが大きくて、こんなに沢山のお客さんに愛されてて、WASSHA最高。となりました!笑

・チーム感がどんどん大きく大きくなった!

最初はチーム感ほぼ0のスゴクフエルもバナナチームも、どんどんチーム感が出て来たのが本当に嬉しかったです!!!
「ああ、そうなんだ。」という感じの反応だったミーティングも、鋭いツッコミや個人的に提案をくれたり、次は何する??と聞いてくれたり、みんなのスゴクフエルに対しての気持ちが変わっていくのが嬉しかったです!バナナも、最初は喧嘩ばかりでしたが笑、本当に良いチームでした!
みんなと本気でランタンやバナナに向き合ったのが楽しかった!!!!!

・タンザニアメンバーとたくさん話した!

タンザニアメンバーたちとは、毎回ダラダラ(乗合バス)やボダボダ(バイク)を乗り継いで片道1時間から3時間ほどかかるフィールドへ行っていたのですが、その間に沢山おしゃべりしました。奥さんとの惚気話を永遠に聞かされる時も、音楽の話や恋バナやくだらない話をする時もありますが、仕事や夢について話している時のみんながかっこよかったです。「自分が設置したWASSHAキオスクによって数十件の家に明かりが点くってすごいことだよ!タンザニアを自分が変えてるって思ったら本当に幸せ!」「第2の秋田さんになりたい。」と語られて、感動でした。素敵なWASSHA先輩とたくさん話せてみんなの考えが聞けたのは嬉しかったです!

・フィールド帰りにWASSHA通りを見ると嬉しかった!

フィールドからの帰宅途中、周りが暗くなるとWASSHAのランタンが実際に使われているところを大量に目撃できます。外の露店で、使われている電気がWASSHAのランタン続きという箇所が出現する大通りがあり、そこを初めて通った時は感動しました。最初の頃はランタンを見るたびに嬉しくなって、同行しているスタッフとランタンを指差しながら「WASSHA! WASSHA!」とバスの中からWASSHA探しをしていました。WASSHAが本当に沢山の人の生活を変えているんだな、と思ったら、もっと色んな人にWASSHAを知って使ってもらえるように明日も頑張ろう!と思っていました!

他にも、バナナの色々な品種をパッと見てわかる新しい特技を得たり(味利きができるタンザニアスタッフにはまだまだ及びません。)、とにかく楽しくて嬉しくてやりがい満タンのインターンでした。


【写真】KIOSKのオーナーさんに一日中張り付かせてもらい、一緒にオペレーションを考えました。


最後に…

②と③が入りきらないということで!急遽ここでまとめ(仮)をさせてください!

最初はわからないことも沢山で、ミスをしてしまったり、ミスをしてしまったらどうしようと決められないことがあったり、自分の作業が遅くて悩んだりしました。また、周りのインターンの先輩たちは、社会人経験があったり、スキルがあったり、優秀な先輩たちばかりで、焦ってしまったこともありました。

でも、社員さんや他のインターン生やタンザニア人メンバーはどんなに忙しくても時間を取ってくださっていつでも相談できる環境で、週に1回面談をしてもらったり、ご飯を食べている時に話したりして、本当に壁にぶち当たるたびに、ぶち当たらなくても、いつも暖かいチームに助けていただきました!

色々な仕事を任せていただけて、やってみたいことに挑戦させていただける環境で、尊敬する人たちと働いて、もやもやをぶっ飛ばして、将来やりたいなと思えることに出会えて、嬉しかったです。

ものすごいスピードで動いていくので、4ヶ月は本当にあっという間でしたが、振り返ると本当に色々なことがあって濃すぎるインターン生活でした。

WASSHAファミリーのみなさん!ありがとうございました!

最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました!
Asante sana!!

それでは次回は、②インターン生の一日 ③WASSHAの雰囲気の2本でお送りします。
それではまた次回も読んでくださいね!じゃんけんぽん!

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