『WAO!な人にインタビューver.2/企画から開発、イベントスタッフまで!幼児向けアプリ『ワオっち!』のエンジニア 新居優さん・美好一輝さん』
〇まず「ワオっち!」とは・・・
<累計1800万DL突破!教育無料Appランキング1位にも輝いた知育アプリ>
タッチ!あそベビーを始め、人気アプリを多数有するアプリワオっち!シリーズです。 警視庁やパ・リーグとのコラボも実現しています。
学ぶ楽しさの中に、驚きや感動を見つけられること、そして、保護者の方や子ども同士とのコミュニケーションの時間を創出することで、お子さまの言葉を育み、感性を豊かに育てるお手伝いが出きることを目標に、アプリ開発を行っております。
企画製作までほとんどを自社で完結していることも特徴の一つです。
Q.自己紹介お願いします!
新居:ワオ・コーポレーションのワオっち!開発チームでエンジニアを務める、新居優(あらいまさる)と申します。
2015年に新卒で入社して以来、ワオっち!チームでエンジニアを担当してきました。
現在は「テックリード」というポジションにあり、チームの技術選定や、コードレビューなどを主に担当しています。
大学生の時、塾講師のアルバイトをしており、そこから教育というものに興味を持つようになります。
得意分野であるITと、教育を組み合わせた事業を展開する会社を探すうち、ワオ・コーポレーションに辿り着きました。
中学生のときに始めた吹奏楽を、働き始めてからも趣味として続けており、
現在は100人ほどのバンドの指揮者を務めています。
美好:はじめまして。
ワオ・コーポレーションのワオっち!でエンジニアチームに所属している、美好 一輝(みよし かずき) と申します。
2021年に新卒で入社して、現在ではアプリの開発はもちろん、アプリユーザーからのお問い合わせ対応、業務効率化ツールの作成、イベントの運営など様々なお仕事をしています。
学生時代は、プログラミングの授業の課題に最低限取り組んでいた程度で、特にこれといったアプリ等は作ったことがありませんでした。
それが今となっては、「そだててアニマル!」や「できたよ!ワオっち!」といったワオっち!シリーズアプリを開発し、それらが多くの人にご利用いただけているということに、とても喜びを感じています。
Q.ワオに入社したきっかけは?
新居:もともと大学時代、情報系の学部でプログラミングを専門に勉強していました。
大学時代からアプリを作ったりする一方で、個別指導塾で塾講師として4年間アルバイトしていましたので、教育には当時から興味がありました。
就職活動の時に、「教育を軸に、アプリを作ったり、新しい教育の形も探っています」というようなワオの募集を見たことがきっかけです。
美好:僕も大学時代の4年間、情報系の学部でプログラミングを勉強しながら、個別指導塾でアルバイトをしていました。
そこで教育に興味を持ったのは大きかったですし、やりがいもありました。
ただ、僕の勤めていた塾は「テストの点数上げること」に重きを置かれていました。問題の解き方をひたすら教えるような。
なので、定期テストの点数は取れるけど模試で点数が取れない、みたいな子が多かったです。
生徒たちにちゃんとした実力をつけるにはどうしたら良いかと考えた時に、
今まで学んだ情報系の知識を活かしたい、教育とITの両方を活かせる所はどこかと考えたときに、一つの候補としてワオがありました。
中でもワオっち!は、幼児期からゲーム感覚で楽しく学べると知り、ワオに入社を決めました。
Q.なぜ大学で情報系を学ぼうと思ったんですか?
新居:もともと趣味としてプログラミングをやっていました。父親のおさがりのパソコンを、小学生ぐらいから触り始めたのがきっかけです。
大学進学にあたり学部を選ぶ際に、もともと慣れ親しんだ情報系かなと思い、この学部を選びました。
美好:周りに比べたらパソコンの操作が得意だった、という単純な理由です。
祖父の影響で小学校3年生頃からパソコンに触れていましたが、プログラミングは大学から始めました。
Q.入社後の経歴を教えてください。
新居:新卒からワオっち!にエンジニアとして配属になり、今に至ります。
ただ、ワオっち!は少人数のチームなので、エンジニア以外の仕事も色々していて、
経理や総務の仕事、時には商談に行ったりもします。
美好:僕も同じく新卒からワオっち!にエンジニアとして配属になりました。
また、入社当初から、アプリの「お問合せ担当」をやっています。
ワオっち!アプリ内でのトラブルやお客様からのご要望など、様々なお問合せを日々いただくんですが、そのお問合せの対応をしています。
Q.塾講師のアルバイト経験が活きているなと思うことはありますか?
新居:僕は大学受験を専門にしていたので、幼児教育に携わっていたわけではありません。
ただ、塾講師の仕事って、「どう説明したら相手に伝わるか」に心を砕く仕事なので、その基本は、ターゲットが違っても変わらないです。
僕たちが伝えたいことを、どういう形にすれば受け取ってもらえるかという目線で考える癖が役に立っています。
日々子どもと接している訳ではないですが、時々イベントにも参加しています。
イベントの企画、運営、当日のスタッフまで、エンジニアも全部やります。
自分が作ったコンテンツを実際目の前で使ってもらってるのを見られる機会って、あんまり無いと思うんですよね。
こういうところは、ワオの良さだなと感じますし、 ワオっち!チームならではのいいところですね。
Q.具体的な一日の仕事の流れを教えてください。
美好:始業後はまず、アプリ上でいただいたお問い合わせのチェックから始めます。
朝はワオっち!チーム全員でWEB朝礼があるので、そこで一日の流れを確認します。
その後は自分の開発の仕事に取り掛かることが多いです。
ちなみに、ワオっち!チームのWEB朝礼は持ち回りで司会をしていて、その日の司会がそこでスピーチもします。
今のテーマは「おすすめのサブスクリプション」で、これが結構面白いです。笑
「定期的ににんにく注射を打ってます」というメンバーがいて、子どもを一日中遊園地に連れていっても全然疲れないと言ってました。笑
Q.ワオっち!チームは全員フルリモート勤務ですが、どんな風にコミュニケーションを取っていますか?
新居:基本的に全てチャットですね。
美好:僕は入社した時がちょうどコロナ禍で緊急事態宣言が出ていて、入社2日目からフルリモートでの勤務がスタートしました。
隣に誰もいない状況で働き始めるというのは正直不安もありましたが、チャットやバックログを活用しながら、常にやり取り出来て、お互いに誰が何をやっているか分かる状況でもあったので、そのお陰で安心できました。
チャットはチーム内でオープンな状態で会話しあっているので、自分が担当していない案件のことも、目に入ってきます。
なので、対面よりも、誰が今何をやっているのか把握しやすいです。
少人数というのもあって、お互いがお互いのことをよく知っていますね。
個人的に1対1でチャットするのではなくて、全員でオープンにコミュニケーションをとるからこそ、チームみんなで助けやすいですね。
Q.必須・歓迎スキルは?
新居:プログラムにも様々な言語があります。どんな言語を学んできたのでも良いので、何かしらの下地があることが望ましいですね。
あと、数学と物理は結構使います。
中途で即戦力になっていただける方なら、言語や環境に慣れている方がいいですね。
【具体的なスキル】
・ゲームエンジン「Godot」を使った開発経験
・C++もしくは Pythonのコーディング経験
・GCP や AWS などの主なクラウドサービスにおける開発経験
あとはクリエイティビティですね。
僕たちエンジニアでも、ワオっち!チーム内のことは何でもやっていて、アプリの企画なども行います。
アプリのプランナーやデザイナーももちろん在籍していますが、僕たちも企画会議に参加することもあります。
実際に僕たちもアプリを作りながら、「もっとこうした方が良いんちゃう?」という会話はよくしますので、そういう観点を持った人だと楽しく仕事が出来ると思います。
メンバーと「こんなアプリ作りたいなあ」という話をしている時は、めちゃくちゃ楽しいです。
美好:一年目から大きいアプリにアサインさせてもらっていました。
その中でも、「もっとこうしたら良いんちゃう?」という意見などを、先輩に相談してその意見が採用されることもありました。
Q.ワオに入社して良かったなと思うところは?
新居:色々なことを経験出来たこと。
エンジニアの仕事だけでなく、それ以外の仕事もですね。
エンジニアの部分で言うと、
本来、エンジニアはフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分かれるんですが、僕たちワオっち!チームのエンジニアはどちらもやります。
アプリを作りつつ、裏側のサーバーを触ることもあります。
それは一般の会社でSEやプログラマーとして働いていると絶対に出来ないことです。
色んな分野のプログラミングを経験出来ることは、非常に大きな経験だと感じます。
美好:多くの企業は、新卒で入社して半年~1年って、ほとんど研修だと思うんですね。プログラミングの課題をこなしたりとか。
二年目頃からやっと、一つのアプリの1機能だけ携われる、というのが一般的だと思うんですが、
一年目から大きなアプリにアサインさせてもらえるのもそうですし、
実際、「できたよワオっち!」もアプリの表側と裏側の両方を担当しました。若手からこんなに色々な経験を積めることは絶対他では出来ないです。
若手からでも一つのアプリを一からすべて担当させてもらえる。なので、本人次第でいくらでも成長できます。
これがやりたいです!と言う意見も通りやすいのが、ワオっち!チームのいいところです。
Q.今後ワオでやっていきたいことは何ですか?(チームでも個人でも)
新居:新しいことや、新しい技術に挑戦したいです。
今でこそ、アプリで遊ぶことって主流になっていますが、ワオっちが出来た当時は2010年頃で、iPadが初めて日本に入ってきた頃です。
当時はまだまだ新しく、「アプリで勉強するんだ!」という感じでしたが、今はそれが当たり前の時代になってきていて、その代わりに新しいものもどんどん出てきています。
それを追いかけていって、より新しく、より効果的なことにチャレンジしていきたいなと思っています。
美好:ワオっち!は幼児向けとしては有名なアプリですが、一般的な知名度はまだまだ低いです。
実際僕も就活するまで知らなかったぐらいです。やっぱり、知名度が上がると自分のやりがいも上がっていくと思います。
なので、もっとワオっち!アプリを有名にしていきたいのもありますし、その為には、アプリ開発はもちろんのこと、アプリ内でのお問合せ対応を更に大切にしていきたいです。
新居:趣味でケーキ作りやDIYをしていますが、プログラミングも、”モノづくり”という観点で、僕の中では一本で繋がってます。
これらに通ずる、「より良くするにはどうすればいいか」を常に考えていて、
仕事の中でも、事務作業とか、自動化できるところは自動化しようと取り組んでいます。
Q.エンジニア、やってて良かった…!と思う場面はどんな時ですか?
新居:これは、エンジニアならではですが…いいコードが書けた時ですね。
他の人が見たときに分かりやすいかどうか、は大事ですね。メンバー同士確認しあうこともありますので、誰が見ても分かりやすいコードが書けていると、チームとしての生産性も上がるし、自分の満足度も上がります。
きれいなコードだと、処理速度も変わってきます。
上手く動いた時。エンジニアの一番嬉しい瞬間はそこじゃないですかね。
美好:コードを書いた一発目からきれいに動く訳じゃなく、いきなりエラーが100個ぐらい出てくることも全然あります(笑)
エラーが全部解消されて動き出した時の感動はひとしおですね。
あと、子どもたちがイベントなどで、自分が作ったアプリを実際に遊んでもらっているところを見ると、
やっぱりエンジニアやってて良かったなと思います。
これもワオっち!チームらしさかもしれないですね。
Q.最後に、ワオっち!チームに仲間入りされる方に一言お願いします!
新居:エンジニアリングって、課題を解決するものだと思うんですよね。
「人の役に立つ何かをする」っていうことがエンジニアリングだと思うんですけど、
特にそれが分かりやすいのがワオっち!チームだと思います。
「子どもにこういう力を付けさせたいから、こういうアプリを作りたい」というのは、
エンジニアリングの中心部分というか。
「その人の何か役に立ちたい」と思って仕事をできる、とても素敵なお仕事だと僕は思っています。
チームとしてのプロダクトもそうですし、自分がやりたいなと思うことがあれば結構実現できる環境だと思います。
美好:新居さんと同じく、「アプリユーザーのために」という気持ちが大事かなと思います。
「アプリの実装の担当になったから、設計書通りに実装を進める」だけでなく、
・もっとこういった機能があれば良いのではないか
・こうした方がわかりやすいのではないか
など、アプリユーザーの利用するイメージを常に意識することが、アプリを開発するエンジニアとして大切なことであると考えています。
ワオっち!は、そういった意識を強く持っているチーム、かつ誰でも意見を反映させやすい環境だと思いますので、
一緒に、意見を出し合って、お子様や保護者様にとってよりよいアプリ・サービスを開発しませんか?