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ワクスマの社長がズバリ答えます!「仕事ができる人の定義」とは?

ーズバリ!仕事ができる人とはどんな人だとお考えですか?

仕事ができる人、というのが、「成果を作ることができる人」だと定義づけるのであれば、『求め続けられる人』が仕事ができる人だと思います。

自分がどういう風になりたいか、というビジョンを明確に持つということですね。この時代だからこそ、良いも悪いも含めて、自分の欲求レベルが高い人が、成果を作るのだと私は思います。


ー今まで多くの方とお仕事をされてきて、「仕事ができるな」と思われたのはどんな方でしたか?

『相手が求めているものを知ろうとする努力がすごい人』ですね。

相手の思考を常に自分に置き換えて、必要な情報は何か、求めているものは何かを考え続けるなんて、自然体で仕事をしていてできますか?
私は、よっぽど意識していないと無理だと思うんですよね。

常に先回りして
「この件、どうなってますか?」「あのときの件ですが〜」
って聞いてくれると、あ、この人はずっと自分のことを気にかけてくれてたんだなって、思うじゃないですか。

要は、めちゃくちゃ気遣いができる人。

でも、何もかも先回りするのが良いってことじゃないですよ。
相手が求めてないのに、あれやこれやとやっても、必要がなければ有り難くもないし、相手の心に響くこともないですからね。

あとは『行動する人』、これも大事ですね。

特に最近の若い世代の人に思うんですが、深い考えを持っていたり、自分なりの見解がしっかりあるんだなと、感じることが多々あります。

だけど、考え方がどんなに優れていても、実際に『行動する人』には敵わないし、正直、意味がないんです。

時には大きな強みになる若さですが、一転して弱みになってしまう場合もある。フレッシュさや将来性だけで言えば当然若い方が有利ですが、行動が伴わなければ弱みになってしまい、せっかくのその若さも活かしきれないと思っています。

若い人ほど、どんどん行動しましょう。考えることは、歳をとってから好きなだけできますからね。



ー御社の【行動こそ真実】という言葉は石井社長がお考えになったんですか?

確かにその言葉を発信し始めたのは私ですが、世間でも似たような言葉がよくあるじゃないですか?

「思ってます」とか、「頑張ってます」とか、「考えていました」とか…。
今までもよく会社で耳にしましたが、じゃあなんでやらないの?って毎回疑問で。

ワクスマは【挑戦の文化】を大切にしているのですが、考えているだけでは挑戦と認められません。取り敢えずやってみて、成功だろうが失敗だろうが結果が出て、そこで初めて挑戦したと言えるのではないでしょうか。

いいんですよ、どれだけ失敗しても。まずは結果を積み重ねていくことが、将来的な経験や知識、スキルアップに繋がっていくと思うので。若い人であれば特にです。

20代の失敗と、40代の失敗では、ダメージが格段に違いますからね。だったら、ダメージの少ないうちにどんどん失敗の結果も作って、土台を作ることが重要です。


ー仕事選びやキャリアパスにおいて、石井社長の哲学をお聞かせください!

会社選びにおいては、『何がしたいか』よりは、『どう在りたいか』の方が、私は大事だと思います。

つまり、『経営コンサルタントになりたい』ではなく、

『経営コンサルタントになって、一社でも多くの経営者の悩みを解決して役に立ちたい』という、自身の在り方の方が重要だということです。

今の業種ではない、違う会社に入れば「こう在りたい」が実現できる、そういう仕事が見つかったのであれば、それは転職すればいいのではないでしょうか。

ただ、大前提として、仕事のやりがいなんて、そんな簡単に感じられるものではないと、私は思っています。

特に、まだ社会人として経験が浅い頃は、「自分はこの会社でこれがやりたい!」と、思って入社するものの、「なんだか思っていたのと違うな…」と、感じる人は少なくないはずです。

理想とのギャップを感じ、結局辞めてしまう、というケースが多い中、やっぱりそこで思いとどまり、どれだけ踏ん張るかが勝負だと思いますよ。

とにかくあるところまで、一生懸命がむしゃらにやって、仕事を覚えて、ある程度自分で成果を作れるようになって、初めて転職するべきか否かの判断するべきじゃないでしょうか。

そもそも成果を上げていない人が、「なんか違ったな」と思うこと自体が間違っています。そういう人はどこへ行っても上手くはいかないし、そもそも自分の価値を下げた状態で転職をしてしまうので。

転職を繰り返している人って、雇用側からしたら少なからずマイナス要素なんですよ。なので、少なくとも成果をあげて、「あの会社でここまでやってたの?」と言われるくらいに自分の価値を高めてから転職しないといけない。

転職を繰り返すたびに自分の価値が下がるというのが社会の基本なので、下がった状態で転職しても上手く行くはずがないんです。


ー「仕事ができる人」になるために、日々の仕事の中で、明日から実践できるような考え方や行動はどういったものですか?

自分が何を求めているのか明確にして、日々業務に取り組んでいる人って、あまり迷いがないんだと思うんです。そういう迷いがない人は一生懸命行動するわけですから、そうなると結果として、その人の味方が増えていくんですよね。

そういうポジティブで貪欲に仕事をする人は、私にも直に相談しにきてくれたりしますよ。

例えば、

「僕、この案件でこういう成果を出したいんですけど、そのためには具体的に何をどうしたらいいのか、アドバイスしていただけませんか?」

「このお客様にどうしてもこの受注をいただきたいので、社長の方からも一声かけていただけませんか?」

というふうに。

その人が考えうる最大限の成果を作るために、最善最適な行動を取ろうと必死なことが伝わるので、私としても、アドバイスしたり、もっとこうした方がいいとサポートを、ついついしてしまうんです。

要は、応援したいと思わせてくれるんですよね。

そうやって、何がなんでも成果を作るっていう強固な思いと行動が、周囲を巻き込んでいく力なんだと、私は思います。

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