管理部の庭野です!
今回は、ウェムのエンジニア全員が頼りにしているエンジニア講師、佐治さんのインタビューです。
( 前回のエンジニアインタビューはこちら )
Java、PHP、TypeScript、Python、Go、COBOL、AWS、Firebaseなど、どんな言語や環境にも対応できるフルスタックのエンジニアである佐治さんには、弊社運営のプログラミングスクール講師、かつ、自社エンジニアの教育・サポートを担っていただいております!
まずは、自己紹介からお願いします!
愛猫のために日々がんばる42歳、佐治です!
音楽が大好きな元スーパードラマーだけど、もう5年ほどたたいてません。
ドラマー募集中のビッグバンドがあれば呼んでください。
エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。
小さい頃から兄の影響でワープロを打つのが好きで、中学生の頃はBasicの技術書を本屋さんでよく立ち読みしていました。
実際にプログラムを書いたのは高校2年生。
バイトをしていた音楽スタジオの売上集計ツールをExcelVBAで作成しましたが、当時はインターネットが無く、ヘルプ内のVBAマニュアルだけが頼りで、しかも重要なところほど未翻訳・・・。
これを完成させた時に「音楽がダメでもエンジニアでなんとかなる!」と確信しました。
これまでの経歴を教えてください。
音楽にのめり込み過ぎて単位が足りず、高校2年生を2回やって無事卒業。
その後ドラマー兼レコーディングエンジニアとしてしばらく活動するも、中々安定した収入を得られず。
22歳でシステム開発会社に正社員として就職しました。
いい先輩たちに恵まれて、いろんな言語や環境の仕事をこなしたのがすごくいい経験でした。
でも先輩たちが続々と退職、私も2年半で退職して「やっぱり音楽で食ってく!」などと言いながら、4年ほどフラフラ・・・。
28歳で改めてシステムエンジニアとして前職のSES会社に拾ってもらえて、現場は超大手保険組織のシステム運用部門ではあったものの、作業管理担当であまりプログラムを書いたりできない環境でした。
だけどそこで「紙やめて電子化しましょう!」「こんなツール作れますよ!?」などと猛アピール!
現場の上司にも恵まれて、内部統制プロジェクトに超異例の抜擢! 業務管理系のWEBシステムをいくつも開発しました。
その功績から自社では昇進して若手を教える立場になり、現場では開発部門に呼ばれ、COBOLやJAVAのプロジェクトリーダーをしながら今のスキルの礎を磨いてきました。
エンジニアとしての実績を教えてください。
最初のSIerでは、当時黎明期だったインターネットアンケートの内側を作ったり、COBOLの印刷プログラムをC#に移植したりと、さまざまな受託開発をこなしました。
次のSES現場の運用部門では、ITILベースの内部統制プロジェクトにおいて、コンサル会社による規約策定と連携し、規約に基づく管理のシステム化をひとりで構築しました。
開発部門に移動してからは、並行する新規/保守開発プロジェクトのPLを複数担当し、要件定義や設計、スケジュール管理だけでなく、テスト工程へのRPA導入による大幅なコスト削減などにも成功しました。
ウェムではどんな業務を行っていますか?
1つ目は、エンジニアの教育とサポートです。
ウェムに転職したいちばんの理由は、【教育】を主軸に仕事がしたかったからです。
2つ目は、プログラミングスクール事業です。
カリキュラムの開発から、利用者管理WEBシステムなどの構築を行い、リリース後は講師として受講生とのオンライン授業を行なっています。
プログラミングスクール「DigSkill」の詳細はこちら ▶▶ https://lp.digskill.net/
3つ目は、新規SNSサービス事業です。
メインのスマホアプリはReact Nativeを使用し、iOS/AndroidそれぞれのアプリをひとつのTypescriptコードから生成します。
また、クラウド環境を幅広く活用し、ChatGPT APIなど最先端の技術も積極的に取り入れています。
\まもなくリリースするサービスなのでお楽しみに!!/
エンジニアの教育やサポートを行う中で、心掛けているポイントを教えてください。
「研修」といえば、みんな同じ内容で学習するイメージかと思いますが、ウェムでは違います。
まずは、それぞれのエンジニアと「これまでどんな風に生活や仕事や学習をしてきたか」「これからどんなエンジニアになりたいか」をじっくり話し合います。
その上で基本的な学習を進めながら、得意不得意、理解度、学習スピードなどを見極めて、ひとりひとりに合わせた学習の流れを一緒に決めるようにしています。
現場に出てからのサポートの実現は、私がSESで現場にいた頃からの長年の夢で「この部分を本社にサポートしてもらえれば・・・」と思うことが多々ありました。
もちろん現場特有の業務知識は補えないですが、「新しい技術に挑戦したいけど、できなかったら現場に迷惑がかかるから手を挙げないでおこう・・・」と思わないように、困ったら私に相談をしてもらうようにしています。
最近はフルリモートでひとりで仕事をする現場が多く、孤立しがちです。
直近では「フレームワークのバグの回避方法について一緒に調べて解決した」や「初めてゼロから書く設計書の目次の流れについて一緒に相談した」など、「隣にいる自社の先輩になら気軽に聞ける」を実現しています。
「成長が早い」と思うエンジニアの特徴を教えてください。
「好奇心」を持っているエンジニアです。
ひとつの課題を見て、それを手順通りにこなすだけの人は「早い」かもしれません。
でも、その手順のひとつひとつに疑問を持ち、脇道にそれ、好奇心のままに調べて深く理解する人は、最初は「遅い」かもしれませんが、すぐに指数関数的グラフを描いて成長します。
脇道に逸れっぱなしの人は・・・、それはそれで特定の分野に驚異的な成長を見せる場合もあるので、見守るようにしています。
佐治さんが思うエンジニアの楽しさを教えてください。
課題や問題を解決した時の「達成感」です。
小さなところではバグの解消ですね。仮説を立てて何度も試行錯誤してやっとバグを直せた時には、飛び上がって絶叫します(心の中で)。
大きなところでは、「費用や資源のコストを激減させた」とか、「大勢のストレスを解消した」とか、たかだかパソコンでカタカタとプログラムを書いただけで、そのコストの何千倍、何万倍とも思えるような大きな世界に良い影響を出せることですね。
これは物凄い達成感です!
ウェムには、どんな方が入社してほしいですか?
繰り返しになっちゃいますが、「好奇心のある人」です。
SESで現場に出ている時はエンジニアであると同時に営業でもあります。
好奇心があれば、他社の人とも良好なコミュニケーションが取れ、現場での評価も高まり、それによって自社のメンバーも増やせるので、結果的に自分の働きやすさにもつながっていくのです。
そういう私も好奇心の塊。
登山、アーチェリー、ビリヤード、ダーツ、バンド活動、麻雀、絵画鑑賞など・・・
\\一緒に社内クラブを立ち上げたい人募集中!//(活動費が出るよ!)
以上、佐治さんのインタビューでした!
(私はダーツ部立ち上げたいです!仲間募集中です!!)
▼求人の写真撮影の一コマ (左:私 右:佐治さん)
インタビュー内でも話が出ましたが、ウェムの研修は皆が皆、同じ内容をやるわけではありません。
ウェムの社員は自社運営のプログラミングスクール「DigSkill」を無料で受講することができるので、DigSkillのカリキュラムに沿って学習を進めることももちろん可能ですが、基本的にはエンジニアそれぞれのスキルやキャリアプランに合わせた研修・サポートを行っています。
佐治さんはひとりひとりのエンジニアと向き合い、得意不得意・理解度・学習スピードなど個人個人に合わせた学習内容、教え方で進めてくれるので、エンジニアからの信頼は本当に厚く、現場に出てからも電話やメール、チャットなどで質問・相談をよく受けております!
\もちろん、遠慮なく頼ってもらって大丈夫です!!/
私も業務でExcelをよく使うので、「こういう表を作りたいんですけど・・・」「これってどういう関数を使えばいいんですか?」などと質問させてもらうのですが、本当に私のレベルに合わせた分かりやすい説明をしてくださるので、めちゃくちゃ助かってます・・・(T_T)
こういった教育・サポート体制の強さがウェムの強みでもあると思っております!
言語問わず、実務経験半年以上ある方であれば大歓迎ですので、少しでも興味があれば是非ご応募を!ウェムで一緒に働きましょうヽ(^o^)丿
最後まで読んで頂きありがとうございました★★