1
/
5

【MVPインタビュー#17】vivit初のオリジナル商品を開発!なぜ「即日完売」の人気を得られたのか?その秘密に迫ります。

こんにちは!vivit採用担当の後藤です。

vivitでは毎月、最も活躍した社員をMVPとして表彰しています。そこで今回は、2024年2月のMVPを受賞した渡部 英行さんにインタビュー!仕事への想いや、日頃意識されていることなどについて伺いましたので、ぜひ最後までご覧ください。

先に簡単なプロフィールを!

渡部 英行(45) / Watanabe Hideyuki

大学卒業後、橋梁建設施工管理に従事したのち、玩具メーカーに転職。新規事業メンバーとして自転車や家具、文具などの企画開発・生産管理を担当。2016年にアドベンチャー教育事業を手がける会社に入社し、体験型レジャー施設の立ち上げ〜事業責任者として従事。これまでの経験を生かしつつ趣味のアウトドア業界に身を置くべく、2023年6月にvivitにジョイン。ストア事業部にて新たに立ち上がったPB開発チームのリーダーとして、アウトドアギアの企画開発・生産管理などを担当している。

“やりたいこと”を叶えてきたキャリアの先で出会ったvivit

ーー本日はよろしくお願いします!まずはvivitに入社されるまでのご経歴を簡単にお伺いしてもよろしいでしょうか。

はい。中学生の時からの夢であった「橋を作る」という夢を叶えるべく、大学卒業後は橋や鋼構造施設などのインフラを建設する会社に入社しました。橋梁建設現場監督として勤務し、夢を叶えることができてとてもやりがいは大きかったです。

その後、自身に子供が生まれたことをきっかけに「子供の成長のためになる仕事がしたい」と思うようになり、玩具メーカーに転職しました。そこで、初挑戦ではありましたが、新規事業の開発や玩具の企画・生産管理を担当させてもらえることになって。その後のキャリアや現在の業務にも繋がる「0→1」の楽しさを知ることができたのは、まさにこの会社だったと思います。

10年ほど働いたあと、モノからコトへ、別領域での「0→1」にも挑戦してみたいと思うようになり、アドベンチャー教育事業を手がける会社に入社し、体験型レジャー施設の立ち上げやマネジメント、認知拡大をミッションとして、日々奔走していました。

ーー現場監督から玩具メーカーの企画、そこからさらにレジャー施設の立ち上げとマネジメント、とさまざまな職種や業界をご経験されているんですね…!

そうですね。その時その時の「興味があること」や「やりたいこと」を仕事にしてきたら、このようなキャリアになっていた、という感じです(笑)。

vivitもそうで、前職のレジャー施設の立ち上げがひと段落し、事業フェーズも変わってきた頃、「長年の趣味であったアウトドアを生業にしたい」と思うようになって。そのタイミングでvivitに出会い、入社を決めました。

ーーそうだったんですね!vivitへの入社の決め手は何だったのでしょうか?

キャンプを“ブーム”ではなく当たり前の“カルチャー”にしていきたい、という想いに共感したからです。僕自身、ずっと「もっと多くの人にキャンプを楽しんでもらいたい」と思っていたので。

またその上で、他社が取り組んでいない「アウトドアのプラットフォームを作る」という事業戦略を掲げていることに大きなポテンシャルを感じました。事業フェーズとしても、hinataストア、特にオリジナル商品の開発に注力しているということで、自身のこれまでの経験が生かせそうだと確信を持てたことが決め手になりました。

商品開発を通して「キャンプを“カルチャー”に」

ーーなるほど。「オリジナル商品の開発」は、ちょうど転職活動を始められたタイミング、2023年上半期頃から動き出したプロジェクトだったんですよね?

そうですね。当時のhinataストアは、これまでのメディア運営を通して培ってきたつながりやキャンパーが集まっているという環境を駆使した「hinataならではの品揃え」を強みとしていました。

もちろん多くのユーザーにご利用いてもらっていたのですが、前述したような「キャンプ“ブーム”を“カルチャー”に」していきたいvivitが目指すhinataストアの姿からはまだ遠くて。より多くのユーザーやキャンプ業界の方に知ってもらい、一緒に業界を盛り上げて行きたいと思ってもらえるようなECサイトを作りたかったんです。

ーーその中で始まったのがオリジナル商品の開発だった、と。

はい。僕たちは、社員がキャンパーであることはもちろん、ユーザーとの距離が近く、細かいコミュニケーションをとれることが大きな武器です。そうやってキャンパーたちの声に寄り添った商品を開発していけば、結果的に他のブランドとは違う商品も作っていけるのではないか、と。独自の商品によって業界での認知度や影響力を高めることで、hinataストアを唯一無二の存在にしていきたい、という背景からプロジェクトが動き出しました。

ーー日々の業務としてはどのようなことをされているのでしょうか?

「オリジナル商品の開発に関する全て」、でしょうか(笑)。

分かりやすいところで言うと製品の企画開発や生産ですが、外部との関係構築や契約の締結、発売後の在庫管理まで、さまざまなことをストア事業部の仲間と協力しながら行っています。

ーーなるほど。vivitへのジョイン後、週次の定例会議で毎回商品のアイデアを出されているとか。

そうですね。合計すると300ほどになるかと。キャンプをしながら、テレビを見ながら、四六時中考えています。

ーー300も!そしてこれらのアイデアが「他ブランドが作らない商品」の種になっていくんですね。

はい。商品化が検討されるのはわずかですが…(笑)。

僕が毎週アイデアを出せるのは、キャンプ業界には解決すべき課題がたくさんあるからだと思っています。それに対して、自身のキャンパーとしての目線、子供たちの目線、初心者キャンパーの目線など、さまざまな角度から「こんなギアがあったらいいな」と考えてみるんです。それらの気づきを具体的なギアに落としこんで初めて「アイデア」と呼べますが、vivitはメディアをはじめ、業界人やメーカーなどと幅広い繋がりを持っているので、アプローチ方法も多くて。そうやって、より多くの人にキャンプを楽しんでもらえるようなアイデアを日々考えることができています。

「世の中の体温」を上げていくキャンプギアの開発 

ーーそんな中ローンチしたオリジナル商品第一弾「焚き火台用ブラシ」が大ヒットし、2月のMVPに!おめでとうございます!

ありがとうございます!ストア事業部をはじめ、vivitの皆さんのおかげで無事ローンチできました。長年やりたかったアウトドア領域での商品開発に挑戦し、結果も残せたようで嬉しいです。

ーーvivitに入社してから約9ヶ月。成功の裏には苦悩も多かったのではないでしょうか?

そうですね、これまで自分が経験してきた商品開発とは異なり「何でもあり」なことが、自由で楽しくもあり、大変でもありました(笑)。

以前は類似商品の前例があったり監修を受けたりと一定の“基準”があったのですが、vivitにはそれがなくて。何が正解なのか、手探りで進めていかなければならない部分も多かったので大変な時期もありました。

ですが、機嫌は自分で作っていくもの。こういった大変さも「面白さのきっかけ」と前向きに捉えていました。

ーー素敵です…!そのような苦悩を経たからこその即日完売という結果だったのではないでしょうか?

正直、前例がなかったので、本当に需要はあるのか、ユーザーに受け入れてもらえるか、などの不安は大きかったのですが、このような反応をいただけて一安心です(笑)。

今回の焚き火台用ブラシは、「焚き火台を毎回洗うとその寿命を縮めてしまうことがあるが、清掃を怠ると汚れてしまう」というキャンパーの課題を解決するアイテムです。また、"メーカーが出した商品に手を加えるのはご法度"というキャンプ業界の「暗黙のルール」に対しても、自分で毛先をカットするなど「自らの手で育てていく」という新しい視点からのアプローチも試みていました。

ありがたいことに、購入していただいたユーザーには課題を解決する手段としても、新しいアプローチに対しても「今までにない良いギア」だと言ってもらえていて。届けたいと思っていた価値が両方届いているようで、とても嬉しいです!

ーーそんな第一弾に続き、第二弾「アウトドアトラッシュバッグ」、第三弾「消防ホースを再利用したギアケース」もローンチされましたね!

はい。これからもユーザーが「ご機嫌になるきっかけ」を作れるようなギアをローンチ予定です。

また、対ユーザーだけでなく、vivitの皆さんをはじめ商品に関わった全ての方に「商品開発に携わって良かったな」と、商品が完成した喜び、売れた喜びなどを味わってもらうことも目標にしていて。

そうやって商品開発を通して、使い手と作り手、それぞれのポジティブな感情を少しずつ積み重ねていくことで「世の中の体温」を上げていくことができたら、と思っています。

「挑戦し続けるhinata」のために

ーーそれでは今後、アウトドア業界においてhinataをどのような存在にしていきたいですか?

やはり主軸は「キャンプ“ブーム”を“カルチャー”に」していくことだと思っているので、業界を変える存在となるべく、商品開発という立場から貢献していきたいです。

そのためには業界内での認知度をさらに高めていく必要があると思いますが、僕は「hinataはいつも面白いことに挑戦している」存在だと想起してもらえるようになりたいです。というのも、vivitは「面白そう」への本気度と柔軟性が高いなと思っていて。たとえば、僕が衝動買いしたシャツを「それいいね!」とhinataストアで取り扱い始めるとか(笑)。こういう環境だからこそ、「これまでになかったけど求めていた面白いギア」を作りに挑戦し続けていけるんじゃないかと思っています。

ーー「挑戦し続けるhinata」、いいですね…!渡部さんご自身は今後のvivitにおいてどのような存在になっていきたいですか?

「新しい風」として、関わる人全員に新しい気づきを与えられる人になりたいです。

2社目在籍時に、橋梁建設現場監督から玩具メーカーの商品企画、という異業種転職をした背景もあり「“新しい風”賞」をもらったことがあって。一方で僕も、会う人会う人がこれまで一緒に働いていた人たちとは全く異なる経験や価値観を持っていて、それが刺激になっていました。そこで、こういう「お互いに気づきを与え合える関係」っていいなと思うようになったんです。

vivitには定期的に新しい社員がジョインしてきますし、まだ一緒に仕事をしたことがないメンバーもいるので、ぜひ積極的に関わっていきながらお互い「新しい風」として、気づきを与え合っていけたらなと思います!

ーー今後のご活躍に期待しております!本日はありがとうございました!

いかがでしたか?今後もMVP受賞者をご紹介する予定ですので、お楽しみに!このような雰囲気の会社で働きたい!と思ってくださった方、ぜひ一緒にこれからのvivitを盛り上げましょう♪


vivit株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
vivit株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
14 いいね!
14 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

後藤 直尭さんにいいねを伝えよう
後藤 直尭さんや会社があなたに興味を持つかも