2019年6月、東北から、ひとり、台湾へ-。台湾で現地法人設立準備に追われる齋藤睦さん。東京の大手企業から、学生時代を過ごした東北へ戻り、地域のために働く。描いた未来は東北と台湾の架け橋。想いも人も夢も、地域を越えて繋がっていく日々。その日々は喜びに満ちている-法人設立を目前に控えた、今の想いを聞いてみました。
-担当しているのはどんな仕事?
昨年の6月から台湾に駐在しており、VISIT東北グループの台湾法人の立ち上げ準備をしております。現在法人登録申請中で、4月での法人設立を予定しています。これはVISIT東北グループの初めての海外法人になります。
台湾では今までVISIT東北グループが東北で培ってきた地方創生のビジネスのノウハウを活かし、台湾人への東北の観光プロモーション、日本人への台湾の地方の観光プロモーション、台湾現地の地方でのビジネスの立ち上げ等に取り組んでおり、日台の地方創生を目指しております。
海外勤務も海外での法人設立も初めての経験です。もちろん責任と覚悟が伴い、生半可な気持ちでは絶対に取り組めませんが、自分がやりたい、実現したい志に対して、本気で応援してくれて機会を与えてくれる会社の皆様には言葉で表せつくせないほど心から感謝しています。
-今の幸せは?
VISIT東北がとても大切にしている考え方、『人と志』。
想いを持って自分が正しいと思うことに突き進んでいくこと、そして周りの方の支えがあり今の自分があることの大切さを日々感じています。
海外でのゼロからの事業の立ち上げということもあり、右も左も分からない状態で日々もがいています。こうした自分を離れていてもサポートしてくれるVISIT東北のメンバー、台湾で出逢ったパートナー企業様や私の力になってくれる方々、台湾現地でいつも支えてくれる同僚。ご縁をいただいた本当に多くの人たちに支えられて、今の自分がいることを痛感しております。
また、悩み、苦しみ、経営のプレッシャー等に自分が押しつぶされそうな時に、こうした弱みを仲間に腹を割って話ができるのがこの会社の素晴らしい所で、等身大の自分でいられることが凄く嬉しいです。
こうした社内外での多くの出会いから少しずつビジネスが繋がり、自分の『東北と台湾のブリッジになる』という志が形作られていることが本当に幸せです。