こんにちは。ビザスクlite事業部CSの水島です。気づけば3月も終わり、社会人として2年目に入ろうとしています。新卒でビザスクへの入社を決断した私ですが、その決断に至るまでの道のりは非常に長く険しかったです。今回は、社会人2年目を迎える私が原点回帰をする意味も込めて、私がビザスクへの入社を決めた背景と、社会人1年目を終えて思うことを皆さんにシェアさせていただきたいと思います。
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周りがインターンに行き始め、自己分析やSPIがどうとか言い始める3年の夏のはじめ。
私も周りの波に乗っかるように1dayインターンに行き始めました。見ていた業界は漠然と興味があった教育や人材系がメイン。他の学生とやや違ったところは週4回は部活動があったことでした。4年の時に女子主将、引退は4年の12月だったので、あまり時間のない中での就活でした。そんな私の就活は、開始すると同時に”あの壁”にぶつかりました。
■自分のやりたいこと?就活の軸?とは。
就活生であれば多くの人が直面するであろう「自分が何がしたいのかわからない」という壁。私も見事にぶつかりました。むしろ、説明会に参加すればするほど謎が深まる日々…。堂々と受け答えをしている周りの就活生がやけにキラキラして見えていた記憶があります。私も自分なりにモチベーショングラフを作成して自己分析をしたり、社員の方との面接を通して自己理解を深めたり努力はしていたつもりです。
しかしどこかで、人生100年時代といわれる時代の5分の1しかまだ生きていないのに、「自分が心の底からやりたいこと」なんて分かる人なんて一握りしかいないでしょう、と思っている節がありました。やりたいことなんて、これから社会で色々な経験をして、気づきを得て、それでこそ見えてくるものでしょう、と。
そんなこんなで、就活を進める中でもなかなか自分のやりたいことや就活の軸について、腑に落ちる答えが見つからない日々が続きました。しかしあっという間に時間は経ち、気づけば大学4年の4月。初めて訪れた会社の人事の方に、私の自己分析についてコテンパンにダメ出しをされました。
言われたことは、軸にブレがあること、言語化しきれていないこと。悔しいことに、間違いなく的を射ていました。自分はただ努力してきた"つもり"だっただけで、蓋を開けてみると実がなかったことに気付かされました。それを機に自己分析を一からやり直しました。この記事で佐々木さんも書いてくださっていたように、自己分析の方法については、様々な方法があるかと思います。
基本的には私も佐々木さんと同様のやり方で進めていき、ついに1つだけ譲れない”就活の軸”が見つかりました。
■自分が本気で広げたいと思うサービスであるか
つまりは事業内容に心の底から共感できるか、ということです。
自分が働いた時に苦しむとしたらどんなことだろう?と考えた時があったのですが、一番は、「自分自身が好きでもないサービスを人に売ること、広げようとすること」だと思いました。この状況は、三方満足どころか、誰一人としてハッピーな人はいません。
この点において、ビザスクの「知見と、挑戦をつなぐ」という事業はかなり社会的意義を感じられるサービスでした。私は大学時代に「ヒューマンライブラリー」というイベントを開催したことがあります。いわゆる”社会的マイノリティ”といわれる人たちが“本”となり、自身のこれまでの話を”読者”に向けて話すイベントです。
この企画を通して、異なる考え方を持つ人や、一生出会うはずのなかった人同士が交わる事から生まれる気づきや感動、そこから派生して生じる新たなアクションがあることを知りました。このような経験から、ビザスクの「人と人をつなぐ」という事業に携わりたいと強く感じると同時に、このサービスが広がった後の世界にワクワクしている自分がいることに気づかされたのです。
※ヒューマンライブラリーでの様子
一方、それ以外の軸はなかなか出てこず。その背景には、「自分の明確にやりたい"職種"が無いこと」が大きな要因としてありました。ただ単に職種理解が浅かった点はあるかと思いますが、「具体的な業務内容は実際のところ入社してみないと分からないのではないか」という考えもあり、当時の自分はあまり"職種"にフォーカスせずに会社を見ていました。では"職種"で絞ることが出来ないとしたらどうするか?結論からお伝えすると、「少しでも自分の成長確度を高める条件が揃っている会社を選べば良い」と考えました。
このように書くと、環境に自身の成長や変化を委ねようとしているように見えてしまうかもしれません。しかし、たとえ同じ環境に置かれたとしても、成長確度には個人差があります。結局はそれぞれの環境の活かし方や努力次第で変化するものです。それであれば、自分の中でやりたいことが定まりきっていなかった自分には、”成長しやすい条件”が1つでも多くある会社、という軸で考えることはありなのでは?と考えました。
そして、自分なりに”成長しやすい条件”として考えた軸が2つ。
・「新しい知識や考え方、刺激を与えてくれる人と働けるか」
・「トライ&エラーを応援してくれる環境であるか」
これに加えて、「自分が本気で広げたいと思うサービスであるか」。最終的にこの3つが”就活の軸”となり会社を選んでいき、最終的にビザスクにご縁をいただき入社を決めました。
■モチベーションも大事だけど、「走りながら考えられる」ことも同じくらい大事
上記の軸でビザスクに入って早1年。試行錯誤しましたが私の決断は間違っていなかったなと思います。ビザスクというサービスの価値や可能性は業務を重ねるごとに強く感じますし、魅力的な社員に囲まれ、トライさせてくれる環境の中で日々働くことができています。
その上で、入社して新たに気づいたことがあります。それは、「走りながら考えるスキル」の重要性です。自分のモチベーションは、毎日をより楽しく、自分らしく生きるために知る必要があると思います。私であれば、「人の変化や成長に自身が貢献できた時」が一番喜びを感じる瞬間です。
一方で、モチベーションが常に維持されることってそう簡単ではないと思います。これまで習い事や部活動、受験勉強等色々やってきましたが、常にやる気がMAXなんてことはありませんでした。それは仕事においても同様で、モチベーションには波があります。しかしそれを理由に自分の手を止めてしまうと、周りに迷惑をかけてしまうし、自分自身の成長にもつながりません。
結果として、仕事って走り続けることで新たな発見が生まれたり、同時にモチベーションが上がったりすることもあるということを学びました。今は、その気づきを踏まえて、やるべきことはやりながら常に思考を止めない努力をしています。この記事を読んでくださっている方の中には、今就活で悩んでいて、なかなか前に進めずにいる方もいらっしゃるかもしれません。
意外と一歩踏み出してみたら、あれ?これって面白いかも?となる可能性だってあると思います。私も新たに生じる障壁を乗り越える毎日ですが、皆さんと一緒に前を向いていけたら嬉しいですし、少しでも今回の記事がお役に立てたら幸いです。ここまで読んでくださりありがとうございました。