営業職を中心としたキャリアから、『経営者の右腕』となるポジションへとキャリアチェンジを果たしたVILUCK WORKの事業推進のエンジン
Introduction
VILUCK WORK は「働く楽しさを解き放つ。」をミッションに、
「採用」と「教育」をキーワードとして、「オフィスワーク」と「IT」の事業領域の中で、
サービスを提供する創業4年目のスタートアップになります。
ほぼ全ての業界で共通課題である “人手不足” を、
「採用」と「育成」の力で解消し、社会に活力を提供しています。
人々が、もっと健やかに、笑顔で、前向きに「働く」意味を持てる社会を創造していきます。
今回は、営業職から本社勤務への異動を経て、ベンチャー企業への転職を決意した、
現在社長の右腕のポジションで、経営基盤となる経営管理室室長の部長の稲原さんについて、VILUCK WORKの経営基盤はどうなっているのか深く伺いました!
PROFILE
稲原 大輔:経営管理室室長
大学卒業後、製薬会社に新卒入社。
MR(医薬情報担当)として、開業医師への自社製品普及活動に従事。
チームリーダーを拝命し、チーム内における予算の割り振り、進捗管理も併せて行う。
その後、介護職に特化した人材派遣会社に入社。
営業コーディネータ職に従事し、面談からスタッフ管理までを行なっていた。
その後支店長職を経験し、法務課の立ち上げにあたり本社異動、係長の辞令を受ける。
はじめに、これまでのキャリアを教えてください。
大学卒業後、医薬品の営業販売会社に就職しました。主に開業医や中小病院の医師に対し、MRとして会社の専門領域である花粉症治療薬や喘息治療薬の製品紹介を行なっていました。
その後、人材会社に入社し、介護領域における営業コーディネータ職に従事していました。大阪の北摂エリアの担当で、取引先は特別養護老人ホームなどの介護施設や、病院の看護助手、就労支援施設なども担当し、初年度は新人賞を受賞することができました。その後同エリアの支店長の拝命を受けましたが、北摂は会社の創業期から取組んでいる重点エリアで、管理する数字も大きく責任ある支店を任せていただきました。
営業職1年、管理職1年の経験を経た後、本部に新たに新設された法務課へ異動となり、そこで係長として勤務していました。
法務課での主な業務は、契約書類のリーガルチェック、毎年変化する法改正への対応、法律分野における営業社員への研修、監督官庁からの検査対応などなど、多岐にわたります。それまでの私の社会人経験は営業一筋で、バックオフィスと言われる会社を裏側から支える法務の仕事は何をするにしても常に新鮮な気持ちで取り組めました。
—会社の成長の中心として働きたい
VILUCK WORKへの入社のきっかけはなんですか?
転職を考えるようになったきっかけは、法務課の業務で日々新しい仕事に触れていく中で、さらに異なるスキルや知識を身につけたいと考えるようになったことでした。
また、前職では何をするにも決裁権が上司にしかなく、営業から上がってくる問題に対して、その場で即時に回答ができず上司に確認をとってもすぐに返答がない。上司と営業との板挟みの窮屈さの中で仕事することに苦労を感じていました。
私としては『仕組み化』や『新たなルールを作る』ことで解決できる課題があると感じておりましたが、それが意見をすることが難しい環境でした。
その時に、たまたまVILUCK WORKで働く知人と話す機会があり、会社のことについて教えてもらったことでぐっと気持ちが傾きました。
その当時、VILUCK WORKは新たにHRソリューション事業部を立ち上げ、会社が大きく変わろうとしていた時期でした。人事や経理など部署として独立したものはなく、バックオフィスを社長一人で回している『THE ベンチャー企業』という感じでした。
ただ、代表の吉村さんの会社に対する考え方や人柄、志に共感したり、VILUCK WORKで働いたら楽しそうだなあと思ったり、ベンチャー企業としてこれから会社が大きく成長していく中心メンバーとして仕事ができることが入社するポイントとして大きかったです。私がこれまで経験してきたことを生かして、会社の成長の中心となりたい。と思い入社を決意しました。
—適切な意思決定の補佐役としての責任
現在のどのような仕事をされていますか
経営管理室は私を含めた2名で仕事しています。大手企業のように部門が独立しているわけではなく、労務や会計、法務といった業務をカバーしています。その中でも、現在取り組んでいるのは管理会計の構築ですね。
当たり前のことですが、会社を経営する上では、売上利益を増加させて事業を拡大して成長させることが求められます。会社を存続させて発展させるために「合理的かつ効率的に会社を運営するには、どのような統制を図るべきか」「どのように利益を出すか」「どのようにコストを削減するか」「どのような方向に舵を切って事業運営していくか」などを日々考えて方針決定していく必要がありますが、これらを検討していく判断材料が「管理会計」です。
管理会計の構築には、人材業界のビジネスモデルを深く理解する必要があり、それを会計知識などと組み合わせる必要があります。
今までのキャリアでは、営業、労務、法務に関しては経験がありましたが、経営の最基盤となる会計に関しては、これまでは関わることがなかったので自信の経験に掛け合わせることでさらに成長をすることができていると感じています。
限られた資金やリソースを有効に活用するための予算の策定や、経営におけるコスト構造を分析し、改善の余地がある場所の特定、業績指標やKPIの追跡を通じてビジネスの健康状態や進捗状況を把握、会社のあらゆる意思決定に必要不可欠です。
今までがむしゃらに突き進んできた中で、VILUCK WORKが次のフェーズに進むために経営管理室に任された非常に重要なミッションを担っております。
当然小さなミスも許されないし、会社が適切な意思決定が行えるように、細かな経費からセグメント分けを行い、多角的に経営を管理を行えるようにしています。
VILUCK WORKは意思決定と実行までのスピードにこだわっているため、管理会計の重要性は今後さらに大きくなっていくので、大きな責任感の中で取り組んでおります。
—『構造化』と『仕組み化』でDXを行う。
いまVILUCK WORKの経営管理室に入社するやりがいは何でしょうか?
ベンチャー企業の管理部門ですので、保守的な前例主義にはならず、常に前を向いて自分で考えて実行していく、実行していける気風があります。
仕事は0から1を作ったり、1を100に近づけたりする業務の繰り返しですが、自分が仕事をした分会社が良くなっていることを実感できるのは、やりがいかなと思います。
また、社長が社内DXを強く推進しているため、私自信IT未経験ではありますが、システム導入から自動化までを行うために、経営管理室の業務を毎月手作業で行うような反復作業は許されず構造化と仕組み化を常に取り組んでいるため、一般的な企業の事務仕事よりもハイレベルなことを求められています。
その結果により、VILUCK WORKが成長しているにも関わらず、経営管理室が2名で業務を行えている要因かと思っていますね。
VILUCK WORKの経営管理室に入ると、みなさん難しさを感じるかと思います。
私がそうですから。笑
ですが、間違いなくスキルアップはできると思いますし、仕事を『こなす』のではなく『改善』していくので、やりがいはかなり感じられると思います!
—バックオフィスの仕事で『明確』に達成感を感じられるようになった
仕事をしていて難しいと思う点はありますか
一般的にバックオフィスの仕事は、『地味』だったり『成果』が見えづらいと考えられています。しかしVILUCK WORKでは、上述したDX化を進めているため、達成感やバックオフィスのレベルが上がっていることをはっきりと実感することができています。
また、あらゆる社内業務フローの構築と最終決裁がバックオフィスにあることは、ベンチャー企業としては珍しいと感じています。
ベンチャー企業、中小企業では、営業サイドが大きな裁量をもつことが多く、バックオフィスはそれに振り回される『雑用』のような仕事も多く舞い込んで来がちですが、VILUCK WORKでは、既に仕組み化がされているため、常に『改善』に取り組める環境はVILUCK WORKの従業員として素晴らしい環境だと思います。
—バックオフィスから経営を引っ張る。
管理部門として今後の目標ありますか
2024年の4期目は、より一層の業務効率化をしながら、社内アプリケーションの構築を行います。
それを完成させることで、リアルタイムに経営状態から、あらゆる契約状態を把握することができるため、より高度なバックオフィス体制が構築できると思っています。
一般的に『バックオフィス部門は可視化しづらい』と言われていて、企業規模とバックオフィスのレベルはまったく比例しないと私は考えており、だからこそ経営管理室の『成果』が大きく経営を左右します。
経営管理室として『バックオフィスから経営を引っ張る』ことでVILUCK WORKの成長に貢献したいと思います。
最後にどのような人と一緒に働いてみたいですか
「これから会社をより良くしたい」であったり、今ある業務に加えて差し込み業務が入ったときなどにも、「こうしたら効率がいいのではないか」と考えられたりするようなポジティブに捉えられる人と働きたいなと思います。
VILUCK WORKは右肩上がりの成長曲線を描いていく会社です。会社の拡大とともにネガティブな仕事も増えていくかもしれません。それを自分の成長として捉え、会社の成長に繋げられる方がいいですね。