髙尾直輝
2021年4月にバリュエンスへ入社。同年7月になんぼや新宿店に配属され、2022年9月には東京駅前店の店長代理に昇格する。現在は、接客業務を行いつつ、店舗の数値管理や備品管理なども担当。
今回お話を伺ったのは、なんぼや東京駅前店の店長代理を務める髙尾さん。もともとは小学校の先生を目指し、教員免許を取得するために大学に通われていたそう。
そんな彼がなぜバリュエンスに就職することを選んだのでしょうか。バリュエンスを知ったきっかけ、就職先として選んだ決め手、働いていて感じる魅力など、詳しく伺いました。
先生として働くことの大変さを知り、就職活動を開始
――本日はよろしくお願いします。もともとリユース業界には興味があったのでしょうか?
学生時代は小学校の先生になることが夢でした。ただ大学で教育実習に参加したことで、「この仕事は自分には向いていないな」と思い始めました。厳しい現実を知ってしまった感じです。
――厳しい現実?
年齢の近い1年目の先生がいて、、月曜日と金曜日で顔つきが違ったんです。繁忙期だったからかもしれませんが、1週間ですごく老けたように見えて(笑)「相当なストレスを感じる仕事なのかも」と衝撃を受けました。
――それで別の道を模索し始めたわけですね。
一応小学校の教員免許は取得して、教育業界の企業に就職しようかなとぼんやり考えていました。「今後伸びていく業界」「成長スピードの早い企業」「新規事業に携われる企業」の3つを就活の軸にしていましたので、IT系や人材系の企業も就活時は見ていました。
――その3つを軸にされていたのは、どのような理由からでしたか?
転職が当たり前の時代なので、自分の市場価値を高めたかったからです。。成長市場で新しい事業を次々と展開しているような企業で働けば、自分も成長できるだろうし、早い段階でチャレンジングなポジションにもつけるだろうな、と。一方でベンチャーやスタートアップだと、不安定なイメージもあったので、中規模の会社を探していました。
「そんな会社あるの?」一番イケてる企業がバリュエンスだった
――就活が始まった段階でも、リユース業界は考えていらっしゃらなかった、と。
そうですね。ただ就活エージェントを利用していたので、担当者から紹介された企業は片っ端から受けていました。。そこで初めてバリュエンスを知りました。
ノーマークの業界の企業だったのですが、「私が知る中で一番スピード感が早いし、伸びている会社だよ」と担当者から紹介されて。当時は「そんな会社あるの?」と半信半疑でしたが、とりあえず説明会に参加してみることにしました。
――会社説明を聞いてみて、どんな印象を抱かれましたか?
自分が定めていた3つの軸にマッチする会社だなという印象でした。それに規模感も大きすぎず、小さすぎずで。「なにこれ、一番イケてるやん!」と思って、ここで働きたいなと志望度がぐっと上がりましたね。事業の伸び率や新規事業の話なども聞いて、将来性にワクワクしました。
――それでバリュエンスを第一志望に。
他社の選考にも進んでいましたが、面接の練習はバリュエンスを想定して行っていました。 その甲斐あって、無事内定をいただくことができました。
そこで一度就活は辞めたんですけど、周りから「もう少し続けたほうがいいんじゃない」と言われて再開したこともあって。IT系の企業からも内定をいただき、どちらにいこうか悩んでいました。
――最終的にバリュエンスを選んだ決め手はなんだったのでしょうか?
IT系の企業は、将来のことがなんとなくイメージできました。。一方、バリュエンスはリユース事業だけではなく、アプリ事業やテクノロジー事業、スポーツ事業も手掛けている会社で、さまざまな可能性があるように思えて。
どうせ働くなら想像できないようなことができる面白い会社がよかったので、バリュエンスに入社を決めました。実際入社してみて、想像以上に「イケてる会社だな」と感じています(笑)
――へぇー!どのような点に?
新入社員にもチャンスを与えてくれる部分です。入社後2ヶ月間の本社研修のときに、研修を受ける側ではなく、研修を行う側に立たせてもらったことがありました。大学でSDGsのことを学ぶゼミに入っていて、老人ホームや小学校でSDGsを教える活動をしていたのですが、そのことを人事に話したら「いいじゃん!新人研修でやってよ」と言われて。
それで同期のみんなに向けてSDGsのことを教える研修を実際に行いました。新入社員が教える側に回る研修なんてめったにないじゃないですか。そういう部分が「イケてるな」と感じました。
入社2年目で店長代理に。たくさんあるチャンスを活かして、いずれは新規事業の立ち上げを
――確かに、めったにない貴重な経験ですよね。研修後はどのような業務を担当されていたのでしょうか?
なんぼや新宿店で買取営業の仕事を担当していました。とてもありがたいことに、新宿店は希望の配属先だったんです。研修ではいろいろな店舗を見て回る機会があり新宿店で働いている人たちの雰囲気がとても良くて、さらに結果もしっかり出している店舗でした。
だから人事の方には、新宿店で働きたいと伝えていていました。まさか本当に配属していただけるとは思わなくて、感動しましたね。
――買取営業の経験からどのようなことを学べましたか?
洞察力が身についたかなと思っています。買取営業を行っていると、見たこともない物や日常生活では接することができないようなお客様とたくさん出会えます。多種多様な物に適正な買取価格をつけ、あらゆるお客様に納得して帰っていただくためには、物もお客様もじっくりと観察しなければいけません。
物の状態を隅から隅まで見ること、お客様の一挙手一投足を見ることは、常に意識していました。
――2年目の9月には店長代理に抜擢されたんですよね?
ありがたいことに2022年9月から、東京駅前店の店長代理として働いています。一人店舗なので、接客業務を行いつつ、数値管理や備品管理なども行っています。
接客業務をメインに行っていた1年目は、営業数値を上げることに躍起になっていました。
それにより短期的な視点しか持てず、お客様満足を真に追求できていなかったと思います。
今ではそれは長期的にみるとマイナスになることもあるなと考えられるようになりました。その場限りの接客では、お客様と継続的なつながりを持つことはできないと考えています。
丁寧にお客様に寄り添った接客をすれば、一度目はご売却につながらなかったとしても、二度目はご売却していただけるかもしれないですし、その後何度もご来店いただける可能性があります。そのように店長代理になってからは、お客様との長期的な関係を意識したLTV(ライフタイムバリュー)の向上を考えられるようになりました。
――いずれは店長になりたいと思われていますか?
そうですね。任せてもらえるなら挑戦したいと思っています。自分以外のメンバーがいる店舗でマネジメント経験を積めたら嬉しいですね。
あとは新規事業の立ち上げを行いたいという思いもあります。具体的にどんな事業かは決まっていませんが、世の中に事例の少ないような新規性のあるものに関われたらな、と。
バリュエンスは本当にたくさんのチャンスがある会社なので、どんどん手をあげて挑戦していきたいです。