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旅選びの新しい文化をつくる。バリーズだから味わえる、ツアープロデューサーの仕事の魅力

海外旅行に特化したコミュニティメディア「TabiMUSE」を軸に事業展開しているバリーズ。今回は厳選された旅の達人であるMUSE(ミューズ)と共にユニークでオリジナリティ溢れるツアーを創り上げる、ツアープロデューサーとしての仕事内容や魅力をCEOである野々村 菜美(ののむら・なみ)さんにお聞きしました。

考えたものを形にする面白さ

―― ツアープロデューサーとはどのようなお仕事なのですか?

MUSEたちのニーズをしっかり引き出し、それを一緒にツアーという形にしていくことが1番の役割であり、大切にしていることです。

今は旅行会社さんに催行していただき、TabiMUSEはプロデュースという座組でツアーを作っていますが、今後は旅行業免許の取得を目指し、自分たちで手配して形にするという事業構想を持っています。そして、そのツアーをお客様に届けるところまでがツアープロデューサーの仕事になるんですよ。仕事の幅はとても広くなりますね。

ツアーをつくるのって、すごく楽しい仕事だと思うんです。自分の考えたモノが形になるだけではなく、参加者の方から「楽しかった」と言ってもらえることが、MUSEにとっても私たちにとっても幸せなこと。その声を現場から直接聞くことができますからね。

また、ツアーを企画するだけではなく、実際に海外まで同行する機会もあります。


―― 海外ツアーに同行する際には現地でどのような業務をしているのですか?

参加者のみなさんの取りまとめと、ツアーが円滑に進むために必要なことすべてをやっています。

例えば、行程がスムーズに進むようにタイムキーパーをしたり、参加者の方々の写真撮影をお手伝いしてツアー自体を盛り上げたり。

また、トラブルがあった時に対応することも大事なことです。ハプニングは今のところありませんが、今後海外ならではのアクシデントに遭遇することもあるかと思います。例えばパスポートの紛失。起きてしまったことに対して冷静に素早く対応ができるかどうかはとても大事です。

もちろん、そのような事態が起きないために、事前確認や注意喚起を促すことが重要ですね。


―― ツアープロデューサーとして働く上で大切なことは何ですか?

TabiMUSEでコンテンツを一緒に作ってくださっているMUSEは、50人いたら50人全員に違う色をもっています。

様々な感性をもっているMUSEがつくるツアーだから、もちろん何一つ同じものはなく、それぞれがオリジナリティに溢れています。

ツアープロデューサーに求められることは、その個性であったり、オリジナリティをしっかりと見極めて、一緒に「この人が作ったツアーだったら行きたい!」と思わせられるようなツアーをつくり上げることが大切になってきます。

また、ツアーをプロデュースするMUSEと伴奏し、一緒にワクワクしながら企画を進めることも重要ですね。

―― 過去にあったエピソードを教えてください

過去の具体例でいくと、ツアーの中に組み込みたかったブティックホテルが、旅行会社が提携しておらず、結局オリジナリティに欠ける一般的なホテルになってしまったことがありました。

そこで、「ホテルではなくて、他でもっとオリジナリティを出そうよ」と切り替え、違うところでこだわりを見つける方向に切り替えました。「作りたかったものと違う」という気持ちにならないように、日々心がけが必要です。

「人生を変える旅」を提供し続ける

―― ツアープロデューサーのやりがいは何ですか?

ツアーに参加してくださった方々の感想を直接聞けることですかね。

普通、旅の感想って「有名観光スポットにいけて嬉しかった」「景色が綺麗だった」とかが多いと思うんです。しかし、バリーズが主催するツアーに参加した人の多くが口にする感想は「自分の人生観が変わった」という台詞。

そういったお客様にとって特別な時間をMUSEと一緒につくれることは、やりがいを感じる部分なのではないかと思っています。 

また、自分がつくったものに対してファンになってもらえるのもやりがいですね。そうなると「また早く次のツアーをつくってほしい」という声もいただきます。

次のツアーの開催を報告したら『待ってました!』みたいな感じで盛り上がってくれたり。みんなが「TabiMUSEの次のツアーは何だろう」と期待して待ってくださっているんです。

それに対して企画で応えていけるのはすごくやりがいを感じますね。


―― プロデュースしたツアーの中で印象に残っているものはありますか?

全て印象に残っています(笑)。

私たちがプロデュースするツアーは一般的なツアーとは違い、すごくニッチなテーマでやることが多いです。だからこそ、参加者の熱量はものすごく高いんですよ。

例えばパリのツアーだったら、「エッフェル塔をあらゆる角度から可愛く撮る」というテーマ。タイのバンコクでは、可愛いカフェをひたすらホッピングするという企画にしました。


そんなツアーだからこそ、一つのものに対して同じような熱量をもっている人たちが集まってくるんです。TabiMUSEのツアーの特徴の一つが、ほぼお一人様参加ということ。理由は単に友達と休みが合わないから。ではなく、同じ「好き」を持った人たちを思う存分その世界に浸りたい!といった、仲がいい友人とはまた違った「同じ価値観」って、また別ですよね。

そういう「仲間」を探している方が多く参加していただいています。


―― 同じ熱量をもった人たちが集まる場所になるということは、一生涯の友達とも出会えそうですね

そうなんです。実際に、ツアーで出会った人同士でお茶したり、一緒にイベントに遊びに来てくださることも多いですね。一緒にハワイに行くという報告をいただいたこともあります。

なので、この私たちがつくるツアーに行けば、「また新しい友達や趣味が合う人に会えるかも」といった期待感をもって参加してくれている方が一定います。ここは決定的に一般的なツアーにはない部分だと思いますね。


今までにないオリジナリティ溢れるツアーで、満足度100%にこだわり続ける

―― ツアー開催後、参加者の変化を感じる場面はありましたか?

はい、もちろんです。旅は、人の人生を豊かにすると思っています。実際に参加したメンバーも、参加する前に比べて、すごく輝いているんですよ。

海外で「可愛い」の世界観に浸れたり、素敵な写真が撮れたり、MUSEに勧めてもらったアクセサリーや洋服を買ったり。そういった小さな喜びがいっぱい散りばめられてるツアーだから、みんな帰って来た時はキラキラしているんですよね。

Instagramのフィードも素敵になっていたり、普段の服装が変わったり。ツアープロデューサーは、そんな参加者の変化を間近で見ることで、旅が人に与える影響をダイレクトに感じることが出来ます。

ちなみに、参加者の満足度は現状100%です。これを継続できるよう、一つ一つ丁寧にツアーを作っていきたいです。


―― ツアープロデューサーは今後どのようなことにチャレンジしていきますか?

旅行業界って、なかなかチャレンジしない文化があるんです。例えば、まだ知られていない可愛い街のブティックホテルがあったとします。

でも、実際泊まってみてそのホテルのサービスが行き届いてなかったら、旅行会社の責任になってしまうんです。つまりリスクが大きいため、新規開拓をしないんです。

ずっと同じようなホテルを売り続けている。安心への優先度が高いというのは理解できますが、それだといつまでたっても画一的な旅行商品しか作れません。

でも、私たちは今までの旅行会社にはなかったようなツアーを作る、というのがコンセプトです。そういった新しいスポットの開拓も、どんどんチャレンジしてしていきたいですね。


―― どのようなメンバーに来て欲しいですか?

第一は旅行が大好きな方です。さらに旅行のプランニングが得意で、普段からご自身の旅行でも素敵な旅をするために様々な工夫をされている方はツアープロデューサーというポジションにぴったりですね。

また、明るい性格でコミュニケーション能力が高く、女の子たちを引っ張っていけるようなスキルを持っている方は、仕事を楽しめると思います。

まだまだ語りつくせないツアープロデューサーの魅力がたくさんあるので、新しいオフィスにて、ぜひ直接お話させてください。みなさんとお会いできることを楽しみにしています!

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