こんにちは、元ウーオエンジニアインターン生の林です!
表題の通り、今年の1月末で去年の4月からエンジニアインターン生として働き始めた株式会社ウーオを卒業しました。
卒業の理由としては、2月に修士論文審査会に向けて発表資料や修士論文の執筆で忙しくなり、また3月から内定先で働き始めるため、引越しの準備等で時間が取れなくなってしまったためです。
今回が最後の記事になるので、エンジニアとしてインターンをしてみたいと思っている方向けに、どんなことが学べるのかについて、僕自身のウーオでの経験をもとにお話しできればと思います。
なぜインターンを始めようと思ったのか(振り返り)
詳しくは働き始めたばかりに書いた記事がありますのでそちらをみてみてください。
この記事を振り返ってみると、僕が期待していた
「学生のうちにエンジニアとして働くということ」
「ITの力で課題解決をする実感」
「サービスとして運用するためにどんな技術があり、どのくらいのレベルが必要か」
ということをすべて経験できたと感じています。
「学生のうちにエンジニアとして働くということ」
これは実際に業務に携わる中で、開発の手法やミーティングを通じて、誰をターゲットにどんなものを作るべきか、サービスの使い手にとって何が嬉しくて、何が障壁になっているのかなど、ただ指示されたものを作るのではなく、そもそもなぜこれが必要なのか?をユーザーファーストに考えること、技術はあくまで手段であって目的ではないことなどについてよく考えさせられました。
当初の僕自身のエンジニアのイメージは、与えられた仕様に従い、ガリガリとコードを書きまくるのだと思っていたのですが、ウーオではそんなことはなく、タスクに取り組むときにはその背景をしっかりと共有し、議論を重ねて理解が深まったり、逆に改善点が見出されたり、実際の使い手であるバイヤーチームにプロトタイプを触ってもらって、意見や感想をもらいながら、サービスの使い手と近い場所でアジャイル開発のようにスピード感のある開発を経験することができました。
「ITの力で課題解決をする実感」
これは以下の記事が具体例として挙げられます。
業務の中で、単純作業ながらコストがかかっている部分や、技術によって大幅に業務効率が改善できそうなことを見出し、開発して「とっても作業が楽になった!早くなった!」と言ってもらえることは、エンジニアを目指している僕としてはとても嬉しく、やりがいを感じた瞬間でした。
個人開発は一種の趣味みたいなものだと思っていて、僕自身が使ってみたい技術とサービスを作るという感じですが、使い手の方の課題をダイレクトに解決するという経験はインターン生として働いていたからこそだと感じています。
「サービスとして運用するためにどんな技術があり、どのくらいのレベルが必要か」
多くの企業が汎用的に使っているGitやSlackといったツールの活用、Ruby on Railsを使った自社開発を通じてWebアプリケーションの基礎やコードレビューを通じて留意事項、LinterやCIツールを使ったテストやデプロイの自動化、BIツールを使ったデータの可視化や分析など、インターンを始めていないと触る機会がなかったであろうツールや開発経験をすることができました。
また副次的なことですが、社員のかたや、他のインターン生との繋がりをきっかけに、以下のような様々なイベントに参加するきっかけになり、そこで出会う人たちとの繋がりもできて、そこでも新しい技術とも出会えて、、、といった好循環が生まれました。
最後に
僕は3月から東京で働き始めることが決まりました。
本来学生最後の春休みの期間なのですが、ウーオでのインターンをきっかけに、様々な技術に触れ、仕事やイベントを通じてたくさんの人と出会い、成長していくためには自ら考え、すぐに行動を起こすしかないことを学んだからです。
僕は広島が大好きです。生まれも育ちも、大学院まで長い間広島にいましたが、住みやすく、カープに熱く、街も人も優しく、お好み焼きや牡蠣がおいしく、路面電車で飛び交う広島弁が本当に大好きです。
しかしながら、今の僕では技術的にも人格的にもまだまだ未熟で、僕を育ててくれた広島に恩返しできる力はまだまだ足りていないため、一旦地元を離れて大都会東京で修行してきたいと思います。
一人前のエンジニアになって地元に帰ってきたとき、また広島に温かく迎え入れてもらえるように、
精一杯がんばってきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後に
ウーオの皆さん、こんな未熟な学生を採用してくださって、また技術面や生活面でたくさんのサポートをしていただきありがとうございました!さらに成長した姿をお見せできるように邁進していくので、今後ともよろしくお願いいたします。
以上です!どこかでまた!