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【24卒内々定者インタビューVol.3】私の常識が覆された「衝撃」がUTに決めた理由です

松本 涼花(マツモト スズカ)さん

茨城県出身。筑波大学大学院理工情報生命学術院在籍。趣味は読書やゲーム。
小学校から書道を始め、大学生になっても書道を習い続けています。
最近はホットヨガにもハマって、趣味はすごく多いです(笑)。

インタビュアー:山﨑媛加(ヤマザキヒメカ)。23卒幹部候補生。幹部候補採用担当。
内定者時代のインタビュー記事:https://www.wantedly.com/companies/ut-g/post_articles/439779

学生時代

山﨑:学生生活はどのようなことをしていたんですか?

松本:まず学部1~2年生の時は、授業やサークル、学園祭実行委員で忙しい2年間でしたね。まずは、大学の授業と新生活に慣れることと、学園祭に向けて一生懸命動いた期間だったかなと思います。

山﨑:実行委員もやってたんですね! 実際にやってみてどうでしたか?

松本:そうですね、私は渉外局というところにいました。外部の方とやりとりして、協賛をいただいてきたり。それを通して、ビジネスメールの送り方や目上の方との話し方を身につけられたなと思っています! それだけではなく、学園祭に来てくださった方を案内する案内局にも所属していました。
全ての業務を通じて、部員全員で話し合いながら間違いが起きないように気を付けていました。

山﨑:へぇ~! 色んな部署があるんですね! 3年生以降はどうでしたか?

松本:3~4年生の時は、コロナで何もやる気が起きなかったですね……。

山﨑:コロナ! その時期は直撃でしたよね……。私も当時、大学に行けなくなっていました。

松本:大学もオンライン授業に切り替わったり、サークル活動もできなくなったりと人とのつながりがどんどん薄くなっていました……。自分の感情も「無」になっていった感じでしたね。

山﨑:「無」というのは?

松本:有り余る時間を何に使えばいいんだろうって。モチベーションもかなり下がった時期でした。
でも、当時就職活動は一生懸命頑張っていた覚えがあります!

山﨑:松本さんは、2回就活をされているんですもんね! また後ほど詳しく教えてください。
大学院ではちなみにどんなことを学ばれているんですか?

松本:今私は、サービス工学学位プログラムというプログラムを受講しているんです。第3次産業のサービスは、現場で働く方各々のスキルや接客によって変わるという不確定な要素を含んでいるんですね。なので、販売予測がしにくく現場に任せきりになってしまい、サービスの質にムラが出るという課題がありました。そこに対して工学の視点から見て、第3次産業の売上を増加できないかというものを主に研究しています。

山﨑:「サービス工学」初めて聞きました! 大学院生活はどうでしたか?

松本:サービスの売上を伸ばすプロジェクトなどに参加していて、すごく忙しいです(笑)。
プレゼンの機会も多くて、それに向けてチームで何度も議論もしたりしています。



就活

山﨑:1回目の就活からお聞きしてもいいですか?

松本:当時は、学部3年生の初めから就活をしていました。
ESの書き方も、企業の見つけ方も何も分からない中で、初めて自己分析をして、色んな方に手伝ってもらいながらの試行錯誤でした。

山﨑:そうだったんですね。当時は、どんな業界を見ていたんですか?

松本:教育系の業界を見ていました。当時していた家庭教師のアルバイトの経験が大きかったです。塾に通う子ども達は、ご両親がお金を払ってその環境にいると思うんですよね。世間にはその場が欲しくても与えられない子どももいる中で、学びたいように学べる環境があるにも関わらず、勉強をしたがらない子どもが多かったんです。すごくもったいないなと。

山﨑:うんうん。そこからなぜ教育業界に興味を?

松本:子どもが勉強をやりたがらない理由は、教材が面白いと思えるものではないかもと考えたことが興味を持つきっかけでした。子どもたちが面白いと思える教材を自分で作りたかったんです。

山﨑:なるほど! そこから、就活を辞めたのはなぜだったんですか?

松本:大学院に進学したくなったからですね。

山﨑:それはどうして?

松本:当時私は、教育業界では最大手の企業を第1希望として受けていたんです。その選考中に、自分がやりたいことをどうビジネスにするか聞かれました。でも私は、全く答えられなくて。その時に、自分の理想を実現するためにはビジネスについても理解しないといけないんだって痛感したんです。そんな時、友人から大学院を紹介してもらってビジネスを学びたい想いから進学に切り替えました。

山﨑:そうだったんですね。では、2回目の就活についてもお聞きして良いですか?

松本:はい! 2回目の就活は、1回就活をやっていたこともあって自分で考えて自由に動けていました。

山﨑:2回目の就活軸は何でしたか?

松本:企業理念に共感できるかどうかを1番に挙げていましたね。
会社が目指す方向に自分が同意できないと、どんなに働く環境が良かったとしても自分のやりたいことはここでできるのかなと悩む気がして。やっぱり、子ども達に教材を作りたいっていう思いは大きかったです。

山﨑:逆に2回目の就活だけど、難しかったところや悩んだところはありましたか?

松本:そうですね。当時、同じ大学院の友達は学んだことを活かしてIT業界を見ていたんですね。そこで、自分も同じ業界に行った方が良いのかなと悩んでいました。

山﨑:そこからどう乗り越えたんですか?

松本:やっぱり、企業理念の共感に立ち返りましたね。もちろん、IT業界の説明会にも行ってみたんです。だけど、話を聞いていくうちに自分はもっとその会社で働くことで恩恵を受ける人を身近に感じたかったんだと気付き、それを理念に掲げるところを探すようになりました。



UTの魅力

山﨑:なぜUTを受けようと思ったんですか?

松本:当時登録していた就活サイトで知って、説明会に参加したのがきっかけでした。
今思えば、この説明会がUTに入社しようと思った決め手でした!

山﨑:それはどうしてだったんですか?

松本:説明を聞き始めた時は、全然会社の名前も聞いたことがなくて興味なかったんですね(笑)。でも、企業理念を聞いた瞬間に、ショックを受けたのが大きかったです。

山﨑:ショック……?

松本:はい! この会社がやっていることは、社会貢献性がかなり強いのに利益が出ているっていうところです。「えっそんなことできるの!?」って思って、良い意味でショックを受けました(笑)。

山﨑:私も理念とビジネスの両立は聞いた当初びっくりした記憶があります! そこから、UTの理念と松本さんのやりたいことはどう結びついていったんですか?

松本:私、子ども達へ教材を作りたいの思いが強かったんですが、その中で出会った企業さんがビジネス色をかなり打ち出してくるところに惹かれなくなってしまって、その中でUTのインターンに出会ったんです。

山﨑:「Rebirth」という事業再生の2daysインターンですよね!

松本:そうです! やっていて、すごく楽しくて業務のイメージもクリアになったんです。そして何より、良い意味でショックを受けた部分から、本当にできるんだなって自分の中で納得できたんです。だとしたらこの会社がやっていることは、すごく夢のあることだなって。

山﨑:うんうん。

松本:それに、インターンで出会った仲間もすごく素敵で、 ワークが楽しかったんですよね! UTの人事のみなさんが選んだ方々が働く会社なら、楽しく働けそうだなと思ったことも大きかったです。

山﨑:松本さんが、本当にできるんだと納得できたのはなぜだったんですか?

松本:そうですね。インターンの内容がすごくリアルだったからです。当時は、ビジネス資料や財務諸表などの全てのデータを渡されました。そこからどの情報を使うのか、なども自分たちに任されていて。

山﨑:そうですよね! 他にも印象的だったことはありますか?

松本:インターン後のイベントで、執行役員の方とお話ししたことです。その時の言葉が印象に残っています。当時私は、「決められたことをやるのがつまらないと感じる」ということを相談しました。

そしたら、「インフラのように業界によっては、決められたことをやらなければいけないものもある。UTでは、自分がこうしたらいいんじゃないかって思った時にそれが発言できたりする。自分のやりたいことと仕事で求められていることがマッチしているのかも見るといいよ。」とアドバイスいただきました。それがあったからこそ、業界もさらに絞ることができました。

山﨑:松本さんが、UTに入社してやりたいことは何ですか?

松本:女性が働きやすい仕組み作りに貢献したいと思っています。女性は、結婚や妊娠といったライフイベントの負担は大きいじゃないですか。どんなに仕事を続けようって思っても、休まざるをえなくなる時もあって。女性の負担に対して、私が何かしたいと思っています。

25卒の皆さんに向けてメッセージをください!

松本:自分の人生だから、周りに流されないようにっていうのは大切かなと。私も、大学院の同期が行く業界に行かないといけないのかなって悩んだので。

自分が本当に興味を持ったものが何かを見極めて、10年後も選んでよかったなって感じられる判断をしてほしいなって思います。もし周りに流されて会社を選んだとしたら、他の会社を選んでいたらどうだったのかなって、私は後悔しそうだと思ったんです。

山﨑:「自分がどうしたいか」。これを見つけるのはすごく難しいですが、私も大切にしていました! お話を聞かせていただきありがとうございました!

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