大峯 幸太(オオミネ コウタ)さん
宮崎県宮崎市出身。国際基督教大学教養学部在籍。経営学が専門。地方創生や地域活性化、さらにクラフトビールと経営や経済を絡めた学びを展開中。サウナやカフェ巡り、音楽が好きでギターを弾くことが趣味。写真が好きで、カメラマンとしての顔を持つとか。
インタビュアー:山﨑 媛加(ヤマザキ ヒメカ)さん。高知県出身、日本大学国際関係学部在籍。
山﨑さんの記事:https://www.wantedly.com/companies/ut-g/post_articles/439779
学生時代
大峯:大学では、地方出身の学生向けの支援団体を作りました。そこで自分の価値観が大きく変化したんです。
山﨑:なぜ支援団体を?
大峯:自分自身地方出身のため、都会と地方の格差をなんとかしたいという思いが大きかったです。
僕は地方で暮らしていた時、何不自由なく生活していたんですよね。だけど東京に出てきた時、情報量の多さや圧倒的なチャンス量を実感したんです。
その一方で、都心にはないけど地方にはあるものにも気付きました。例えば東京から地元に帰省した時、自然の美しさや人の温かさといった自分が暮らしていた時には気付かなかった地方の良さを実感しました。
要するに、地方の良い側面しつつ、都会との格差に何らかのアプローチをしたいという思いが原点ですね。
山﨑:私も地方出身なので共感します…。でも、なぜ価値観が変化したんですか?
大峯:この学生団体の社会人との出会いです。
当時僕は、大学って何のために行くんだろうと思っていました。
実は大学進学を決めるときも、大学に行く目的が分からず、入学してから専門学問が選べることから現在在籍している大学を選びました。大学進学後は、留学やビジコンへも挑戦したのですが、その目的が見えませんでした。
山﨑:多くの人が「皆行ってるから」で進む所を立ち止まったんですね。
大峯:はい! しかし、団体を通じて出会った社会人の方が、大学生の時にしかできないことがあると伝えてくれました。「今」しかできないことをとことんやろうと価値観を変えられましたね。
目的を考えることももちろん大切だけど、「今」を大切にとことん向き合うようになりました。
就活
大峯:実は僕は2回就活をしています。
1回目の時は、大手に就職したいなとなんとなく就活していました。
でも、内定も頂いた4年生の4月、何のために会社に行くのか分からなくなったんです。
山﨑:私も同じ壁にぶつかりました…。
大峯:その瞬間、ネームバリューではなく自分の本当にやりたいことを軸として就活をしたいと思いました。休学を決断したんですよね。
山﨑:私も同じ状況でした…。大きな決断だと思うのですが、休学中何か変化はありましたか?
大峯:はい! 自分の価値観が明確になりました。困っている人に価値を届け、真正面から向き合ってくれる人と働きたいと分かったんです。
大峯:休学中、カメラマンやメディア立上げに挑戦し、毎日日記を書いて、自分は何がしたいのか考え抜いたんです。すると、自分はこれまで一貫して誰かのために動き、それに喜びを感じていたと気付きました。やりたいことが分からなかったのは、圧倒的な経験不足だったとも気付きました。
山﨑:大きな変化ですね! 2回目の就活はどうでしたか?
大峯:就活再開後は、軸ができてすごく楽しかったです! 休学時の気付きを活かし、2か月で30~40社も受けました。
山﨑:えっ! そんなに!?
大峯:そうなんです(笑) 自分の軸に合った会社に出会うためには、たくさんの会社を受けることが一番の近道かなと。
山﨑:当時の軸は何でしたか?
大峯:3つです。会社の理念と自分の大切にしたい価値観との一致、自分が働きたいと思う人がいるか、成長環境があるかです。1回目の就活とは大きく変わりました。そこで出会えたのがUTだったんです。
UTの魅力
大峯:UTの決め手は、主に3つです。
1つ目は、自分が働きたいと思う人がいたことです。オフィスも見学させていただき、UTで働く方とたくさんお会いしました。皆さん僕に真正面から向き合ってくれるんです。
幹部候補の先輩である佐野さんとも面談したのですが、複数内定を頂き進路を悩む僕に「本当にやりたいことができる会社に進みな」と背中を押して下さいました。
山﨑:「本当にやりたいことを」というアドバイス、本当に向き合ってくださっているからこそですよね。
大峯:はい! 皆さんと働きたいと思いました。
山﨑:私もUTに決めたのは、「人」の観点が大きいので共感します!
大峯:2つ目は、UTの理念への共感ですね。僕は、「働きたいけど働けない」人に価値を届けたいんです。
初めて新宿駅でホームレス状態の方を目にしたとき、働けない方がいる現実がショックでした。と同時にこの方々に、ビジネスを通してチャンスを提供したいと思ったんです。
山﨑:私も初めて見たとき衝撃でした…。
大峯:技術職の方にその人らしい働き方を提供しているUTの在り方に共感しましたね。
3つ目は、成長環境です。
山﨑:大峯さんにとって「成長」とは何ですか?
大峯:事業の中心となり立上げ実行することです。
カメラマンとして個人で仕事をしていた時は、届けられる人数が少なかったんです。だからこそ、大きな組織で事業を回し、多くの人に価値を届けたいです。UTでなら成長できると感じました。
山﨑:それはなぜだったんですか?
大峯:1~3年目であっても、大きなことをどんどん任せてもらえるからです。この環境は、他社と比較して圧倒的でしたね。
入社後は?
山﨑:今後UTの幹部候補として、チャレンジしていきたいことを具体的にお聞きしたいです!
大峯:そうですね。UTで売り上げを伸ばしていくことや事業をより成長させられるよう、自分の能力やスキルをさらにレベルアップさせたいですね。
山﨑:その原動力は、何が大きいですか? 大峯さんが価値を届けたいと思っている方の存在でしょうか?
大峯:そうですね! 働きたいのに働けない方がいる状況が、僕はすごく苦しいんです。
だからこそ、この方々が働くことでチャンスが生まれるのであれば、どんどん自分がそのチャンスを創り出していきたいです。
山﨑:まさにUTのミッションである「はたらく力で、イキイキをつくる。」に共通しますね。
大峯:僕が実際に事業を回すことを通じて、社会に価値を還元していきたいと思っています!
山﨑:私も聞きながらわくわくしてきました! これまでは、幹部候補としてやりたいことをお聞きしたんですが、逆に入社してからの不安はありますか? それをどう乗り越えていくかなどお聞きしたいです!
大峯:もちろん実際に入社し、自分ができることに気付くこともあれば、できない壁にぶつかることもあると思います。しかし、そういったものも全て経験していくことが僕の成長には必要だと思っています。
組織だからこそできることに挑戦していきたいです!
山﨑:そうですね! すごく刺激になります。私もその姿勢学びます!
インタビューを終えて
↑ インタビュアーの山﨑さん
山崎:すごく優しい雰囲気の方ですが、インタビューを通じて、内に秘める熱い思いに沢山の刺激をもらいました。
例えば、「皆がしているから」という理由で大学生活も就活もそのままにせず、休学というアクションを起こす。このような常に自分を見つめ、少しでも感じた違和感をそのままにせず向き合う強さを感じました。
さらに、行動しながらその違和感に向き合っていく姿勢も、私も学ばせていただこうと思います。考えたから見えてくるのではなく、考え動いたからこそ見えてきた自分の価値観なんだろうなと感じました。
大峯さんは、私には無い考え方や視点を持っていると同時に、「人」への思いが共通していました。「誰かのために何かしたい、変えたい」このような同じ思いを持つ仲間に出会えたことが嬉しいです。
これから同期として、ともに幹部を目指し切磋琢磨できればと思います。