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祖父の背中に憧れて。

はじめまして。株式会社USENで「REACH STOCK」をやっている福田です。

友達から「最近何やってるの?」と聞かれたら、とりあえず「美味しい物の近くにいるよ」って答えています。

もともと店舗向けのBGMやグルメサイト、iPadレジの営業を行っていたのですが、

丁度一年前、社内のベンチャー制度で立ち上がった「REACH STOCK」の事を知りました。

一年そこらのど新人でしたが、勢いで社内公募に応募し、現在に至ります。




応募したワケ

私の祖父母は今も徳島で農家を営んでいます。

幼少期の夏休みは祖父母の家に行き、手伝いをしていたのかはたまた邪魔をしていたのか、

とにかく朝から晩まで祖父母の後ろをついて回り土にまみれていました。



のどが乾いたらそこに生っているトマトを食べ、疲れたら見上げて梨を食べ。

仕事でありながら、人間そのものの”生”活に寄り添っている姿は幼い私の記憶に刷り込まれ、

その姿への尊敬と憧れが現在に繋がっているのだと思います。


REACH STOCKとは

REACH STOCKは生産者様にフォーカスした、生産者様ありきのサービスです。

「じいちゃんの作る梨が一番おいしい」

そう信じられるのは作っている人の思いを知っているから。

いま一次生産者様や”産直ビジネス”が抱える問題と丁寧に向き合いながら、

その思いを飲食店様とその先にいるお客様まで伝える事。

おいしい+αの幸せを感じられる、そんなサービスを作っていきたいと思っています。




作り手から作り手へ。

”廃棄”

食べものを扱う業界では避けることは出来ない言葉です。


全国有数のホヤ産地である宮城県では生産量の大半をお隣韓国に輸出していましたが、

6年前の東日本大震災の影響で宮城を含む8県の水産物が輸入禁止となりました。

長い期間試行錯誤を重ねて育て上げたホヤですが、余剰生産となってしまったホヤは廃棄の道を選ぶ以外なく、

昨年廃棄したその量は約8,000トン。途方もない数字です。


そんな中、ホヤを取り巻く現状を知ったシェフが国内消費拡大のために一肌ぬごう!と

メニューを考案してくださる事となりました。


「ホヤと板チョコも一緒に食べてみたんだよね~」と開口一番語るシェフ。

あらゆる食材との可能性を考えた末の試作品の数々は、ホヤってこの料理をする為にあるのでは?と思うほど。

特に、ホヤ独特の香りとハーブとの相性がとても良く、びっくりしました。

(写真はトム・ヤム・ホヤ)


レストランメニューだけでなく、家庭でできる簡単ホヤ料理もあわせて試作してくださりました。

”ホーヤチャンプルー” や ”ホヤですよ”(ごはんですよ入の為)はネーミングも可愛く、一般受けも良さそうです。

最後に出てきたホヤの冷汁は昨日一の絶品でした。





作り手から第二の作り手へ、新たな価値がまた一つ。

そんなプロの光景を目で耳で肌で舌で、本当に間近に感じることができるのもREACH STOCKならではです。

株式会社USEN-NEXT HOLDINGSでは一緒に働く仲間を募集しています
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