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【Fringe81: 0年目の野望】京大4回生が来年まで待ちきれず、1年早く社会人になった3つの理由

Fringe81で活躍する新卒0年目の野望に迫る本特集。
今回は、2019年卒で京都大学に所属しながらも、Uniposのカスタマーサクセスとして活躍する高野さんに、インタビューしました。

大学時代どんな思いで、どんなことをやっていた?

学生時代は、バーテンダーとして、「目の前にいる相手に、今提供できる最高の価値はなにか」を考えながら、お客様にお酒を作っていました。バーのアルバイトを始めて間も無く、バーテンダーの先輩がこんなことを話してくれました。

「メニューのお酒をただ提供するって面白くないでしょ。だから僕は、お酒の味や意味を考えて、お客様の気分やシチュエーションに合ったものを出すようにしている。」

この言葉を聞いてからは、ただのアルバイトの時間がワクワクする時間に変わりました。メニューを並べて選んでもらうことは簡単ですが、お客様が体験し得る100%の喜びを提供することは難しい。努力や工夫で100%に近い価値を提供できるなら、私も100%の価値を提供したい。

例えば、「甘いお酒が欲しい。」という言葉にある「甘さ」が表すものは、人によって全く異なりますよね。だから、ご要望をさらに詳しくヒアリングすることで、お客様のイメージと合致した、時には想像を超える価値提供ができる。こうした工夫を繰り返しながら、お客様から「美味しい!ありがとう!」と言われた時は喜びもひとしおでした。

就職活動を始めたきっかけは?始めてみてどの様に感じた?

「3年の5月から就活が始まるらしい。」そんな噂を聞いて、周りと一緒に動き始めた平凡な就活生でした。ただ当初から、「皆と一緒に適当な企業に入って、それなりに働いて結婚して…はつまらん!その場でできる最高の価値提供をしない環境には行きたくない!」と発信していて、周りから見たら「トガッてる奴」だったと思います(笑)。周りが何を言おうと、私が納得できないものは嫌。絶対続かないし、ワクワクできない。そんな調子で、「自分が共感できる価値観を体現する環境を見つけよう。」と色々な企業を探していました。

就活をして思ったことは、「皆もっと自分の経験で、思いや価値観をぶつけたら良いのに。」でした。もちろん価値観の合致が就活における全てではないですが。団体での役職、留学・ボランティア経験は自分の価値観を相手にぶつける手段でしかないと思っています。だから、「代表」じゃなくて「合宿係」で良いんです。実際に私は就活中一度も「代表になった」ことはありません。自分の経験でなければ、自分の価値観を伝えられないから。「代表の方がウケが良いからそう言おう。」「海外ボランティアに行っていた方がポイントが高いらしい。」そんなコトありきの「就活攻略法」なんて無くなって、皆自分をさらけ出せるようになれば良いと思っています。



なぜFringe81に決断し、1年早く入社したのか?

Fringe81ならお客様に最高の価値を提供できる、私の理想の働き方を実現できると思ったことが一番の理由です。

私は、「最高の価値を提供することに妥協せず、価値提供のために全方向から意見が飛び合う環境」を探していました。改善し得るのに行動しないことはもどかしかったのです。そんな中、初めて参加したサマージョブ(インターン)のメンターの方が、「たかが」インターンのアウトプットに全力でフィードバックをしてくれて、最善(最高)の価値を出すことに本気の姿勢だったことが大きな衝撃でした。他のインターンで感じた熱とは比べ物にならないのです。ジョブだからと頑張ってできるレベルじゃない、この姿勢はゼロから作ったものではないと感じました。

また、ワクワクできると思ったことも理由の一つです。私は結構な飽き性で、かつ「今自分が楽しいか」を重要視する傾向にあります。スピード感、社員の方々の真剣な姿、会社としての思想、すべてが私にとってはワクワクでした。毎日がワクワクで、楽しい。社員の方々と話す中で、そんな環境はここしかないと思いました。

1年早く入社したのは、ワクワクできる環境に早く飛び込みたかったからです。授業もほぼないので、アルバイト先と自宅を往復し卒業を待つだけの生活を想像したら、耐えきれませんでした。ワクワクできる時間が圧倒的に少ない!と思い、毎日ずっとワクワクできるFringe81での生活を選びました。

Fringe81で今何をやっているのか?

Fringe81の子会社、Unipos株式会社でカスタマーサクセスをしています。お客様の疑問や要望に応えるだけでなく、お客様の課題解決のための施策を能動的に提案することもCSの役目です。その中での私の主な業務は、お客様の疑問をいち早く解消しUniposを十分に使っていただくこと、お客様の本質的欲求をヒアリングし、他チームに伝えたり解決策を考えることです。

「どうすれば少ない手数で疑問を解消できるか」、「お客様が本当に困っていることは何で、どうすれば解決できるのか」を日々考えながらお客様の声に向き合っています。これはバーのアルバイトに通ずるものがありますね。「◯◯という機能が欲しい。」というお問い合わせには、機能要望の背景に「解決してほしい課題」があるはずです。そして、その課題を解決するために必要なのは、必ずしも「◯◯という機能」ではないかもしれません。お客様の言葉の背景にあるご要望をしっかりとヒアリングして、時にはエンジニアも巻き込みながら、チーム全体で100%あるいは120%の価値を提供できるようにすることが私の使命です。



高野さんの野望は?

目の前にいる人を最高にハッピーにさせる「何か」を自分で作ることです。その「何か」はお店なのか、事業なのか、製品なのか、まだはっきりとは決まっていません。私にはその「何か」が何であるかはそんなに重要ではないのかもしれません。ただ、私のしたことで相手がハッピーになり、笑顔で「ありがとう!」と言ってくれることが大きな原動力になるのです。私は、幸せを提供した側も幸せになると信じています。そんな力が連鎖して、世界中が幸せで溢れたら最高じゃないですか!

目の前の相手を最高にハッピーにさせるために、最高の価値を提供したい。自分なりのやり方を見つけ、それに必要なスキルを身につけるために、まずは今できる最高の価値提供をして少しでも多くのハッピーを生み出していきたいです。


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