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バックオフィスらしくないバックオフィスチームが、Fringe81の未来を創る

現在の職務 - 「攻めの管理部」という表現に対する違和感

​ 経理・財務・法務・労務・総務...といったいわゆるバックオフィス業務は、大企業においてはそれぞれの専門部隊があってプロフェッショナルとして職務を遂行するのが通常の形です。一方ベンチャーにおいては、得てして人数の制限もありこうした業務を掛け持ちし、マルチタスクで会社を支えていくのが通常の姿かと思います。 ここ数年、いわゆるベンチャーの世界とは異なる分野から、ベンチャー、特に管理部門に参画するケースが急速に増えていると感じます。私自身、Fringe81に参画する直前は金融機関に勤めていましたし、そこからベンチャーに来る酔狂な人間などいないと思っていましたが、来てみると意外といるなというのが偽らざる感想です。そして、私も含めこうした新規参入組は、それまでのキャリアを活かし一味違う管理部門を確立しようと日々試行錯誤を重ねており、時として(とかく保守的と取られがちな管理部門のステレオタイプに比して)「攻め」の管理部門を標榜するケースが散見されるように思います。私自身も1年ほど前までその例外ではありませんでした。 今の私は更に違う像を求めています。「攻め」とは攻めと守りの色分けが存在するから成り立つ表現であって、あまりに踏み込む領域が多岐にわたると、「攻め」という動作の個別性すら茫洋としてきて、結果として「攻めの管理部」という概念自体に違和感を感じているのです。おそらくこれはベンチャーの立ち上げ期、それこそ社員数が10人あるかないかくらいの時期に、管理”担当”はあれど管理部は存在せず、攻めも守りもなく実態として全員攻めて全員守っているという状況にむしろ近いように思います。これを、Fringe81は100名を超える組織でやっているのです。 私自身、営業会議に出たり(これは私の正式なミッションです)、時にはデータサイエンスの勉強会で議論を交わしたり、手を動かしてIoTの世界を確かめたりしています。いわゆる管理業務はきちんと遂行したうえでいかにコミュニティを創っていけるか、よってもって地球の未来を創っていけるかを考えると、攻めという表現で視覚狭窄に陥りたくないと考えているのです。今後もFringe81は、管理部門に限らずこうしたオーバーラップがそこらじゅうで起こっている会社であるべきだと考えていますし、それを牽引していければと考えています。 ​

Fringe81株式会社に入るまで

​ Fringe81に入るまでは、ベンチャーの「ベ」の字もないキャリアを歩んできました。新卒で戦略系コンサルティングファームに参画し、在職中に産業再生機構という本邦経営史に残る挑戦に関わる僥倖を得ました。企業再生の現場において、いわゆる経営戦略のみならずオペレーション、マーケティング等様々なスキルが求められる中、呻吟しながらも乗り切った経験が、攻めと守りを兼ね備え変幻自在に組織を作っていく今の理想像の原型となっているのかもしれません。 その後金融の道に転じ、コンサルティングとは異なるプレイスタイルを身体に叩きこみ、MBA留学という他流試合で腕前を試し相応の手応えを得た後、外資系投資銀行で働いていたところを、コンサルティングファーム時代の同僚であった現Fringe81社長の田中に誘われ、Fringe81に参画しました。 ​

Fringe81株式会社について

​ 「会社は経営者の器以上に大きくならない」という有名な格言がありますが、そもそも「器」の指すもの自体判然としません。会社の事業領域を明確に定めそれを経営者に重ねたものを経営者の「器」とするならば、会社の大きさは事業領域という動かしがたい境界線の中に押し込まれます。Fringe81は、「Fringe81は○○の会社」という単純な規定を受け入れません。Fringe81のテクノロジーに対する考え方で私達が示している通り、Fringe81の創るものは言葉で規定されていないのです。 http://www.fringe81.com/tech/ では、何がFringe81の人々をつなぎとめるのか?これについては弊社代表の田中が明快な説明をしています。Fringe81においては、事業でなくビジョン/カルチャー主導で会社を作っていくという宣言です。 http://www.fringe81.com/blog/?p=1994 これであれば事業領域という「たが」をかけることがなく、会社の器は限りなく大きくすることができます。こうした成長余地がそこここにある中で、いかに攻め/守りの境界をなくしていくかが私自身の挑戦であり、会社中にこの理念を浸透させるのが会社を挙げての挑戦だと考えています。 ​ ​

これから

​ Fringe81はまだまだ進化していきます。私たちは、「Fringe81は○○の会社である」と言語化できることを求めず、理念の照らす道筋に従っていかに地球の未来を創れるかを考える仲間を求めています。 こうした仲間が、己のクリエイティビティを最大限に発揮して、社会的な課題を解決できるイノベーションの震源地を生み出していくことに、バックオフィスとして後ろから支えるのでなく完全な当事者として関わっていきたいというのが私の目標です。 ​ わかりにくい会社かも知れませんが、心に響くものがある方はぜひFringe81にご応募ください。お待ちしております!

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