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新入社員が中心となり、初めて挑戦したプロジェクト。星降るイルミネーション実現の裏側

こんにちは。コーポレートスタッフの中村です。

12月になり、イルミネーションを目にする機会も増えてきたのではないでしょうか。ユニキャストは茨城県の日立市に拠点を置いていますが、毎年この時期になると日立シビックセンターでとても綺麗なイルミネーションが見られます。

■日立シビックセンターイルミネーション

Hitachi Starlight Illumination 2022~ヒカリウタ~

今年はユニキャストもこちらのプロジェクトに参加させていただきました。

そこで今回はイルミネーションのプロジェクトについて、マネージャーの鈴木さんと営業部のリンさんにインタビューを行いました。

鈴木さん:異業種からキャリア入社をしたスタッフで、現在は主にマネジメントを担当
リンさん:インターンを経て入社したベトナム人の新入社員。主にロボット関係の業務を行う

ぜひ最後までご覧ください。

会社としても前例のないイルミネーションプロジェクト

ーー今日はよろしくお願いします。今回のプロジェクトでは、ユニキャストはメインツリーと上空のライトの点灯プログラム作成を担当したんですよね。イルミネーションのプロジェクトは初めてでしたか?

鈴木:はい。ご縁があって、シビックセンター様よりお声がけいただきました。初めてのことで不安もありましたが、イルミネーションの製造や販売を専門とする会社様からご協力いただけたので非常に助かりました。

機材を購入したり、電球の点灯方法をご教示いただいたり…毎日のようにやり取りをして、かなりサポートしていただきました。

       ▲プロジェクトメンバー 左から 梶さん(営業部)、リンさん、鈴木さん

ーーなるほど。そういった会社様にご協力いただけたのは心強いですね。プロジェクトを進める中で、お二人の役割分担としてはどのような感じでしたか?

鈴木:点灯プログラムに関しては彼女が全部やりました。私はマネジメントですかね。予定の確認や現地でのコミュニケーションなどをしていました。

リン:私は点灯プログラムの作成、関係者の方々へのご連絡、電気屋さんにお見せする資料の作成をしました。あとは、ユニキャストではプログラム作成だけでなく配線も行いました。

ーーリンさんは普段、営業アシスタントやカスタマーサポートのようなお仕事をされていますが、自分が今回のプロジェクトを担当すると聞いた時はどう思いましたか?

リン:プロジェクトのこと自体は営業の梶さんから聞いていましたが、自分が担当になるとは思っていなかったので本当にびっくりしました。でも亮太さん(=鈴木)が一緒だと聞いて少し安心しました。

私が中心になるプロジェクトは初めてで、やり始めてからもずっと心配だったんです。初めて自分からお客様に電話をしたり、メールでも今までとは違う内容のやりとりをしたりと色々なことに挑戦しました。点灯式の前日はドキドキしてあまりよく眠れませんでしたね。

華やかな光の裏にあった地道な作業。点灯プログラム作成の過程

ーーメインのお仕事となる点灯プログラムの作成はどのように行っていたのでしょうか。

リン:プログラムと言ってはいますが、コーディングはしていません。ツールの見た目は動画編集ソフトのような感じです。

手順としてはまず、デザインを元にメインツリーと各ストリングライト(ひもに細かいライトがついているもの)の並びを決めます。次にそれぞれの電球にアドレスを振り、デザインを実現できるように色とエフェクトの組み合わせを考え、設定していきました。

鈴木:光が上から流れるようにとか、広がっていくようにとかのイメージを形にするために、多くのパターンを試して最も違和感がない形で繋げていったんです。

                   ▲ストリングライト

ーーそれはとても時間がかかりそうな作業です。お二人がそれぞれ特に大変だったことは何ですか?

リン:やはりデザイナーさんのデザイン通りに点灯させることです。デザインではメインツリーから上がっていった光が上空のライトに広がっていくというものが多かったのですが、メインツリーと上空のライトは別々にプログラムを組む必要がありました。

そのため何度もプレビューを再生して、秒単位でタイミングを調整するという作業があって。時間を要するという意味で大変でしたね。ですが、イルミネーション製造専門会社様のサポートもあり、やり遂げることができました。

                  ▲点灯プログラムの作成

あとは機材の設置も大変でした。最初に資料をいただいた時は専門用語も多く、知識がない私ではなかなかわからなかったのですが、プログラムを作成していくうちに理解していくことができました。

鈴木:機材のトラブルはありましたね。大変という話ではありませんが、リンさんの仕事にあまり口を出さないことは意識していました。今回のプロジェクトは彼女が中心になるというのは決めていたので。もちろん心配もしていましたが、できる限りは自分でやってもらうようにしていました。

新しいことを多く学んだ。点灯式を終えて、今二人が思うこと

ーーできる限り自分で、というのはリンさん自身の成長のためということですね。

リン:今回亮太さんと一緒にプロジェクトをさせていただいて、とても勉強になりました。私は言われたことに一生懸命取り組むことはできますが、自分がやれる範囲を判断できていなかったんです。亮太さんがお客様とお話ししているのを見て、お客様のご要望を受け止めつつスコープを調整していくことを学びました。

お客様が知りたいことを自分が上手く理解できなかった時は一緒にヒアリングをしていただきましたし、作業を効率的に進める案もたくさん出していただきました。現地での対応を見て改めてすごいと感じました。

ーー今回のプロジェクトを通して、今後に活かしたいと思うことは何でしょうか。

リン:時間の管理です。今回はこれまでと少し違い、作業に使える時間に制限があったのですが、あまりそこを意識できなかったなと。

鈴木:やはり進むにつれて時間の余裕が減ってはいたので、リンさんに使える残り時間を伝え、各作業に対する時間配分を調整していきました。

リン:最初はそこまで時間に気を付けていなかったので、マニュアルの作成等に結構時間をかけていました。後になって、マニュアルより点灯プログラムにもっと時間を使ってもよかったと思いましたね。

ーー私も点灯式に行ってイルミネーションを見ました。とても綺麗でした!当日イルミネーションを見てどうでしたか?

鈴木:泣きそうになりました。

リン:私は普段SNS投稿をしないのですが、記念に写真を撮って3~4年ぶりにSNSでシェアしました。他の人にも見てもらいたくなったんです。

ーー最後に、プロジェクトを終えてお互いに思うことを聞かせてください。

鈴木:リンさんは今回のプロジェクトを通して、関係者との調整、プロジェクトの進行、何を優先すべきかの判断…など、様々な面でとても成長してくれました。 色々なことができるようになったと思います。

リン:さすがマネージャーと何度も思いました!たくさん勉強させていただきました。

ーーお二人とも、ご対応ありがとうございました!

イルミネーションは2023年1月9日まで点灯予定です。次々と色が変わり、光が流れていく様子が本当に素敵ですので、ぜひご覧ください!

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