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【リモートワーク社員インタビュー】完全オンラインだからこそ、一体感を大切に。多種多様なクリエイティブ業務をフルリモートで担うチームリーダーの想い

デザインを通して、クライアントのグロースハックに貢献

ーーこれまでのキャリアについて教えてください。

子どものころから絵を描くことやモノづくりが好きだったので、地元北海道の大学の美術学科に進学したことが、クリエイティブとしての私のスタート地点です。卒業後は東京の広告制作会社でグラフィック中心のデザイナーとして勤務しました。その後、札幌に戻って転職した会社でWebデザインを担当するようになり、HTML/CSSのコーディングスキルを磨いていきました。

とても楽しく仕事をしていた時期だったのですが、ちょうどその頃に出産・育児というライフステージの大きな変化を迎え、その会社を一旦退職しました。2年ほどのブランクの後、2016年に関連会社に転職したタイミングで、子育てと仕事の両立方法を模索し、在宅勤務にスイッチ。2018年に前職の会社とUNCOVER TRUTHが合併して以降も、現在までずっとフルリモート勤務を続けています。

Webマーケティングに携わる機会が増えてきたのは、ちょうど在宅勤務を始める前後くらいからでしたね。ABテスト業務を中心に、クライアントのグロースハックを担うデザイナーとして経験を積んできました。

事業の変化とともに、新たなクリエイティブ業務を任される

ーー入社からこれまで、どんな業務を経験してきたのでしょうか?

最初は、CRO領域のWebサイト改善において、ABテスト用のデザイン・コーディング業務をメインに担当していました。

2019年にクリエイティブチームのリーダーになってからは、外部パートナー企業に委託している制作物の進行管理やクオリティチェック、メンバー育成などのマネジメント業務の比重が増えてきました。

2020年からは、当社の事業の変化とともに、クリエイティブ領域でも新規の業務が増えています。最近では、コーポレートサイトの一部リニューアルでUIデザインとコーディングに携わりました。

また、当社の新規プロダクトである、ターゲットユーザー自動抽出AIエンジン『CRAiM(クレイム)』のロゴデザインも手掛けました。

その他、社内の業務効率化の仕組みづくりにも携わったり、新入社員の育成をサポートしたりと、クライアントワーク以外にも現在の業務は多岐に渡っています。

ーー新サービスのロゴデザインは初挑戦だったそうですが、やってみてどうでしたか?

以前から、ブランディング領域に関わっていきたいと考えてきたので、非常にやりがいを感じました。1人のインハウスデザイナーがロゴデザインを最初から最後まで任せてもらえる機会は、決して多くありません。「絶対にサービスに相応しいロゴを創り出そう」という意気込みを持って、全力で取り組みました。

CEOの石川に『CRAiM』の開発背景やコンセプト、機能についてのヒアリングを重ね、複数のパターンを考案し、調整しながら完成させていく――デザイン過程のすべてが、本当に勉強になりましたし、とても貴重な経験ができたと思います。

限られた時間で最大限の相互理解を。オンラインだからこその創意工夫

ーーリモートワーク上、社内外とのコミュニケーションで意識していることはありますか?

一番意識しているのは、日常的に細かくコミュニケーションを取ることです。毎朝15分程度チームミーティングを実施し、当日の業務内容に加えて業務上の課題や不安要素などを発信・共有し、解決に向けた話し合いをしています。

さらに、外部パートナー企業とも業務以外のコミュニケーションをベースにしたミーティングを月1回設け、お互いの理解を深める機会も作っています。

具体的なデザインに関する打ち合わせにおいては、「限られた時間を最大限に活用する」意識も欠かせません。共有する資料や話の流れなどしっかり事前準備をして臨んでいます。また話し合いの最初には必ず「ゴールの共有」を行って、目的を明確化するように心がけています。

オンラインミーティング特有の「言葉の温度感が伝わりにくく、双方の認識に齟齬が起きやすい」点にも気を配っています。その場で会話内容をGoogleドキュメントなどに記録して共有し、見える化して確認しながら進めることもあります。

ーーリアルで顔を合わせられない環境だからこそ、色々工夫してきたのですね。

そうですね。トライ&エラーを繰り返しながら、最適な方法を考えてきました。直接会えないことで相手との距離感を上手く掴めず、悩んだことも過去にはありましたが、だからこそ、対話の大切さに気づいた面もあります。

現在では、何となくズレや違和感を覚えたり、少しでも不安に感じることがあれば、本音でとことん話し合うようにしています。

ーー2020年はコロナの影響で全社的にリモートワークを導入するという大きな変化がありましたが、金谷さんにとっても何か変化がありましたか?

社内メンバーとの関わり方に大きな変化がありました。以前は、オンラインで会話するのはチームメンバーや業務上の関係者に限定されていたのですが、今年はこれまでに仕事ではご一緒したことがない、他部署のメンバーとも交流が増えましたね。

リーダーミーティングがオンラインで実施されるようになったので、私もリアルタイムで参加できるようになったのは嬉しかったです。他のリーダーが取り組んでいることや挑戦している様子を直に感じ取れるので「私ももっと頑張ろう!」と、毎回刺激をもらっています。

また、新卒入社メンバーの育成に関わったのも、意義深い経験でした。「全員で新しいメンバーをバックアップしていこう!」と一丸になれた感覚がありました。

ーーUNCOVER TRUTHでの働き方には、どんな魅力を感じていますか?

やはり、子育てとの両立がしやすいフルリモート勤務のメリットは計り知れません。また、単純に在宅で働けるという点だけではなく、マネージャー層が子育て中の状況に理解があるのもありがたいです。子どもの事情で始業が遅れたり、急に休まなければならない場合も臨機応変に対応してくださり、とても心強いです。

現在の当社では、ワーキングマザーは私1人ですが、若手の女性が多いので、これからライフステージが変わる人も増えていくでしょう。経験者として、少しでも彼女たちの役に立てればと思っています。

ーー金谷さんの仕事への姿勢や、会社への貢献に信頼を寄せているからこそ、周囲もサポートを惜しまない。そのことが、これからの働きやすい環境づくりにつながっていく。良い流れが生まれていますよね。

新しい仕事への挑戦を続け、デザインの価値を発揮したい

ーー今後の目標について聞かせてください。

新卒入社メンバーの育成を通して、成長を支えることの大切さを実感し、社内に「スキルアップの仕組み」を作って貢献したいと思うようになりました。

今考えているアイデアの1つが、自社コーポレートサイトを活用して、Web改善ノウハウの学習機会を提供することです。Webサイト改善の一連の流れを、自社サイトを使って試行できたら、大きな学びが得られると思います。

ABテストをデザイン・コーディング・解析まで一通り実施してみることで、「マーケティングでグロースハックするとはどういうことか」を体感できるコンテンツにしたいです。

事業も組織も大きく変化していく中、新しい仕事に挑戦する機会がこの半年で大きく増えてきました。今後もチャレンジし続けることを厭わず、デザイナーとして成長し、より大きな価値を生み出していきたいと思っています。

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